毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 7

2012-01-29 22:27:27 | 

 

 

回を重ねること7回目。

意外とやりやすいので、私の中では好評なんですけど。

例によって17ページの6行目を、そっくりそのまま書き写すっていうやつです。

パクリですので、敬意を表し、1行謙って6行目。未読・完読・途中下車、なんでもありです。

 

 

 

 天国旅行/三浦しをん

「大学生だ。二十一」

 

 

 

 肝、焼ける/朝倉かすみ

 いったとたん、しまったと思った。受話器にあてた耳から、わたしの言葉の残響が聞こ

 

 

 偉大なる、しゅららぼん/万城目学

「それは小学校のときの話です。それに、今はもう、たとえ兄さん並みの才能があったとしても、

 

 

 

 しゃばけ/畠中 恵

 そう言って振り向いたのは、一歩先を歩いていた仁吉で、顔の下から提灯の明かりがあたって

 

 

 

 夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦

 その災厄のために東堂さんは借金を返す見込みをついに失い、こうして夜の街をさまよいな

 

 

 

 飛ぶ教室/ケストナー

人間をたたえる。どうか勇気と賢さをあわせもってもらいたい。

 

 

 

 精霊流し/さだまさし

 

 

 

 まほろばの国で/さだまさし

 友人の母親がこう言ったそうだ。「注意をしようと思うけれど、薄気味悪いし、怖い

 

 

 

まず、さだまさしさんの精霊流し、17ページ6行目はちょうど空白、1行飛んでってやつでした。

さださんの書いた本は初めてで、特に歌のさださんファンとかグレープ好きとかではなく、

同じ「さ行」の桜庭さんを探しているときにさださんがいつもそばにあって、

それは同じさ行の宿命なんですけど、

桜庭さんのお目当て本が在庫なしで、ついついさださんを借りてみた。

それも、もしももしもと、予備も含め2冊という念の入れよう。

…途中で置いてしまいました。

たまたま2冊揃ってだったのかわかりませんが。置いて、返却いたしました。

 

三浦さんのこの本は上位で好きです。

 

朝倉かすみさんは2冊目。

舞台が札幌だったり稚内だったり豊富町だったり。ビバ北海道っ!

そういえば前回の「田村はまだか」もススキノだったし。

で、中の一話が、まぁなんというか、私としては一撃くらった感がありまして、

あ、すっごく個人的な一撃なんですけど、読後2,3日は考えてしまいました。

誰か羽交い絞めにして、『ね、これってどう思う?本当かい?』なんて問いただしたいんですけど、

これまた内容が個人的すぎて痛みをともなうし。

 

 

偉大なる、しゅららぼん。いやぁ、待ちました、待ちました。

図書館に予約を入れたのが昨年の6月9日ですから。

って、棗(ナツメ)って読めない、正しく覚えられないでして、

エノキとかトドロキって読んでしまって、10回に1回の割合ぐらいで、

『いや、これはエノキではなかったはずだ。え~っと、なんだったっけ…』と。

ラストがどうなのよ。だれか解説してくだされ。思ってるように考えちゃっていいの?いいとも?

 

森見さん。初森見本だったのですが、

ずぅっと名前がこんがらがっててね、ほら、私名前とか覚えられないので(棗か)、

モリミドリとか、モリミモトとか、モリミトミヒコと覚えられないから探せない、忘れる。

で、どうだったのよといいますと、言葉がとっても面白い。

この人、どれだけの言葉をしっているんでしょね。

ストーリーというか、『おともだちパンチ』の時点で(あ、苦手かも)と置きそうになって、

でもなんだかいいことありそうな予感がして、かなり力のいる作業だったのですが読み進め、完っ。

今は森見さんの別の作品読んでます。この言葉の世界はなかなか楽しい。

ほら、ドンってお米?のお菓子ありますよね。あれの爆発みたいに言葉がはじけてくるというか、降ってくる。

絶対これはないよな、ありえんぜと思いつつ、写経ならぬ写本して勉強したいなと。

ちなみに恋愛小説なんだそうですが、そういう面からは読まなかったかも、私。

 

