明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治HD第15回株主総会、事前質問書提出(6月17日)の回答求めるも、何ら回答にあらず。先がけて会場前で宣伝を実施しました。

2024年07月21日 16時56分03秒 | お知らせ

明治HD第15回株主総会 6月27日

事前質問書を6月17日に総務グループ長他2名に対し、説明を加えて提出しました。質問書は争議団ホームページのトピックスへ掲示してありますので、ご参照下さい)

6月25日、26日にわたり継続して取り組んでいる座り込み行動は、中労委命令に沿った話合い解決を求めています。その行動に連動して、株主総会会場入口2ヶ所(ザ・プリンスパークタワー東京正面入口と増上寺側入口)で宣伝行動を実施しました。

配布チラシ

 

総会で回答が示される

議長:川村社長

報告事項に関し株主様より事前質問書を1通いただいております。これは小関様他5名の株主様連名によるものであります。(中略)

明治乳業との労働争議に関する事項に付、塩崎取締役よりご説明申しあげます。

塩崎取締役

取締役の塩崎でございます。株主様がおっしゃっておられる明治乳業争議についてご説明申しあげます。明治乳業争議とは1985年に当時の市川工場従業員が昇給昇格差別の是正を申し立てた訴訟と1994年に市川工場の訴訟に引き続き9つの工場の従業員が昇給昇格差別の是正を申し立てた同様の訴訟の2つのことであります。

先行して申し立てられた市川工場の訴訟は、2009年に最高裁判所が申立人等の上告を棄却不受理とする決定をし、不当労働行為の事実はないとした司法の判断が確定をしております。また、引き続いて申し立てられた9つの工場の訴訟につきましても2020年には最高裁判所が上告を棄却不受理とする決定をし、不当労働行為の事実はないとした司法の判断が確定しております。

明治グループでは、社外に申し立てられた係争案件に関しましては、公正なる第三機関におきましては真摯に会社の主張立証を行った上で、そのご判断を求めていくことを基本方針としております。

こうした考え方により個別的労使関係の紛争に対処していくことは、株主の皆様を初めとして、ステークホルダー方々や明治グループの商品をご愛顧いただいているお客様にも充分ご理解をいただけるものであると考えております。

尚、申立人の方々は、司法の判断が確定しております下記の事案と同様の内容を東京都労働委員会に申し立てており、現在、同委員会にて調査が進行をしております。これらの件につきましても、係争案件に関する基本方針にのっとり、真摯に会社の主張、立証をおこなってまいります。

この労働委員会にて進行中の事案につきましても、すでに確定をしております司法の判断と同様に、不当労働行為の事実はない、と結論されるものと考えております。

以上、ご説明申し上げました。

(上記14回総会回答と同じ回答)

 

総会会場 小関株主の質問

 株主であり労働争議を闘う当事者でもある私は、40年目を迎え人権問題としても放置できない労働争議の全面解決を、繰り返し経営陣にも提起しています。  

 一方、明治グループは国連「ビジネスと人権に関する指導原則」など国際規範に基づいて、「グループ人権ポリシー」を定めますが、人権否定の企業体質では国際的社会に通用しない。人権尊重が海外市場国進出の前提であり、こういう状況ですから40年にもわたる異常な長期労働争議の存在は、企業活動上の重大リスクと位置づけていい情勢と考えます。 そこで質問です。

一点目

 都労委に残る39事件は、全事件併合を前提に来月27日から証人尋問が開始されます。しかし、すでに先行事件の中労委命令は会社に対し、「信条や組合活動等を問うことなく、従業員を公平・公正に取り扱うべき義務を負っていた」と厳しく指摘し「非難を免れ得ない」と断じ、格差の存在についても「紛れのない事実」と判断しました。その上で「当事者双方の互譲による合意をもって全面解決を目指すべきことは自明の理である」と解決への道筋を示し、殊に会社に「より大局的見地に立った判断」を強く求めました。

