APT(あんぽんたん)な母娘のささやかな小旅行の続きです。
さて、
美瑛の迷丘で悲鳴をあげた私達。
もう今度は迷わないぞっ、
絶対すんなり目的地へ到達するぞっと、
鼻息荒く写真も撮らず、
ひたすら地図&道路標識にかぶりついて走っておりました。
実際、
国道237号から道道966号を、
ずんどこ真っ直ぐONLY YOUですから、
まず間違えるはずないのです。
横道にそれて、
ちょいと欲を出すからいけないのです。
(山では欲で動かないんですけど)
でもね…
私の中の何かが叫ぶのです。
『ダム見たいっ、滝見たいっ、行かせてちょっ』
それでも、
美郷不動尊はとりあえず諦めまして…
白樺街道をひた走り、
途中にある白金インフォメーションセンターに寄りまして。
ここでおにいさんから滝情報をしっかり教えていただきまして。
情報を仕入れたら余裕が出てきまして。
欲も出てきまして。
『よしっ、白金ダムに寄ってから滝行こうっ』
インフォメーションセンターでダム情報も聞けばよかったんですけど…
後の祭りってやつですわ。
白金ダムを甘く見ちょりました…
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これがゲットしたマップなんですけどね。
下左のPがインフォメーションセンター駐車場。
966号を横断、駐車場から直進すると、
白金ダムに向かう353号となるのです。
分岐を左に折れたらダムよね。
ところが…
この分岐が見つからないっ。
いえ、
正しくは見つけたんです。ちゃんと。
でも、まさかそれが正しい道だとは思いませんでして…
未舗装の細い、やっと車1台分のジャリ道でして。
てっきり作業道だと思い込んだのです。
標識もないし。
ところがどすこい、これだったんですわ…
思い込みとは恐ろしいもので、
山なら細い踏み跡分岐にも細心の注意を払いますが、
観光地なら舗装道が当たり前と思っていたんですわ…
驕りですな。
私達母娘は、
何故かダムに思い入れがありまして(爆)。
ダム湖でじゃなく、
ダムの、あれ何て言うんでしょ、
どでかいコンクリートの壁?提?堰き止めるやつ、
通じるでしょか??
あれに無性に興奮するんですわ。
昔、スーパーファミコンでね、
ゴエモンインパクトに乗って、
敵に占領されたダムを救いに二人で戦ったんですわ。
以来、
ダムの巨大な堰を見ると、
なんだか正義感がむらむらと(笑)。
村人達を助けに行かなければとね(爆)。
助けて貰わなければいけないのは私達母娘でして(汗)。
なんだか上富良野が見えてきたぞっと…
結局白金ダム探訪は幻となりました…
リベンジに密かに燃えております。
さぁこうなると滝ですわ。
私が今回一番見たかったのが「白金不動の滝」でして。
これだけは外せないし間違ってなるものですかでして。
元の966号に戻り、
おにいさんの教えと、
吐夢さんのHPの教えを何度も念じ?、
見落とすな、通り過ぎるなと、
血なまこ、いえ、血まなこで標識&入り口を捜しまして。
慎重になりすぎ、
一度ひとつ手前の駐車帯で『ないわないわ』
その後ちゃんと、
進行方向左手に「白金不動の滝」の小さな標識と、
「白金不動の滝」のバス停を発見。
ここだっ。ここに間違いないっ。
でもね、
肝心の滝への入り口が見当たらないのですわ。
バス停の端っこに邪魔にならないよう車を停め、
周辺をしっかり見回しても見つからないっ。
こうなりゃ足で探しましょと、
娘を車に残し、
入り口探しに走り回りまして。
するとね、
えへへっ、私見つけましたわ、滝への道を。
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これです。わかります??
バス停奥、
写真の中央に雪の中に石碑がちらっと見えるでしょ。
雪の上に、
かなり古い踏み跡もありまして。
車に戻り娘に報告。
私:『あった、見つけたぞっ!!
でも雪道じゃ。どうする??』
娘:『雪なら埋まるんじゃないの??』
私:『雪は締まってるからずぼぼにはならないけど、
あなたこんな道慣れてないでしょ』
娘:『あなたが行くなら私も行くっ』
おいおい…命託されてもな…
まずは様子を見て状況判断して決めましょと。
二人とも足元はスニーカー。
滑れば即中止です。
娘のために雪山にがつがつケリを入れ足場を作っておりますと、
『やめてぇ~、雪かかるってっ』と悲鳴が。
なんてごもっともな意見でしょ(笑)。
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娘のためにケリいれた愛の足場(笑)。
ここを乗り越えますと、
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先はこんな状態。
そして耳を澄ませば滝の音が聞こえるっ。
近いっ。
この突き当たりだなと読みまして。
私はこのような道には慣れていますし、
林の中も怖くはない。←いえ、ほんとはいつも怖いけどね。
娘がコケないか、グネらないかが心配でして。
さすが我が娘、
多少は滑るものの、
きゃぁきゃぁ騒ぎもせず、
真剣に我が身を守ろうと歩いておりまして。
何分ぐらい歩いたでしょか。
徐々に滝音が大ききなり、
目の前に大きな滝が現れまして。
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白金不動の滝です。
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横にあるのは新四国八十八ヵ所のお地蔵さんでしょか。
娘の顔にも達成感でして。
やった、この目で見たぞ、不動の滝。
満足満足なひとときでした。
戻り道も気を抜かずにど真剣。
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瀧不動明王。
やっぱり剣に炎ですわ。
ここでお礼を言いまして。
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雪に埋もれたお地蔵さん。
ん??今見たらこれ割れている??