以上。

 

それと、昨日はブログの編集画面に入れないという絶叫的アクシデント、

今日は葬儀の連絡が入りまして。

これから準備して、明日はお通夜告別式と行ってきます。

 

 


栞の話でも

2012-01-27 23:53:53 | 

 

 

まずは。

 

 

ベイリーズ、買った(笑)。雪辱よ。

迷ったけど、大きいほうを買ってしまった。

さぁ、凝固する前にカラにするぞ。

 

さて。

最近気になっているのが、栞。

栞のテーマは大好きですが、あ、いえ、本の栞です。

私は本についてある(ついていないのもありますが)紐の栞が一番使いやすいなと思っております。

本と一体化しているので、無くす・落とす心配がないですし、

しゃっ、ぱっ、で、見たい部分を開けるし、閉じれる。便利便利。

 

で。

 

某SNSで栞について語るコーナーがあったんです。

その中の話題の一つに、「読み終えた本の紐の栞はどこに挟んで返すか」というのがありまして。

あ、これは図書館から借りた本というのが前提です。

前提ですが、もしもアナタだったら(自前の本でも)どこに挟んで終了とします?

考えたことあります?

はい、ワタクシは今まで一切考えたことも、気にしたこともありませんでした。

ラストとなるであろうその日の読み始めは、いつものように、しゃっと紐栞を引いて、本を開いて、

その栞は後ろというか裏というか、本の背表紙あたりでぷらりんこんしてるはず。

で、読み終え、完した後はどうしてる?

その背表紙あたりでぷらりんこんしている紐栞をつまんで、

一番前に戻しているような気がする。

何故って、表紙の裏が一番開きやすいから。

完して、ぱたんと一度閉じて、紐栞をつまんで、表紙のうらに挟んでいるパタン(パターンね)のような。

次にこの本を読む人のことを考えてではないんですけどね。

 

自分の本なら自分だけですからそれでいいんですが、

図書館の本となると、次に読む人が(ほぼ必ず)いるわけでして、

次の読み手となる人が読みやすいように、紐の栞はどこに挟んで返却するのがベストでマナーか。

 

このSNSを読んだあと、未読の図書館本を開いたのですが、

たまたまなんでしょけど、紐栞は表紙の裏に挟まっていて、

何故か前に借りた人がとても親切でいい人に思えてしまいました。

やっぱり一番前というか、表紙裏が気持ちいいかも。

 

あ、でもよ、

途中下車、つまり途中でやめちゃった本はやめた部分に挟めたまま返却していたわ。

ここが限界だったのよってね。

 

さて。検証してみましょう。ってかい?

いえ、たまたま今日、図書館に行ってきたんです。

上のベイリーズの写真に、立っている本が写っていますが、それです。

 

 

これが借りてきたままの姿です。

5冊中2冊は紐栞なし。

残る3冊は…。真ん中の一冊が表紙裏に見えます。

ちょいとわくわくしながら、紐栞の先を引っ張ってみたら。あ、惜しい、14ページと15ページの間でしたわ。

 

で…。

最近栞を意識しているせいか、生理的にダメな栞の存在に気がつきまして。

気がつかなきゃ良かったのに、目覚めて?しまった…。

それは、本についている紐の栞で、なぜか先端にコブというか結びがあるやつに出くわすんです。

これ、ダメ。絶対受け付けない。触りたくない。

結び目さえなければ全然OKなんですけど、結び目があると、ただの栞がとてつもなくホラーに感じてしまう。

ハサミでちょん切りましょか。

いえいえ、公共の本ですから、私情でちょん切ったりいたしませんが、

誰よ、どこのどいつよ、勝手に結ぶななんですけど。

ちなみに、前に借りた本と今日借りてきた本、合わせて8冊手元にあります。

そのうち紐栞がついている本が5冊。

で、な、なんと、先端に結び目のある紐栞が3冊もあるのよ。拷問かっ。

そんなに私を苦しめたいのか?嫌がらせか?