 先ほども第三者機関の判断に従うとのことだすが、それならば中労委命令が提起した全面解決への道筋にこそ従うべきと考えますが、どうでしょうか。ご検討を求めます。

2点目

 明治グループ人権ポリシーには次のようにあります。「すべての人は生まれながらに平等であり、かつ、尊厳と権利について平等である」と定めます、しかし中労委命令が指摘したように、信条や組合活動を理由に従業員を公平・公正に扱っていなったのであり、この現実と人権ポリシーとの隔たりは極めて深刻ですが、この現実とのギャップについて経営陣の認識を明確にすることを求めます。

〔回答〕

塩崎取締役

 一点目のご質問でありますけれども、先ほどもご説明申し上げた通り、私ども明治グループは申し立てられた案件に対しましても公正なる第三者機関におきまして、真摯に会社の主張、立証をおこなった上でご判断を求めていくことを基本方針としております。この基本方針に則って対応していきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

中労委命令を何ら理解していない全取締役の判断こそ、第三者機関の判断と捉えられない人権感覚が麻痺しているものと考えざるをえません。

 

 二つ目のご質問に対しては、私どもの人権ポリシーに関する質問と受け止めております。私どもの人権ポリシーに対してどのような取り組みをしているのかをご説明して回答とさせていただきたいと思います。

本当に、何の答えにもならない一般的説明だけで終わっていました。人権ポリシーと現実のギャップを問いかけていますが、取り組みをしている説明に時間を費やして、肝心要には答えがありませんでした。

ポリシーを掲げている以上は、項目に則し対比した答えが出るはずでしょう。あるいは、実効性のない人権ポリシーなのかと言わざるをえません。

〔ザ・プリンスパークタワー東京正面側宣伝行動・動画をご視聴ください〕

明治乳業争議団・松下副団長(株主)

https://youtu.be/2acyLtGuoIQ

②東京争議団事務局長・諏訪さん

https://youtu.be/LgGaRZYs5PI

③明治乳業争議支援共闘会議・松本議長

https://youtu.be/qb0zzRIik4s

④新宿区労連常任幹事・篠塚さん

https://youtu.be/ryFuzMj0lN0

⑤東京争議団サポーター・佐藤さん(元日東整争議団)

https://youtu.be/e2BEESAveVM

⑥新東京国際福祉専門学校を守会・浜田さん

https://youtu.be/hzRYWhpo2hI

⑦明治乳業争議団・小関団長(株主)

https://youtu.be/80gbWn-3kcI

 

 

 

 

 

 

 

 

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40年に及ぶ長期争議解決を、株主総会に連動させ特別に2日間連続した座り込み行動にしました

2024年07月20日 15時02分46秒 | お知らせ

第90次~91次座り込み行動実施 6月25日~26日

40年に及ぶ長期争議解決を、明治HD第15回株主総会に求める「事前質問書」(6月17日提出)に真摯に答えさせる会場前宣伝に連動させるため、特別に2日間連続した座り込み行動にしました。天候は梅雨の中休みの状態の暑い時間帯でしたが、ご支援の皆様と心一つにした行動を組むことが出来ました。

配布チラシ

第90次25日 12時~13時 主催者挨拶、支援共闘会議・久保事務局長

 毎月この場所をお借りして座り込み行動をしています。その目的は40年に及ぶ長期争議を解決してほしいと言うことです。賃金差別や人権侵害について話合いに応じてほしいと言うことを何度も株式会社明治、明治HDにお願いしているところです。

 6月27日に株主総会が開かれます。いま、なぜ株価が下がってしまっているのか。企業リスクとしての争議を解決していただくことで質問書も提出しています。今日、明日と座り込みをして皆様方にご理解をしていただきたいと思っています。

 大企業の中で様々なたたかいがありましたが、それぞれが解決をしてきている中で、なぜ、この明治乳業だけが解決出来ないのか。それは、明治の体質からの問題と見ています。寒い作業環境の中で濡れた手袋1双しかなく乾燥の間素手での作業を、不安全行動だとして処分を受ける。家族が病気につけいり争議から脱退させるための転向工作の攻撃。一緒に働く親の争議にも知らせない排除の論理等々、人権を侵害されてきました。それらのたたかいの中で、年間100万円、10年で見たら1000万円にもなる賃金差別。これら人権回復を求めた仲間がすでに27名が他界しています。

