昨日のお山は寒くて中止。うぅ…これは仕方が無いですよね。
今日は、昨日の予定とは別のお山、定山渓の小天狗岳に行ってきました。
…朝5時起きです。起きました、私。
そして、やっぱりバス停まで走りました…
あんなに走って乗ったのに、真駒内に早く着きすぎてしまった…
私、なんと定山渓は20数年ぶりです。
「定山渓大橋」で下車しまして、延々ぽこぽこダムを目指して歩きます。
1本目の橋。
うわぁ、怖い。
反対側も、
うわぁ、やっぱり怖い。かなり怖いです。
一度だけ覗き込んで見たけれど、もういい、無理。
オタモイ・赤岩の崖や岩塔とはまた違う怖さです…
目指すはあそこ、
小天狗岳ですが、その前に2本目の橋。
うわぁ、止めればいいのに、
やはり反対側も(笑)。
で、写真を撮った後は怖くて橋の真ん中を歩きまして…
おおっ、追い討ちをかけるように3本目がっ。
うわぁ、
虹です、虹。
放水の瀑布?飛沫?にお日様があたって虹が出来ています。
ぽこぽこ歩いているといい事もあります。
車でしゅ~っなら気がつかないかもしれませんよね。
調子に乗って別の角度へ。
うわぁ、デジカメ濡らしちゃいました…大丈夫か?
さすが焦って反対側は行き忘れました…
小天狗岳登山口に到着。
入山届けに書き込みまして、
絶対数え切れないって。
おお、
それは承知の上、覚悟を決めてやって来ましたが、
この先『うわぁうわぁ』は言ってられないなと。
私の前に3組、10名が入っておりますので、
露払いならぬ熊除けしててちょうだいね。身勝手だわ…
噂どおり、急です、階段だらけです。
岩塔が見えてきました。
岩塔直下。ここまででぴたり30分。
(この岩塔にも踏み跡がありました。)
お花は枯れかけているし、
何と言っても急だし階段の連続で、
ひたすら足元ばかり見て歩いておりました。
写真を撮ったり、ぷらぷら歩きをしなければ、
私でもなんとか載せられるタイムで歩けるじゃない(笑)。
ここでちょいと休憩。
頭の中は『下り、どうしよう…これ私の苦手の土だわ』と。
足元見ながら下りをシミュレーションして上ってるわけです。
なんか変というか先手必勝??
まぁ、泣くのが嫌なら、さぁ歩けかさぁ戻れでして。
歩きます、私。
でね、がしゅがしゅ歩いていますと背中で携帯が。
それもメールじゃなくてお電話着信が。
(何?誰?急用?)と、ザックを降ろし出てみますと、
『おかあさ~ん、今日は母の日だよね~』。
なんと娘からであります。
『うん、今ね~山登っている最中なの、ハァハァ。
定山渓にいるんだぞ、ハァハァ。
なんとおかあさんの時計では標高620㍍地点だぞ、ハァハァ。
こんなとこでも携帯つながるんだぁ、ハァハァ』。
『あなた、また登ってるの(笑)。一人なんでしょ?』
『うん、帰りに温泉寄るの、ハァハァ』
『気をつけるんだよ、息荒いよ(笑)、無事帰ってきてよ、いつも感謝してるから』。
どっちが親なのかわかりませんが、
こんなお山の中で母の日の言葉を贈られるっていうのもなかなかなもんでしょ。
いい日じゃ、いい日。
ちゃんと登って無事に下山しなくちゃね。
どきっ。鈴つけてない人もいましたね、半々ぐらいかな。
効果はない説もありますが、私は今日は鳴らして歩いてますし、
笛は1秒で吹ける位置に(笑)。
うはぁ~、
見晴らし良か~。
さっぽろ湖一望。ダムに神威岳。
でも足元は、
ぶるる~。
山頂が見えてきましてね、時計に目をやると、あら丁度1時間で上れそうと、
気持ち急いだら、59分になっちゃいました。惜しい。
休憩&電話を含むタイムです。
あら私、快調だわ。
パチパチパチ(祝)。
でも狭いし、私の横、崖なんですわ。
途中6名抜いてきたので、山頂には先客4名。身動きできません。
三角点も写せません。
定山渓天狗岳。
ズーム。
か、かっちょこいい~。
左、雲ではありません(笑)、余市岳、白いです。
神威岳と烏帽子岳。
ほぼ私の正面のこの位置しか撮れません。
他のお山にカメラを向けると見知らぬおじさんがアップで写ってしまいます(笑)。
いい眺めでしたぁ。満足。
崖っぷちに冷や冷や腰をおろし、ベーグルむしゃむしゃ。
さらに5名上ってきたので、下山いたします。
写真を撮る余裕はありません。
ど緊張ど慎重に一歩一歩確実に下ります。
はい、私は下りは下手です、怖いです。
遅くても、ちょいと不安な所は確実に足場を選んでからです。
途中の倒木の朽ちた穴の中に、
ちっちゃな木が生えていました。
なんかトトロかナウシカみたいでしょ。
そう、倒木多いです。
まっすぐな道に倒木ならまだいいのですけど、
カーブのコーナーで倒木越えなんてのもありまして、
こりゃイジメかよと。
倒木2本立てでございます。
手前は跨いで、奥はくぐって(笑)。
こんなとこも越えました(笑)。
ニリンソウが咲いちょります。
無事下山完了。
入山届けに書き込んで終了。下りは35分でした。
↑これ、ゴエモンインパクトで破壊する敵の基地にそっくりでして…
あとは温泉に向かってGOです。
橋は中央を歩き、
桜並木はニタニタ笑い、
定山渓大橋では、
うっひょ~、『緑の女神』ですって(笑)、私向けじゃない(爆)。
帰りは気楽でいいなぁ、無事下りてきて良かった良かった。
着きました、お目当ての温泉です。
ネットで調べたら、ここが一番安かったし通り道にあった。
定山渓温泉では日帰り入浴は大抵1000円ですが、ここは600円。
貸しタオル・バスタオルは各100円。
バスタオルだけお借りいたしまして、
ざっぷ~んとな。
私、設備とかお湯の質とかゴージャス感など気にしない派でして、
居心地良ければありがたやでして。
はい、正解でした。
御主人は山帰りのオンナにも親切に優しく丁寧で…
ドロとかは落としたし、しっかり気をつけて暖簾をくぐったけど、
嫌な顔されたらどうしようかと心配だったんです。
あはは、貸切でざっぷ~んしちゃいました(快)。
おまけに休憩室とやらも広くて(ステージ付)、ここも貸切。
ストレッチなどを大胆にしてしまいました(笑)。
バス停にも近いし、今度また定山渓のお山に登ったら、
ここで決まりですね。
バスを待つ頭上に、
プラタナスでしょか?ぽんぽこりんがいっぱい。
ああ、私臭くなくて嬉しい、爽やか。
バスの窓から、
八剣山。
こちらも、かっちょこいい~。ヤセ尾根細~っ。
真駒内からは、ゴルフ帰りの夫に回収?してもらいまして(笑)、
あ~楽ちんだぁと。
でね、今回はちゃんとブツを用意していました。
あはは~、ソフトクリームじゃぁ(笑)。
めでたし、めでたしな一日でした。