 

 

わかります?赤っぽい紐の先端に一結びありますでしょ。

黒い紐にもあるのよ。

 

ほら~。

掴みやすいようにストップ仕様の結び目なのか、

紐の先端がわさわさ解けるのを防ぐための結び目なのか。

どっちにしろ、イヤです。

 

考えたら、図書館の本の紐栞ってだれがどう触っているかわからないですもんね。

あまり神経質にならずに挟んでぽんしておりましたが、

う~ん、これを機に紐栞は無視して別の栞をつかったほうがいいのかなぁ。

深く考えちゃうと、本自体どうよになっちゃいますが。うん、考えるの終了。

一応my紐栞も製作したのよ。後日載せますわ。

そう、娘が私の誕生日プレゼントに手製の栞を作ってくれると言ってました。それも歳の数作るって。

夜なべ仕事になるからやめなさいと断わりましたが(笑)。

 

 

 


ベイリーズ

2012-01-26 22:07:07 | パワーアップな日々 2012

 

またくだらない話で、恐縮です。

 

昨日読んでいた本にベイリーズが何度も出てきまして。

そうなると、飲みたくなる。

ベイリーズ、ベイリーズ、あぁ愛しのベイリーズ。くちびる、とろけるベイリーズ(笑)。

確か昔買ったのが残っていたはず。

って、その昔っていつだったっけ?

まぁ深く追求せずに棚をごそごそ探しますと、奥の奥に優しく鎮座する曲線のボトルを発見。

あぁ、麗しのベイリーズちゃん、すっかり忘れてたわ、待たせてごめんね。

ずしっと重みのあるボトルを斜めに傾け、グラスにこっこっこっこ、となるはずが、音がしないの。

あれ?確かに重いし、振れば中のものが揺れるのよ。

どうしたんだと、もう1度グラスにこっこっこっこと注ぎましたら。

ほんの少しだけ、キャラメル色のいい香りのする液体と、なにやら珍妙なものがでてきまして。

こ、これは。

蓋をしっかり閉め、ボトルを上下に振ってみましたら。

どよんどよんと確かな手ごたえ。

ぐぇぇぇぇ。

やけくそになって派手なシェイクもしてみましたわ。

そして再びグラスに傾けると。

崩れたプリンというか、崩壊した玉子豆腐?ムース?ババロア?

あぁ、ベイリーズが私を待ちきれず見事に凝固、そして崩壊ですわ…。

古酒は通用しないのね、ベイリーズは…。そうか、クリームやバニラだもんね、賞味期限ありなんだ。

エグいというか、なんというか、哀れだわ。くっそぉ。←失礼。

今日、買って帰るつもりでいたのですが、

あまりの寒さに直帰しました。寒さに負けるななんですけど。

いやぁ、古くなると凝固するんですねぇ…学びましたわ。

 

 


なかなか凛々しい、武者人形顔のユキダルマ

2012-01-24 22:07:07 | パワーアップな日々 2012

 

撮影日は1月2日となっております。

突如、どでかいユキダルマが出現いたしまして。

見た目の大きさにまず目が行き、

次にその表情というか、五月人形のような、

くっきりした、平均的ユキダルマフェイスとはちとかけ離れたお顔立ちに思わず感激、得した気分になりまして。

 

 

これでもズームで頑張ったのですが。

さらにトリミング。

 

 

な、何者?思わず、「山上くん?」と声かけてしまいそうな。

なかなかリアルな顔しております(笑)。

ぶはーっとウケたのですが。

翌朝、首落ちておりました…。

(たしか風が強く荒れ模様だったと記憶しておりますが、定かではありません)

 

 


魔王

2012-01-22 22:37:37 | パワーアップな日々 2012

 