 株主総会に、経営の低迷している問題、牛乳に抗生物質が含有し回収命令を受けた安全問題、乳製品販売を委託している布亀の不正な契約をしているとして消費者庁から行政処分を受けている問題などを追及していますし、回答を求めています。

 ビジネスと人権がいろいろな企業で言われています。人権を守らない会社はグローバルな企業ではない。世界に羽ばたくには最も人権を守らなければならないと言われています。これから始まる都労委での審問の中で、人権がどの様に侵害され、賃金差別されてきたかを明らかにしていきます。争議の解決は双方の話合いがなければ解決は出来ません。都労委の中で和解に向けた取り組みを会社の方からしていただきたいと思っています。そのためにもご支援をお願いいたします。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/5zGYENlEkJs

 

争議団故人・橋本勝男さんの紹介を武田団員が報告しました。

 北海道出身の橋本勝男さんは、勝ちゃんの愛称で呼ばれていました。文字書きがきれいなことから、当時、いくつかの職場単位で発行する職場新聞は、職場要求をまとめ、または、職場の中で発生した問題等工場門前で知らせるチラシ作りは、ロウ原紙のマス目の中に「鉄筆」を使って文字を書き込むガリ版作りに専念した根気のいる活動で、依頼された原稿をガリ切り(いまで言う版下作り)を中心とした重要な役割を担っていました。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/I-1OWY4Uj-c

 

争議団故人・大森憲章さんの紹介を額賀団員が報告しました。

 熊本県出身の大森憲章さんは、愛称、大ちゃんで慕われていました。申立人の中で、数少ない事務系の出荷事務所職場で活動、時に、クーラ設置を要求使用と電気屋に赴いて相談し、何回も要求を重ねる中で実現させる活動から、孤立させられるような嫌がらせの中で、特に、転勤工作を執拗に行われたがしっかりと職場要求を掲げて頑張ってきた姿を紹介しました。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/_P6aSa_x31I

 

支援共闘千葉県共闘会議・高橋議長

 明治で働く若い皆さん、ご近所で働く若い皆さんは何をしているのだろうと見ているかも知れないですが、入社して将来に展望を見いだすための運動、働く職場を良くしていこうと声を上げることで、自分が差別される理由にされること、果たして許されることでしょうか。自分の問題として考えて見る想像力も人間は必要です。

亡くなられた故人の紹介の話しを聞く中で、元気にたたかう申立人らの40年以上ににわたる現役時代の生き様を、改めて、知っていただく集会を6月8日に、千葉県市川市の施設で行った「なぜ俺は闘うのか、なぜ闘えるのか」をテーマに集会を主催したこと。各申立人らの報告は、人権侵害やあからさまな差別にも屈せず果敢に要求に基づいた運動に参加されてきた事実など本人の口から話されました。涙と怒りなくして聞けなかった。明治乳業がこの様なまでの人権侵害を平然としてきていたのかと改めて知らされた。許されない明治乳業の争議を1日も早く解決をつくらねばならないと報告と決意が述べられました。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/IgegdjQYwG0

 

Oさんからの訴え

 21年間千葉県の中学校教師として学級担任として、剣道部の顧問として土日もなくとも、熱血漢で人に好かれ、同僚にも好かれ中学校生活を務め意気揚々としていました。

生徒達と屈託なく行動を共にする先生がいるのだなと思っていました。いまは妻となり子どもも2人に恵まれ楽しい日々を過ごしてきました。夫は、国の仕事、県の仕事、大きな仕事を受け賜ったら目立ったのですね。その時、・・市教育委員会から呼ばれ、5年間勤めました。5年目の筆頭指導主事という重い責任のある仕事納めの日に、自死しました。なんで夫が亡くなったのか解らずじまいでした。過労死ではないかと助言をいただき、いろいろ調べていくと・・市の教育長から挨拶文章を作らせられ、そのことで夫を毎日夜呼び出して怒鳴り続け、教育するを繰り返し行われていたこと、等々が解ってきました。・・・。

