不祥事をなくし、不正を正し、争議の全面解決こそが「明治」の将来が展望できる
2013年の闘いが本格的に各方面で始動し、明治乳業争議団も、1月3日浅野社長宅に新年のご挨拶に訪問し、浅野社長と奥様にお会いすることが出来ました。この春先には全国都労委事件の命令が交付される局面を迎え、浅野社長の「ご英断」をお願いしました。
これまで行ってきました(株)明治本社~みずほ銀行京橋支店~明治HD前での宣伝は午前8時から12時の時間帯で行ってきましたが、年明けての1月からは、午後1時から6時の時間帯に変更し、明治HD~みずほ銀行本店(要請込)~東京メトロ東陽町駅前で行うことにし、1月15日に実施してきました。
14日の予想しなかった大雪が残る北風の冷たい状況でしたが、延べ31人、チラシ約520枚を通行人や夕方のお勤め帰りの皆さんへ手渡すことが出来ました。
これまで、株式会社明治・明治HDに求められてきているのは、食品企業として、食の「安全・安心」を提供するに「高くて当然の安全意識」が欠落してきている姿勢などを宣伝の柱に据えて行いました。
一つは、東電福島原発による「学校給食牛乳」、幼児用粉ミルク「明治ステップ」から放射性セシウム汚染の問題。
二つ目は、防衛医大病院との粉ミルク官製談合は、企業ぐるみの犯罪行為が明るみに出た不正問題。
三つ目は、子会社製造の「明治ミルクプリン」細菌汚染問題。その原因が、明治は「微生物」、保健所は「一般生菌(細菌)」、東京都食品安全監視課では「芽胞菌」と2転3転。いまだに明治は真の原因を隠ぺいしている問題などを、改めて年明けの宣伝で告発してきました。
同時に、筆頭株主「みずほ銀行本店」に宣伝と要請を行うことを申入れ、継続することを位置づけました。
全国都労委事件の命令が出される局面にある。命令と同時に、争議の全面解決に筆頭株主としての職責を発揮されることを改めて申し入れました。
みずほ銀行本店への要請書を紹介します
2013年 1月15日
株式会社 みずほ銀行
取締役頭取 塚本 隆史 殿
明治乳業争議支援共闘会議
議 長 松本 悟
明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団
団 長 小関 守
要 請 書
昨年11月13日の要請でもお伝えしたように、長期に及んでいる明治乳業争議の全面解決に向け、今年は決定的な局面を迎えることになります。私たちは、今春には交付される全国事件への都労委命令を契機に、一気に解決局面を切り拓く決意をかため、その重要な役割を貴社に担って戴くことを念頭に、新年より本店前での宣伝及び要請行動を実施することに致しました。
私たちが、貴社に理解を求めることの第一は、明治HD及び(株)明治の企業体質が、食の「安全・安心」を担う社会的責任に照らしても異常であり、経営基盤を揺るがしかねないこと等、株主として黙過できない状況にあることです。昨年も、牛乳・乳製品による低線量内部被曝を心配する世論を無視し、独自検査の数値や汚染原因の公表を拒否するなど、「こんな会社に粉ミルクを作ってほしくない」(週刊金曜日)と、マスメディアからも厳しく批判されました。また、粉ミルクの入札をめぐる官製談合事件では、社員の「重要な引き継ぎ事項として行っていた」との自供によって、組織ぐるみの企業犯罪が鮮明になる等、企業体質の異常さが際立っているのです。
さらに、明治ミルクプリン細菌汚染による23万個の回収事故など不祥事が後を絶たず、これらを背景に純利益は右肩下がりになるなど、経営実績にも重く影を落としているのです。
第二は、この不祥事・不正行為の絶えない企業体質の根底には、1960年代の旧明治乳業時代からの異常な労働者管理があることです。労働者を、紅組(会社の意に従わない者)、白組(会社の意に従う者)、雑草組(中間層)と分類し、昇給・昇格や仕事差別で脅迫しながら、会社の意に沿う労働組合に変質させる攻撃を長期に行ってきたのです。その結果、「物言えば唇寒し・・・」の荒廃した雰囲気が企業内に沈殿し、不正や不祥事を隠蔽する異常な体質となっているのです。
私たちは、都労委命令を契機に長期争議の全面解決を必ず果たす決意です。同時に、異常企業体質の改善を、消費者の目線から明治HD及び(株)明治に強く求めます。つきましては、筆頭株主である貴社に対し、二つの要求実現に向けてのご理解とご奮闘を改めて要請するものです。
記
一、筆頭株主として、(株)明治及び明治HDに対し、都労委命令を契機として真摯に「話し合い」に応じることを強く求める等、長期争議の全面解決に向けて特段のご奮闘をいただくこと。
一、放射能汚染、不祥事・不正行為では、原因の解明・再発防止などを誠実に公表させること。