某日。久々に走ってきました。

12月、1月と、膝痛やら父のことやらいろいろあり、走りたくても走れない、

いや、走るどころではないぞな日々が続いておりました。

で。

この日は、話したことはないけれど何度も一緒になったことのある、

どこまで走るのよぅ?というなかなかステキな嬉しいランナーさんが来ておりまして、

あ、信じられない速さで何度も周回コースで私を追い抜き、

すいすい水のように行っちゃう人(もちろん男性)なんですけど、

ちんたランなばばぁは邪魔だろうなと思いつつ、

背中を追っかけ(もちろんついてなんていけないけれど)私も踏ん張りまして。

 

話は横道というか並走して進みますが、

走りながら聞く曲はもっぱらクラシックか落語だったんです。

これが必殺MP3のダウンロードの技術を習得いたしまして。

もうもうばんばん詰め込んで走り聴きしているわけです。

ベタですが、これを効くとカラダも気持ちも復活するmy名曲があって、

苦しくなったらそれをチョイスして走り続けたんですわ。

40分、苦しくなったから選曲。

1時間、ガッツをいれに選曲。

1時間と15分、根性いれの選曲。

で、この根性焼きというか、いれというか、

ここで盛り返して1時間半頑張って切り上げようと試みたはずの操作が、

もういい加減私へばっていたんでしょね、間違えてしまいまして。

なんだかちんぷんかんな画面がでてきた。

あまり手元ばかり見て走るのも危険、いつぞやは肘強打連打したし、

もういいや、知らん、と適当にポケットに突っ込んだのですが。

耳の奥に響いてきたのは例の魔王の悪魔の三連符。

戦意喪失。降参。

魔王は削除するべきでしょか、私のウォークマンから。

(むこうの過去の話と連動してるので載せようとしたのにうまくいかなくて、

 今日は不親切なブログとなりました) 

 


2012-01-21 23:36:36 | パワーアップな日々 2012

 

深く考えず、テンプレート変えてみました。

線、多すぎ?ちょいと気になるか。突然元に戻すかも。

 

さて。質。

高速道路は閉鎖で、どこからだったかな?国道12号を走っていたとき。

外はまっ白で、それが吹雪きなのか地吹雪なのか雪煙なのか、

何がなんだかわからないまっ白な世界でして。

そんなんですから車両も超渋滞の低速でしか進まない。

そんな中。このまっ白な雪煙の世界でさらに雪煙をとばしているおじさんがいる。

歩道なのか車道なのか境目のない豪雪の中、おじさんが小型の除雪機で雪をとばしていて、

その高くとばした雪さえ風に舞って何がなんだかわからない状況になっておりまして。

(あれは除雪という表現であっていただろうか…とばしても戻ってきていたような…)

で。

車の窓から、大変だなぁ、おじさん頑張ってくださいなんて見ていたんですけど、

ふと、雪煙の隙間からおじさんのお顔が見えまして。

顔というか、がっつりゴーグル装備で除雪機を押している。

そうよね、こんなホワイトアウトな12号、ゴーグルしないと目も開けられないわよね。

おじさん、と心の中でエールを送りつつ、隣に座っている娘に報告。

 

『ね、見て見て。ゴーグルよ、おじさんゴーグルしながら雪かきしている。

大変よね、こんな吹雪だし見えないし。そう、ゴーグル・アースよね、この状況』

 

『あなた、最近、オヤジギャグの質、落ちてるよ…』←冷たく一言。

 

そうか?そうだったのか?質低下してるか。いえ、ギャグ放ったつもりではなかったんですけど。

さらにメモ帳を取り出し、

『見て見て。思わず感激してメモしちゃった床屋さんあるの。

 ヘアサロン・スカット。たまらんでしょ、このスカットのかけ』

『……』

溝深まる、でしょか。

 

 


17ページ6行目 6

2012-01-20 22:18:18 | 

 

今日は9のつく日ではありませんが、書きやすいのでリハビリ的要素大なこのシリーズで。

例の、元はきちんとあって、そのパクリで、出元に敬意を表し1行謙って6行目をってヤツです。

 

今回は年末年始をはさんで貸し出し期間が長く、家で移動で病室でと、たんまり借りたのですが、

こりゃ状況的に期間内返却困難なるかもと、期限はまだだったけど、途中で全部戻すことにしまして。

まぁまた借りればいいか。

 