夫が亡くなってから8年目にして、過労死に精通した弁護士さんにお会いでき・・市相手に、民事賠償裁判がようやく出来た。これから証人尋問など準備を進めていきます。

私は、働く者の命と健康を守る社会になって貰いたいと思っています。子どもも生徒も保護者皆さんが安心して暮らせる教育会になってほしいと思っています。

 

株式会社明治~明治HDへ申入行動報告・平川さん

 株式会社明治は、関係先に電話をしてくれたが、担当者がおりません。明治HDは受付が関係部署にも連絡を入れることもなく頑なに拒否。これまで何度か伺ったが何ら改善されることがない。非常に許せない会社と実感していることを報告。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/BFOSs_FUmVs

 

参加者へのお礼と決意米元事務局次長

 暑い中でのご参加に感謝の意を述べ、都労委証人調べの日程も確定しその準備を進めています。特に、全事件を「併合」した審査は、これまで負けてきた審査の方法とは違うことになります。きちんとした格差の存在の背景にある不利益取り扱いの解明をしっかりやり切るならば、必ず勝てる事件。ぜひとも、傍聴支援にお越しくださいと訴えました。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/xBFMH5btaJ4

 

シュプレヒコール

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/doCM9wBeV0s

 一、都労委審査計画の中に、当事者間における自主的な和解に向けての努力を怠らないようお願いしますとあります。直ちに話合いの場をつくり争議を解決せよ!

一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令と「付言」で示されている解決の道筋に応えよ!

 一、明治グループの企業行動憲章は、人権の尊重を掲げ、すべての人が生まれながらにして自由であり。かつ、尊厳と権利について平等であると定めています。ただちに、憲章を守り、争議を解決せよ!

・明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

 

第91次行動26日 12時~13時

主催者挨拶、支援共闘会議・松本議長

 明日、明治HDの株主総会が行われます。その株主総会を前に何としても40年にわたる争議を、明治乳業が行ってきた思想差別、不当労働行為、こう言うものについて他の大企業同様話合いで解決をしていただきたい。

 食の安全と働く者のために、真っ当な労働組合活動をしていた人たちに対し、赤組のレッテルを貼り差別をしてきた。10年間で1千万円に及ぶ賃金差別をしてきた不当労働行為です。なぜ40年間もかかっているのか。それは、都労委、中労委、東京地裁、高裁が審査の枠組みとして、一年間の審査をしてたいした差別ではない。差別はあるがたいした差別ではない。たいした格差ではないとして、会社の不当労働行為を免罪したからです。

 いま都労委で審問が始まります。残された39件全て、一括で審査をする。そうしますと賃金差別は歴然とします。私たちは、都労委が命令を出す前に結論は決まっていますから、話合いで解決をしようではないか。このことを川村和夫社長に呼びかけています。なぜこの明治乳業は解決出来ないのか、それは、争議団64名を差別してきた元社長中山悠名誉顧問が影で実験を握っているからです。このような会社は明治だけです。

争議を解決出来ない会社は疲弊します。純利益は27%減益、株価は右肩下がり、売上げは低迷、海外売上高比率は7%、全く世界に通用しない企業になってしまいました。

 皆さん、世界を見て下さい。欧州には思想差別という概念はありません。国連のビジネスと人権に関して、指導原則に基づいて国連が初めて日本の国、企業に対し人権侵害への実態調査をしました。帰る時に感想として述べた言葉が、日本の人権感覚が最も遅れているのは裁判所だ。よって、国家として人権救済機関を作りなさい。これが、国連が日本に命じていることです。世界水準は、国も企業も人権侵害をしたら救済をするというスタンスです。日本は大きく遅れている。取り分け明治HDは全く人権感覚がない。

人権感覚がないことから世界に打って出られていない。・・・。

 

争議団故人・斉藤忠義さんの紹介・松下団員が報告しました。

 斉藤さんは18歳で長野県から明治乳業市川工場に入社。職場で起きている問題等を集会などで発言することはピカ一でした。労働組合には職場ごとに区分けされていて、支部大会で発言を求め挙手、指命されると5区斉藤と名乗り発言を旺盛におこなっていたことから、愛称として5区斉藤として、名前の音読みでチューさんと呼ばれ慕われていました。

