2013年1月13日(日)12時18分~13時09分初訪問
麺天坊・鉄骨スープ、拘りの日本蕎麦や巡りは川島・伊草にある古式手打ち蕎麦・鷹やさんです(^。^)y-.。o○
住所:〒350-0158 埼玉県比企郡川島町伊草868 電話番号:049-290-2890
営業時間:11:00~15:00(LO14:30) 17:00~22:00(LO21:00) 定休日:毎週月曜日 第2第4火曜日
席数:一階 20席 二階 16席(二階席は要予約) 駐車場:店舗前に6台分 喫煙:全面禁煙
アクセス:東松山・川島IC方面からは、R254川越方面「落合橋北詰」交差点過ぎたら足道へ、2つ目の交差点を右折
トンネルを抜けたら左折。 川越方面からは、R254落合橋を渡って直ぐ左折、看板有り。
オフィシャルサイト
木曽路はすべて山の中である。
何時もこの道を通る度に気にはなっていたお蕎麦屋さん、調べれば中々お若い店主さんの営むお店で(^。^)y-.。o○
此方のお店は築100年を超える物で、前身は川魚料理で有名、特に鰻はファンが多く本田宗一郎氏や左記の冒頭の
文句で始まる、馬籠宿を舞台にした「夜明け前」の一説ですが、その作者の島崎藤村も愛してた、「小澤屋」さんを買い取って
2009年にお蕎麦屋さんとして開業したお店です(#^.^#)
越辺川の側道は思いのほか道幅も広く、悠々車もすれ違えるようになっていました、国道を過ぎて垣間見る道は何気に
頼りないものであっただけに意外でした(^。^)y-.。o○
先客さんが無造作に駐車してるので、6台分のスペースも4台程で一杯で、どうにか麺天坊号を側道に・・・。
古めかしい引き戸を開けると、厨房から作務衣を纏った年配の店員さんが、少々お待ちくださいとの事(^。^)y-.。o○
美味しそうな自家製のクッキーや綺麗に飾られたお花を観ながら暫し待ちます(*^_^*)
あるところは岨(そば)つたいに行く崖の道であり
島崎藤村ゆかりの建物であるという、蘊蓄の書いてある資料も有ります、藤村の妻の実家がこの地川越に在ったことから
此方へ来てたらしいですが・・・。市内の佐久間旅館(同僚の親戚筋にあたります)で「夜明け前」のヒントを得たそうです
程無くして案内された座敷からは坪庭も見る事が出来ます、灯篭や石臼もオブジェの様な庭園を醸し出しています
もともと此方の店主さんの修業先の会社は九つ井(ここのついど)と言うレストラン事業を、横浜本店を始め4店舗展開して
手打ち蕎麦・懐石料理・炭焼きステーキ・しゃぶしゃぶを中心とした日本料理のお食事処「九つ井」のほかにも。
陶芸工房・ガラス工房・お茶室・ギャラリーと併せて、陶器製造と販売もしてるところらしいです(^。^)y-.。o○
あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。
そんなお庭を眺めてると先程の店員さんよりもお若い女性が注文聞きと同時に、お絞りと蕎麦茶を置いて行ってくれます
味のある急須と湯呑みですね、左記の修業先の物でしょうかね
メニューを見ると車で来たのが恨めしいメニューが一杯有りますね(^_-)-☆ 特に筆者の好きな日本酒が揃っています
まあ、それらのメニューは何れ機会が有ったらと言う事にして
本日の注文は筆者がせいろ、お替りそばを後で注文(お替りそばには薬味と山葵は付きませんとあります)
そして連れが温かいそばから、かけそばを注文します(^。^)y-.。o○
直ぐに配膳された連れのお盆には薬味と蓮華と香の物が並んでいました(^。^)y-.。o○大根の御新香には皮も上手く
使われていますね(*´∀`*)その仕事は単に蕎麦屋と言うよりは日本料理で修行の一仕事見て取れます
一筋の街道はその深い森林地帯を貫いていた。
先客さんが帰った後の店内の様子をワイドレンズに付け替えてに収めました、大きな梁は痛んでいたのかベニヤを
巻いて木目の壁紙が貼ってありますね、其処は若干惜しい処ですね(^。^)y-.。o○
「夜明け前」の舞台になってる馬籠宿の様な佇まいで有れば中々の物でしたが・・・。
そうこうするうちに先ずは筆者の地元の野菜を使ってるという天麩羅が運ばれてきました
海老が二本・舞茸・獅子唐・薩摩芋・それに南瓜と茄子と言うラインナップです(^。^)y-.。o○
続いて笊に盛られた二八の蕎麦と連れの掛け蕎麦が運ばれてきました、流石に800円の値段がついたかけそば
だけあって、中々上に乗るトッピングも何気に豪華な物ですね(*^_^*)
そんなタイミングで後客さんが空いた席にお一人と、次から次に切れ間無く見えますね(*^_^*)
連れのかけそばの丼も中々風情が有って、器好きには堪らない物でしょう(^。^)y-.。o○
二八の蕎麦は毎日店主さんが、程良く混ぜて・薄く延ばして・素早く切る。当り前なことを大切に打ってるのが分かります
野菜は地元の農家の野菜を使い、旬の一品料理を提供してるという事なので、尚更美味しさが伝わりますね
そしてその細く切られた二八は、少ないけれど二八の粘りと星が綺麗に入っていました、蕎麦粉は確か北海道だったか
筆者の懇意にして貰っている「満福」さんのおそばに似ています(^。^)y-.。o○ 逸品です
心につながる故郷
そしておかわりそばを注文(^。^)y-.。o○ いつものようにおつゆに薬味や山葵は入れません
蕎麦の風味を台無しにしないように、一口ずつ乗せて頂きます
葱の上にはほんのり香る柚子の欠片が有りますね~。連れのかけそばも柚子が香っていました
お替りを食べて丁度いい量かなもう少し食べたいと思ったところで切り上げるのが蕎麦やでの贅沢かな
そんあ大人の蕎麦を堪能したので、連れに海老を乗せてあげました(^。^)y-.。o○
食事が終わる頃合いを見計らって、蕎麦湯が運ばれて来ました(^。^)y-.。o○
店主さんのブログでは入れ物を変えたとありましたが、これは前の物でした
血につながる故郷
言葉につながる故郷
木曽路はすべて山の中である。
此方の二八を堪能してると、30数年前に行った、木曽十一宿の宿での思い出が蘇って来ました
奈良井・妻籠・そしてこの藤村所縁の馬籠宿・・・もう一度行きたくなりましたね(*^_^*)
どうも御馳走様でしたまた来ますね(^_-)-☆
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