 

 

 

 シティ・マラソンズ/三浦しをん あさのあつこ 近藤史恵

いる。広和はホテルまでの電車賃程度の小銭しか持ってこなかったから、預けるものはな

 

 

 ニューヨーク・シティ・マラソン/村上龍

は相変わらず唸ってつっ立ていた。白い枕を掴むと何回もベッドに叩きつけた。唸るた

 

 

 

Sydney! /村上春樹

考える。なんといっても私には耐える能力があるのだ、と彼女は思う。身体的に見れ

 

 桐島、部活やめるってよ/朝井リョウ

 俺は少しだけ咎めるような声色でそう言った。うまく、そういう感じを出せていたらいいな、
 

 

 

 さくら/西 加奈子

ゃがんでいる。また、随分と太った。腰のあたりに肉が乗って、その肉の重みに耐えかねたよう

 

 

シティ・マラソンズを読んでいるとき、そうだ、私、村上さんのニューヨーク・シティ・マラソン読んだことあるけど、

これって図書館本だったっけ?自分の本だったっけ?と、ごそごそ探してみましたら。

持っていましたわ。ただし、カバーがない。むき出しの、集英社文庫の肌色で収まっていた。

アマゾンで調べてみたら、このキューピーさんのオけつというか背中というか、そんカバーになっていて、

このデザインがイヤでむしりとったんだと思います。

今でもこのデザインのままなら、外部で読むのはパスだなぁ。

 

上の本とは別に、数冊。

今回の何度も札幌~空知の往復中に巻き込まれた猛吹雪&大渋滞。

高速道路の閉鎖寸前もまっ白な中走ってたんですけど、まさに八甲田山が浮かびましたわ。

雪煙地吹雪何も見えやしない。恐ろしかったです。

というわけで、冬・雪・恐ろしいを連想させる手持ちの本を。

 

 

 

 八甲田山死の彷徨/新田次郎

う無謀なことは軍としてやるべきではないと進言しているくらいです。師団にしろ旅団にしろ、

 

 

 

 シャイニング 上/スティーヴン・キング

「そうだ、地下室にもねずみとりを仕掛けるというのは、悪い考えじゃないかもしれん。ちょ

 

 

 

 シャイニング 下/スティーヴン・キング

そう医師は冷笑を浮かべて、痛烈な皮肉をとばした。ほんとにそうだったのかね、マーク?

 

 

 

 羆嵐/吉村昭

 村落から三毛別方向に赴くには、二キロメートル下流の本流に架けられた木橋を渡らねばな

 

 

とにかく怖い。いろんな意味で怖い。

前にも書いたことがありますが、シャイニングは徹夜本となり、深夜にひとり読み進め、

とある箇所で声なき悲鳴をあげ、恐怖のあまり本を投げ捨てた。

ここまで文字で恐ろしさを味わったのは、これが一番でしょか。

最後のほうはあまりなんですけどね、とにかく怖くて寒くて。

さらに装丁にレドラムが書いてあって、怖ささらに倍率どん。

あ、今は装丁新しくなっているようなので、この恐怖の倍率どんは無効でしょか。

 

八甲田山死の彷徨は母の持っていた本で、かなり古いやつです。

何回読み返したかなぁ、10年周期ぐらいで一度読み返す。

そう、吉村さんで謎が判明しました。

羆嵐の装丁なんですが、どうも私の中で別の絵とダブっていた。

この黒地に羆は覚えていたけれど、でもなんか違う気がしていて。

判明。私の本棚というかなんというか、まぁ、本の棚の羆嵐を探していたら、

私の違和感の元となる本がひょっこりでてきた。

 

 

 熊撃ち/吉村昭

 かれは、百頭の熊をしとめた名マタギといわれているが、そうした表現を好まなかっ

 

納得。この装丁の記憶と熊という言葉がアタマの隅っこに残ってたんでしょね。

あ、きちんと覚えてないのがイケナイんでしょけど、こちらの、

 