上記、重ねて強く要請いたします。
以上
2013年の闘いが本格的に各方面で始動し、明治乳業争議団も、1月3日浅野社長宅に新年のご挨拶に訪問し、浅野社長と奥様にお会いすることが出来ました。この春先には全国都労委事件の命令が交付される局面を迎え、浅野社長の「ご英断」をお願いしました。
これまで行ってきました(株)明治本社~みずほ銀行京橋支店~明治HD前での宣伝は午前8時から12時の時間帯で行ってきましたが、年明けての1月からは、午後1時から6時の時間帯に変更し、明治HD~みずほ銀行本店(要請込)~東京メトロ東陽町駅前で行うことにし、1月15日に実施してきました。
14日の予想しなかった大雪が残る北風の冷たい状況でしたが、延べ31人、チラシ約520枚を通行人や夕方のお勤め帰りの皆さんへ手渡すことが出来ました。
これまで、株式会社明治・明治HDに求められてきているのは、食品企業として、食の「安全・安心」を提供するに「高くて当然の安全意識」が欠落してきている姿勢などを宣伝の柱に据えて行いました。
一つは、東電福島原発による「学校給食牛乳」、幼児用粉ミルク「明治ステップ」から放射性セシウム汚染の問題。
二つ目は、防衛医大病院との粉ミルク官製談合は、企業ぐるみの犯罪行為が明るみに出た不正問題。
三つ目は、子会社製造の「明治ミルクプリン」細菌汚染問題。その原因が、明治は「微生物」、保健所は「一般生菌(細菌)」、東京都食品安全監視課では「芽胞菌」と2転3転。いまだに明治は真の原因を隠ぺいしている問題などを、改めて年明けの宣伝で告発してきました。
同時に、筆頭株主「みずほ銀行本店」に宣伝と要請を行うことを申入れ、継続することを位置づけました。
全国都労委事件の命令が出される局面にある。命令と同時に、争議の全面解決に筆頭株主としての職責を発揮されることを改めて申し入れました。
みずほ銀行本店への要請書を紹介します
2013年 1月15日
株式会社 みずほ銀行
取締役頭取 塚本 隆史 殿
明治乳業争議支援共闘会議
議 長 松本 悟
明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団
団 長 小関 守
要 請 書
昨年11月13日の要請でもお伝えしたように、長期に及んでいる明治乳業争議の全面解決に向け、今年は決定的な局面を迎えることになります。私たちは、今春には交付される全国事件への都労委命令を契機に、一気に解決局面を切り拓く決意をかため、その重要な役割を貴社に担って戴くことを念頭に、新年より本店前での宣伝及び要請行動を実施することに致しました。
私たちが、貴社に理解を求めることの第一は、明治HD及び(株)明治の企業体質が、食の「安全・安心」を担う社会的責任に照らしても異常であり、経営基盤を揺るがしかねないこと等、株主として黙過できない状況にあることです。昨年も、牛乳・乳製品による低線量内部被曝を心配する世論を無視し、独自検査の数値や汚染原因の公表を拒否するなど、「こんな会社に粉ミルクを作ってほしくない」(週刊金曜日)と、マスメディアからも厳しく批判されました。また、粉ミルクの入札をめぐる官製談合事件では、社員の「重要な引き継ぎ事項として行っていた」との自供によって、組織ぐるみの企業犯罪が鮮明になる等、企業体質の異常さが際立っているのです。
さらに、明治ミルクプリン細菌汚染による23万個の回収事故など不祥事が後を絶たず、これらを背景に純利益は右肩下がりになるなど、経営実績にも重く影を落としているのです。
第二は、この不祥事・不正行為の絶えない企業体質の根底には、1960年代の旧明治乳業時代からの異常な労働者管理があることです。労働者を、紅組(会社の意に従わない者)、白組(会社の意に従う者)、雑草組(中間層)と分類し、昇給・昇格や仕事差別で脅迫しながら、会社の意に沿う労働組合に変質させる攻撃を長期に行ってきたのです。その結果、「物言えば唇寒し・・・」の荒廃した雰囲気が企業内に沈殿し、不正や不祥事を隠蔽する異常な体質となっているのです。
私たちは、都労委命令を契機に長期争議の全面解決を必ず果たす決意です。同時に、異常企業体質の改善を、消費者の目線から明治HD及び(株)明治に強く求めます。つきましては、筆頭株主である貴社に対し、二つの要求実現に向けてのご理解とご奮闘を改めて要請するものです。
記
一、筆頭株主として、(株)明治及び明治HDに対し、都労委命令を契機として真摯に「話し合い」に応じることを強く求める等、長期争議の全面解決に向けて特段のご奮闘をいただくこと。
一、放射能汚染、不祥事・不正行為では、原因の解明・再発防止などを誠実に公表させること。
上記、重ねて強く要請いたします。
以上