明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治R-1ヨーグルト 暴露される

2016年12月27日 09時37分59秒 | お知らせ

週刊新潮12月22日号より写真転載

TV局に裏金 隠密「ステマ番組」 番組内で ひそかに宣伝の密約

 ㈱明治と各テレビ局がタイアップした不正宣伝行為が「週刊新潮(12月22日号)」にスクープされ大きな問題となっています。
 明治が主力商品として販売している「R-1ヨーグルト」が、実は多くのTV局に裏金を流して「ステマ商法」に手を染めていたのです。「ステマ=ステルスマーケティング」とは隠密販路宣伝であって、放送番組の中にそれとなく、ひそかに宣伝商品を紹介するというやり方であり、不法とされています。
 「R-1」といえば、インフルエンザに「効く」などと宣伝される乳製品です。4年前NHK「あさイチ」が特番で放送したところ、爆発的に売り上げを伸ばしたものです。 
 これに味をしめた㈱明治は、その後この商法(宣伝方法)を民放の多くのキー局(日テレ除く)や地方局へ手を伸ばしたのです。各局に健康・くらしなどの番組を設定し、その番組の中で「R-1ヨーグルト」を宣伝するという「あざとい」広告商法です。
 一般的CM枠でなく、このステマ法が成立するには「制作協力金」などといわれる表には出ない業界の闇取り引きである、何百万ともいわれる裏金が動いていることはたしかですが、一般のコマーシャルよりは安価で、しかも宣伝効果は大きいのです。

「本当に効くの?」薬効果疑問

 このヨーグルト、ある一地域で一定期間だけ調査して「免疫力アップ」「カゼやインフルエンザに効く」などと宣伝しますがその実態に信憑性はありません。しかもあるテレビ局で効果を訴える大学教授である医師は、「明治から寄付を受けて大学に講座を開いている利害関係者」ともいわれます。
 明治の放送倫理も企業倫理もかなぐり捨てたあくどい営業のあり方は、働く人たちの人権を冒涜する長期差別争議を解決しようとしない姿勢と、同じ根っこでつながっているといえます。
 不正行為は、このまま許されるものではありません。

 週刊新潮愛読者、他の皆さん、この様な商法で、消費者をだまし売上げのみ追求する株式会社明治・明治ホールディングスの経営姿勢に疑問を持たれた方は、
 株式会社明治お客様相談センター乳製品部門にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
 0120-370-369 



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第11次 明治HD社前座り込み行動を展開中

2016年12月06日 18時08分21秒 | お知らせ



11月21日~22日の2日間、明治HD社前座り込み行動に延べ36団体・74名が、明治HD浅野茂太郎相談役と松尾正彦社長に向け、経営判断によって自主的解決を呼びかけました。

(挨拶の一部を紹介)

 主催者挨拶として松本議長


明治乳業は儲けるために要求を掲げてたたかう労働組合を潰すために、会社が直接的に手を出せば不当労働行為になるから、インフォーマル組織をつくって労働組合を潰し、会社の意のままになる組合にしたのが本質。
 長期にわたるこの争議がなぜ解決しないのか、それは、先の都労委会長の東大法学部教授・荒木尚志と株式会社明治の元社長中山悠と癒着して、不当命令を出しました。それは、福岡の修猷館高校の同窓生であった。そして中山社長時代に東大に5億円の寄付金、すなわち賄賂をしていた、このことが明らかになりました。利害関係にあった事を隠して不当命令を出した。私たちがそのことを知っていたなら、荒木会長に対し「忌避権」を発動していたところであります。この様なインチキによって、明治乳業は勝ったと云っているわけであります。
 浅野元会長、中山悠元社長、松尾社長は、速やかにこの争議解決の決断をすることです。私たちは、話し合いで解決することを求めています。そのことを呼びかけ最後までたたかうことを申し述べておきます。

連帯激励挨拶

明乳争議支援千葉県共闘会議事務局長・山城さん

 70年代に発生した多くの労働争議は解決し、未だに解決をしないのはこの明治乳業争議だけ一つになっています。私たちは、企業に対しても様々な取り組みをしながら、また、労働委員会や裁判所の場においても行ってきました。いくつかの解決局面もありましたが、ことごとく会社が拒否をしてきたわけであります。
 解決ならないのは会社側の姿勢にあります。解決への基本は労使話し合いがなければ解決しません。しかし、会社は一貫して話し合いに応じようとしていません。速やかに応じて解決することを求め千葉県内での運動を強めていく決意です。

東芝の職場を明るくする会・海老根さん

 明治乳業は、今年100周年だと云うことだそうですけども、明治乳業争議が解決出来るように会社も考えていただきたいと思います。
 会社は、都労委から勝利命令を勝ち取った事を理由として解決を拒んでいますけれども、私たち東芝でも、労働委員会でたたかいましたが、同じような内容、同じような経過を経ながら、東芝ではインフォーマル組織というのは、会社が手を貸して、全部会社の役職者で会社の方針に基づいて結成されたものであるから、自発的な組織と云っても明確に労働組合法に違反する不当労働行為である、こうゆう命令が出されているのであります。
 明治の場合都労委は、インフォーマル組織を労働者同士の喧嘩であると決めつけています。また、重要証拠類などをただのメモ・ノートとして扱い、出所不明などと会社の言い分そのものです。東芝の命令からするならば、明乳争議団にかけられた事件もまさしく不当労働行為そのものであり、明治乳業は、一刻も早く争議解決を決断することを強く訴えます。

その他に、JAL客乗原告団・小栗さん


日東整争議団・佐藤さん


建交労埼玉県地本・斉藤さん

差別闘争連絡会・土井さん

JAL客乗原告団副団長・杉山さん

等の皆さん方からご挨拶をいただきました。

 22日には、千葉県歌声協議会に参加し活動している「プリマベラ合唱団」の皆さんが支援に駆けつけていただき、明乳争議団歌「星霜」の歌唱指導などしていただきました。


 争議団小関団長から、中労委において命令作業がすすめられている。これまでの立証で救済される事に確信をもって運動を進めている。これからの行動に皆さん方のご支援を重ねてお願いし、引き続きのご支援を訴えました。

コメント (1)
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