羆撃ち/久保俊治

この本とごっちゃになっていたのも記憶の混乱のひとつなんです。

同じ撃ち。(あ、熊じゃなくて羆のほうの漢字の羆撃ちですね、訂正します)ちなみにこの本は未読、持っておりません。

本屋さんで迷って買わなかったことだけは覚えている。

そのうち図書館でしょか。冬のうちに読みたいなぁ。

それと三毛別に行ってみたい。娘に頼んでも白い目で見られそう…。

ここらへんが母娘間の溝?というか、若くて綺麗でいい匂いのする娘さんにはやはり無茶な注文でしょか。

 

今は万城目さんの予約本がやっと回ってきて、それをコツコツ読んでます。

どうも疲れが出てきてるのか、単なるクセなのか、

読み始めると数ページですこんと眠ってしまいます。

こんなんじゃとても先に進まないというか、いつまでも抱えているわけには行かず、

といいつつ、眠ってしまうことを前提に毛布に包まって読むってとこが、ズルいというか隠れ確信犯ですな。

今夜中に読み終えるのでは。って、また眠っちゃったりして。

 

 


見送る

2012-01-18 23:10:10 | パワーアップな日々 2012

 

 間が空いてしまいました。

身内に不幸が、というか、父が亡くなりました。

去年の12月に黄疸が全身に広がり、『終末期です』と医師に言われてから2週間もたなかったかな。

初七日も先日終わりました。

父と母と、これで二親とも逝ってしまいました。

あ、両親は亡くなりましたが、継母がいます。昔風に言うなら、私、複雑な家庭環境?

今年の1月はちょうど母の33回忌で、

母亡き後、逆に父は33年間も生きていてくれたんだなぁと。

あ、正確に数えると33回忌ということは32年間でしょか。

一緒に暮らしていなくても、この世のどこかに存在していてくれるだけでありがたく心強く温かいと思っておりました。

 

眠りと覚醒の境目がなくなり、こん睡状態になるでしょうなんて言われてて、

確かにその傾向が現れ始めてはいたのですが、さすが我が父、

亡くなる前日前々日にやけに元気になり、

それはこのまま腹水をどひゃぁっと大放出し元気になるのではと思えるほどで、

でも母が逝ったときも前日はやけに元気だったんだよねと、娘に話し聞かせていたのですが。

 

ジンクスではないですけど、母のときも義父のときも、意思のある意識のある最後の会話を交わしたのは私で、

看取ったのも私で、これは私一人で付き添っているときは危ないぞとうすうす感じていたのですが。

今回もそうでした。

継母が用事を足しに出かけたあと、父と会話をし、

(と言っても入れ歯なしでふがふが会話でしたけど)

その後父はうとうとと眠り始め、

それとほぼ同時に継母が病室に戻ってきて、その間の様子を話している時に呼吸が停止。

潔いというか、え?何?って感じ。

父風に表現するなら、片手をあげて、「おぅ、じゃぁな、オレ逝くからな、ちゃんとやれよっ」でしょか。

人生初の心臓マッサージの相手が父となるとは。

でもね、やけに冷静というか、心臓マッサージをしつつ、今父が息を吹き返しても治る見込みはないんだとね。

でもこのまま看護師や医師が駆けつけるまで何もせずに見ていることなんて出来やしないし。

 

そう、今これを書いていて初めて気がついたことがあります。

男の人ってというか他の父親ってどうなんでしょ。

私の父は、自分のことを「父さんは」とか「お父さんは」とか一切使わなかったような。

会話中、全てオレだったかも。自分のことを「父さん」とか使ったことないぞ。

夫は娘と話をするときは(滅多にないので微妙に緊張しながら)、自分のことは「お父さん」と使ってるな。

 私は娘と話をするとき(娘が中学生になる前後くらいからか?)、

自分のことを「お母さん」とは言わずに「私はこう思う」みたいに喋ってるかも。

 

