拡散と集合
普段私たちは、安全な距離で人と接しています。
と、私は説明しました。
これは、子供たちには難しかったようです。
大学生にも難しかったかもしれません。
つまり普段は、お互いが傷つかない距離をもって
会話を交わしているのですが
これではドラマにならないのです。
ここで、キーワードとなるのが
拡散と集合です。
二人だけの会話で、お互いの距離をどうとるのか
というのは、難しいし子供たちの演技ではほとんど必要とされません。
子供の芝居では、感情をうまく表現しているよりも
状態を表現していることのほうがおおいのです。
「おなかがすいたなあ」
「ぺこぺこだよ」
ここでは舞台上に拡散しているほうがいいでしょう。
「明かりが見える」
「どこ、どこ」
みんなが一箇所に積み重なるように集まる。
絵が見えましたか?
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