208回目が7月9日、16日17日義母の御通夜告別式、その後なんだか元気ががくんとなくなり一回休み、
しばらくの間本を読む気分になれなかったのですが、
きっかけはなんだったか定かではありませんが、
突然読書スィッチがオンになり、まあ読むわ読むわ、飛べ飛べロケットのような勢いでここ数日がんがん読んでいます。
かなりの冊数なので、ひょっとしたら2回に分けることになるかもしれない。
どこまでいけるかわからないけれど(だってね、錦水橋まで走ってきたし、長湯したしアルコール摂取だし)、
まずはやっていこうと思います。
ではいつものように、読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、
あとは紹介にも感想にもならない雑文です。
こぼれ種/青木玉
6行目は榎と椋(ムク)の葉の形の違いの写真
この本は再々読。ハンカチの木の章と、あとは気が向いたのを取り出し読みで終了。
悪童/カミラ・レックバリ
がこの子にしてあげられることといえば、搬送くらいだろう」
明るいミステリでこのシリーズは好きだったのだけれど、今回はあれよ、
なんというか事件の本筋を離れた部分の話が多くて、それを楽しめるか好まないか読者の好みが分かれるとこでしょか。
前二作は適度な明るさが陰湿な事件の救いでもあったのに、過度となると昼ドラっぽいというかそのものか。
口コミを読んでみると、それが面白いという声もかなりあって、受け取り方っていろいろなんだ。
以前「櫻子さんシリーズ」を読んでいたころ、どういうわけか一冊で話が完結せず、
次回に続くが決まりみたいになっちゃって、そのまだるっこさというか一冊一回で勝負して欲しいという思いが強くなり、
結局七作目か八作目で辞めちゃったんだけれど、今回のこの「悪童」もラストで次回に続くになっちゃってて、
展開としては好きではないなと。
が、一作目が面白かったので勢いですでにこの先三冊買ってあるのよね(笑)。
嫌になるか、やっぱり面白いわとなるか。読んでみないことにはわからない。
ことりっぷ 弘前・津軽・白神山地
弘前行きたくて下調べ。
エロマンガ島の三人 長嶋有異色作品集/長嶋有
「だからメーカーの人も同行するし、ちゃんとした旅だよ」ちゃんとした旅って当た
私の間違いかもしれませんが、佐野洋子さんの友人の骨董品やさんがつげ義春の無能の人のモデルとなった人で、
その骨董屋さんが連れ歩いていた息子さんが長嶋有だったはず。違っていたらごめんです。
長嶋有さんの本は数冊読んでいて、私の個人的なイメージですが津村記久子さんとタイプが似ているふうに感じます。
だらだら脱力系でありながらもところどころ当たりとギャグがちりばめられているので侮れない。
この本を読んでいる途中で義母が亡くなり、ぱたっと読書意欲がなくなり、中途で返却。
メメントモリ・ジャーニー/メレ山メレ子
どうしようもなくしんどくなることのほうが多いかもしれない。どんな自分でいれば、できる
「ときめき昆虫学」でも思ったのだけれど、
メレ山さんは損をしているのか得をしているのか、今回もその思いに行き当たってしまった。
やりたいことをひたむきにする姿勢には魅力を感じるのだけれど、
ひょっとしたら70%くらいはやりたい気持ちで、残り30%はいろいろなことが絡んでいるのではないかなんて。
今回は「死を想う・旅」ということで恐山や遠野に行き、
後半では自分の棺桶のオーダーメイドをしにクラウドファンディングで資金を調達、ガーナへ飛び、
ポテチをイメージした棺桶を作って帰国。
ちょうど義母を火葬したあとだったので、ついつい火葬できる棺桶のサイズというものを調べてしまった。
余談ですが、この世には小さな人から力士やレスラー、いわゆるカラダの超大きな人もいて、
ちゃんと巨人棺長尺棺というのがあるそうです。
メレ子さんの棺はそこまで大きそうには見えなかったけれど、塗装とかしてあって、日本での火葬OKなのかな?
しかし、義母の葬儀で思ったのだけれど棺桶って高い! 自分では最低価格のでいいと思っていても、
死んでしまったら「これがいい」なんて言えない指差せないし、
残された家族としても最低価格では後ろめたくてランクアップしそうな。
ホームセンターでコンパネで作っておくか、自作棺桶(笑)。
って、調べたらあったわ!
手作り葬セルフ葬 棺桶をDIYする 興味のあるかたはどうぞ。
解剖学教室へようこそ/養老孟司
解剖の実習はどんな順序で行われるのか
養老さんの本はなにかとごちゃごちゃ脱線するし長いし理屈っぽくて難しいのだけれど、
この本の対象は若い世代となっているので、ごちゃごちゃは省き、なかなか読みやすく面白かった。
また義母の火葬の話になり恐縮ですが、不謹慎と思いつつも義母の骨がどうでてくるか、
悲しみより骨との対面に気持ちがいってしまった。
あれですね、小柄だったのと高齢・女性・骨粗しょう症ということで、
父や義父のときのように骨がしっかりした形で残っておらず、肩甲骨の一部はわかったけれど、
大腿骨も頭蓋骨も崩れていて、私のときはにょっきり大腿骨が残っているようでありたいなと考え骨を拾ったのですが。
(でも頑丈すぎる骨で焼きあがるとそれはそれで骨壷に入れるとき困難が生じますが)
ミステリー中毒/養老孟司
いて、あるアメリカの教授が「私的復讐が広がる可能性がある」というコメントをしていたが、
興味をひく部分だけ飛ばし読み。
な、なんと、養老さんはスティーヴン・キングのファンだった! 私と同じ本何冊も読んでいる(笑)。
「書くことに関して徹底的におしゃべり」とキングのことを書いているけれど、その通りなんだけれど、
養老さんの書く文もかなりのおしゃべりだと思います(笑)。
掃除は「ついで」にやりなさい!部屋も心もきれいになる63のワザ/新津春子
で、空気の流れをよくすることが一番の対策。晴れた日には窓を開け、外気を取り込む
さぁやるぞ! ではなく、見つけたらしゃしゃっと、なにかのついでにしゃしゃっと、
汚れる前の予防も大切で、って、それってすっごくわかるのだけれど、
それができないから汚れていくのよね。
でもこういう本を読むとほどよい刺激になり、数日間はついでにしゃしゃっとやり、新しい掃除道具も購入したりで、
問題はそれをいかに持続させるか。
って、これって筋トレとかダイエットとか運動とかに共通しているのではないか?
まだまだ今回枠の本があるのですが、疲れました。
明日になるか明後日になるかわかりませんけれど、残りをやりたいと思います。
以上、ちょっとたまりすぎてあぷあぷしている209-1でした。