通夜、告別式と親戚が集まって、皆父のことを「ぼくちゃん」と呼ぶし。

そう、通夜、告別式もそうでしたが、その前後も当日も含め、岩見沢猛吹雪の豪雪大渋滞。

前も何も見えないって。新田さんの八甲田山か蔵王の雪のトンネルのような道でした。

高速道路は区間は一定ではなかったですけど、連日岩見沢の前後が閉鎖。

通常なら2時間もあれば我が家から病院に行けるのに、今回は4時間以上軽くかかった。

納棺間にあわなかったし。

 

飛びますが、書くことで浄化というか消化というか、なんだか元気でてきたかも。

あ、普通に暮らしてはいるんです。ご飯も食べてるし、睡眠もとっている。昨日は走ってもみた。

言葉にできるまで時間がかかるというか、それだけ落ち着いてきているようで、まだ不安定かな。

2009年からでしょ。突然失ったわけではないんですけどね。

 

…どう締めくくったらいいのやら。

そんな感じです。亡くなるというか眠りに着く直前まで私も継母も笑っていて、安心してくれたんじゃないでしょか。

明るく送れて良かったなと。

年末からこんな調子で、なかなか明るく更新できる状況でもなくて。

それと、まぁ歳のせいでもあるし、たまたまそういう時期だったのか、疲労やストレス、心労からなのか、

髪の毛が猛スピードでどっと白くなってしまいました。マリー・アントワネットと言いたいところですが、…山姥でしょか。

頑丈・丈夫が取り柄の夫は昨日発熱ダウン、

私をとことんサポートしてくれた娘も、さきほど電話をしたらまさに発熱ダウン。

継母は今のところ大丈夫、兄には連絡取れず。ダウンしてるのか?

なんだかねぇ、なんていうんでしょ、この気持ちは。誰もが通る道なんでしょけど。

と、こんなこと書かないほうがいいのかなと思いつつ、とりとめもなく書きまくってしまいました。 

 


初あおたん初あかたん

2012-01-07 23:58:58 | パワーアップな日々 2012

 

わかりやすいタイトルです(笑)。

ずばりそのもの。

痛々しい写真がでます。それも、これでもかってほど同じようなのを4枚も。

嫌がらせでしょか(笑)。

 

では、どどんと。

 

 

 

 

どれが一番痛そうかなって悩んで迷って選べずにどどんと載せる。

あ、コケたんじゃないんです。

走っててぶつけた。どうして走っていてヒジをぶつける…。

正確には、走っている最中にポケットに用事?があって、その際にぶつけてしまった。

まぁ鈍いんです。歳ですし、運動神経ってもの欠落してますから。

いやぁ、痛かった。

 

こんなとこぶつけても良く見えないのよね。

帰宅後、鏡に映して見てみたら。

一箇所一打撃かと思ったら、ごごんと2箇所連打していたみたいで。

ほぼ同時に打ったのに、なぜ青いのと赤いの2色に輝いているのか。

 

そう、鈍さで思い出したのですが。

大昔、記憶が正しければあれは小学4年生か5年生。

体育館で壁に激突クラッシュして病院に運ばれたことがあった(爆)。

って、これも単独で走っていて、右の肩を強打。

今以上にパワフルなバカたれだったんですけど、

鬼ごっこかなんかやっていて、私一人だけがっつり逃げていて、

ふと、「勇気あるもの」というか、単独「ゼロヨン」あるいは「チキンレース」、

つまりこの逃げのハイスピードのまま体育館の壁にむかってどこまでブレーキをかけずに全速力で走れるかと。

勇気というかバカというか。

って、勇者さまだったのね、私。そのまま激突しましたわ。大クラッシュ。

一応女子です。

さ、気をつけましょ。これはきっと神の声だわ。注意一秒ケガ一生。おでこに貼らなきゃ。

 

 


ダメ出しすぎるおみくじ

2012-01-06 23:02:02 | パワーアップな日々 2012

 

 

先に、まったく関係ない(少しは含みあり?)話ですが、

今朝、家の中のどこかで何かが崩れ、擦れ、落ち、倒れる音が一気に聞こえてまして。

ガサっ、ザザザっ、ゴトン、ゴツッが1,2秒の間に重なり合い聞こえてきた。

な、何?どこ?