会社から人格否定のことがありました。彼はポケット手帳を携帯し行動などを記帳していたのを落としました。工場労務係長が食堂の掲示板に行動内容を記したページをわざと広げ心あたる者は届け出よと掲示しました。落とし主が斉藤の者と知りながら掲示したことは、斉藤に対する人権侵害の何ものでもないことに強く抗議し、係長を平服させることも成し遂げる行動派でした。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/3LkUqsVAiBE

 

争議団故人・佐藤正巳さん紹介・村山団員が報告しました。

 佐藤正巳さんは福島県いわき市出身です。組合活動に参加する中で、船橋にある「青年合唱団」に入団し活動を始める。昭和39年の「日本のうたごえ祭典」に初めて参加して、それぞれの思いを、要求をうたい合う場が感動的で衝撃的だったと言っています。

その中で、三池炭鉱労働者であり作曲家であった荒木栄、彼自身が作り上げた「地底のうた」三池の炭鉱労働者100名の大合唱に圧倒されたと言っておりました。

その後、青年合唱団の団長を務め、組合の青年部に「うたごえ行動班」を編成して、「地底のうた」を歌う会を組織して、仕事終わりに集まり指導をしてきました。千葉県うたごえ協議会設立に参加し事務局員で活動。千葉県うたごえ祭典実行委員長として約1千名の参加者を得て成功させるなど、文化活動の先頭を歩んで来た佐藤さんでした。

団員の一人とした、どの様な環境下であっても辛抱強く頑張ってこられた中で、現役の58歳の若さで病に倒れ亡くなられてしまいました。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/9IeAWyuh_vg

 

JHU解雇者団から訴え・和波さん

 皆さんのお話を聞いていて、明治乳業という会社、明乳争議の歴史を見てみますと日本航空という会社の中で繰り広げられてきた歴史と似ています。労働組合、労働者を弾圧する経営姿勢は酷似しています。その結果、事故が多発しています。空の安全・安心を守ることは、たたかう労働組合、労働者を排除する中で起こっていることです。これは明治も同じ、排除してきたことから起こっている食の不祥事を発生させていることです。・・・。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/8EkVZ6sSSEI

 

食品一般ユニオン北川書記次長

 替え歌で「第9」を歌う。40年にも及ぶこの争議の解決がないことは、人権を侵害してきた役員OBが実質的に支配してきていることではないでしょうか。先日、6月8日に千葉県での集会に参加してきました。争議団の皆さんから、オレ達はなぜ闘うのか、闘えるのかというお話しがありました。長きにわたる会社のひどい差別の中で、友を裏切ることなく、目の前のお金に惑わされることなく、大切な家族迄もが犠牲になる中でも、一人一人の人間としてたたかいを諦めずにしてきた皆さんの発言に、本当に胸が熱くなる思いでした。このたたかいを解ろうともしない会社を許せません。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/jnrGIyRLGxg

 

参加者へのお礼と決意小関団長

 第91次座り込みに駆けつけていただきありがとうございます。40年という節目のたたかいになっております。昨日、今日にわたった座り込み行動は、明日開かれる明治HD株主総会が開かれます。それに向けて6月17日に総務グループ長他2名に、事前質問書の説明をしてきました。一つには、2009年に経営統合した時点と14年経った現状の経営問題の責任は、経営体質のどこにあるのか。二つ目は、食品企業としての社会的責任、企業倫理の問われる不祥事、不正行為への告発、経営姿勢の問題。三つ目として、労働争議に関して人権と企業行動憲章に関わる姿勢を問いただす内容で説明してきました。

 いよいよ都労委での証人調べが7月24日から始まります。都労委の審査指揮は、残された39事件を全て併合審査で進めることが確定しました。このことより、これまでの単年度審査で明らかになって来なかった賃金格差が明確に判断されていくものと確信し、その立証をやり切る決意でいます。最後の集大成として都労委での解決をめざしていきますので、皆さん方のご支援をお願いします。

〔動画をご視聴ください〕

https://youtu.be/Iw8cN7Jne50

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