とりあえず納戸と洗濯機(これからお洗濯するつもりだったので)を調べてみたけど異常なし。

そのほかもざっと見渡したけど、音と一致するような形跡はなし。

たいしたことないでしょ、危険度低いと思われるし。

なんてほぼ忘れて行動してたのですが。

外出する寸前。

ふと、義父の遺影に目をやると。

ぶ、仏壇にお供えしているバナナがごろんと転がり落ち、蝋燭が倒れ、お香ケースや灰が散乱しているっ。

 

ふ、不吉だっ。こ、これは…。

 

何故バナナが転がり落ちた?昨日お供えしたばかりなのに。

蝋燭は、いつもしっかり消すのを習慣としているので、まぁ火の気はないのですが。

咄嗟に誰かに何か起こったのではと、もう真っ青。

今日一日携帯手放せませんでしたわ。こまめにチェック。

今のところ何も悪い話は入ってきてませんが。

あぁ心臓に悪いってね。バナナよ、バナナ一房丸ごと転がり落ちる?安定性なかったんでしょか。

けっこうこれは怖かった。

 

 

本題です(笑)。

おみくじ引きました?

私は今年は引かなかったなぁ、なんとなく気が乗らなくて。

娘はおみくじ大好き娘なのですが、

『これひっどいのよ。ひっどすぎてみんなで大笑いしたさぁ(笑)。

 どうすればいいのよってね。どんど焼きのとき、一緒にだしておいて』と、手渡された一枚のおみくじ。

 

 

 

 

 

これは表。半吉。(あ、表だと思いますが、こっちが裏だったりして。片面ね)

 半吉なんて、私としてはあまり見慣れない言葉だなと。

半ライスとか、半吉っつぁんとか、どうも小吉、末吉とスライドしてしまうのですが。

あ、で、これを見ただけなら、半吉なのはわかりますが、他になにがいけないのかまったくわからない。

 

もう片面へ進むと。

 

 

半吉ってmedium fortune なのね。

さすが浅草寺なんですけど、問題の箇所は右上。

今年も親切なブログを目指しておりますので、読みやすくトリミングしてみました。

 

 

 

 

 

…そ、そこまで否定しなくてもいいんじゃない?(笑)。全部沈。

娘が不憫で不憫で笑ってしまいます。ここまでダメ出ししといて半吉とは。何を楽しみに生きろってね。

あ、「半吉」という言葉が救いなのか?ここまで悪くてもいいほうなんだよってこと?それも恐ろしい。

これを引いたのは去年の初夏の頃でしょか。

年明けたからもう無効?

しっかしねぇ(笑)。

 

 

 


金辰緑辰

2012-01-04 23:07:07 | パワーアップな日々 2012

 

 

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

今年やりたいこと。今年の目標。今年のプラン。

できるかな?やれるかな?珍しく新年早々に浮かびました。

 

毎年恒例の初詣。

そして毎年恒例の干支の鈴。

去年もそうでしたが今年も私が買うことになりまして。(駐車場の混雑の問題で私に任務がまわってきた)

 

主導権というか決定権は私。

好みの買うもんねー。あ、お金出すのも私ですが。

 

 

金辰。ゴールデンよ、きんぴかよ(笑)。

 

いえ、私の趣味というより、毎年白が基調なのを買っているので、

家にある12年前の干支の辰の鈴は白いはず。

 

 

これは干支違いですけど、こんな感じの白が基調の辰の鈴が我が家にあると思い込んでおりまして。

それで金の辰の鈴を買い求めたのですが。

 

帰宅してチェックしてみると、

 

 

…。

12年前の初詣では緑辰、グリーンドラちゃんを買ってたのね。

微妙なペア成立。

 

…12年後は白辰買うぞ。ってそのときって私いくつ?絶句。

って、グリーンドラちゃん買ったときって私いくつ?さらに絶句の倍率どんでしょか(笑)。