雪が解けたらここ八十八ヵ所も歩いてみたいですわ。
…クマ看板ありましたけど。
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満ち足りて振り返る。ぐふっ。
インフォメーションセンターのお兄さんが言っておりましたが、
ここはなかなか見つけづらく、
見落とす人も多いそうです。
バス停の奥ですからっ。
って雪が解けたら遊歩道になっているはずです。
なんだかアドベンチャーな白金不動の滝だったのでした。
さあ、次はもうひとつの滝、
APTな母娘は気合を入れて白髭の滝を目指したのでした。
↑まだ行くってかい?(笑)。
さて、
美瑛の迷丘で悲鳴をあげた私達。
もう今度は迷わないぞっ、
絶対すんなり目的地へ到達するぞっと、
鼻息荒く写真も撮らず、
ひたすら地図&道路標識にかぶりついて走っておりました。
実際、
国道237号から道道966号を、
ずんどこ真っ直ぐONLY YOUですから、
まず間違えるはずないのです。
横道にそれて、
ちょいと欲を出すからいけないのです。
(山では欲で動かないんですけど)
でもね…
私の中の何かが叫ぶのです。
『ダム見たいっ、滝見たいっ、行かせてちょっ』
それでも、
美郷不動尊はとりあえず諦めまして…
白樺街道をひた走り、
途中にある白金インフォメーションセンターに寄りまして。
ここでおにいさんから滝情報をしっかり教えていただきまして。
情報を仕入れたら余裕が出てきまして。
欲も出てきまして。
『よしっ、白金ダムに寄ってから滝行こうっ』
インフォメーションセンターでダム情報も聞けばよかったんですけど…
後の祭りってやつですわ。
白金ダムを甘く見ちょりました…
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これがゲットしたマップなんですけどね。
下左のPがインフォメーションセンター駐車場。
966号を横断、駐車場から直進すると、
白金ダムに向かう353号となるのです。
分岐を左に折れたらダムよね。
ところが…
この分岐が見つからないっ。
いえ、
正しくは見つけたんです。ちゃんと。
でも、まさかそれが正しい道だとは思いませんでして…
未舗装の細い、やっと車1台分のジャリ道でして。
てっきり作業道だと思い込んだのです。
標識もないし。
ところがどすこい、これだったんですわ…
思い込みとは恐ろしいもので、
山なら細い踏み跡分岐にも細心の注意を払いますが、
観光地なら舗装道が当たり前と思っていたんですわ…
驕りですな。
私達母娘は、
何故かダムに思い入れがありまして(爆)。
ダム湖でじゃなく、
ダムの、あれ何て言うんでしょ、
どでかいコンクリートの壁?提?堰き止めるやつ、
通じるでしょか??
あれに無性に興奮するんですわ。
昔、スーパーファミコンでね、
ゴエモンインパクトに乗って、
敵に占領されたダムを救いに二人で戦ったんですわ。
以来、
ダムの巨大な堰を見ると、
なんだか正義感がむらむらと(笑)。
村人達を助けに行かなければとね(爆)。
助けて貰わなければいけないのは私達母娘でして(汗)。
なんだか上富良野が見えてきたぞっと…
結局白金ダム探訪は幻となりました…
リベンジに密かに燃えております。
さぁこうなると滝ですわ。
私が今回一番見たかったのが「白金不動の滝」でして。
これだけは外せないし間違ってなるものですかでして。
元の966号に戻り、
おにいさんの教えと、
吐夢さんのHPの教えを何度も念じ?、
見落とすな、通り過ぎるなと、
血なまこ、いえ、血まなこで標識&入り口を捜しまして。
慎重になりすぎ、
一度ひとつ手前の駐車帯で『ないわないわ』
その後ちゃんと、
進行方向左手に「白金不動の滝」の小さな標識と、
「白金不動の滝」のバス停を発見。
ここだっ。ここに間違いないっ。
でもね、
肝心の滝への入り口が見当たらないのですわ。
バス停の端っこに邪魔にならないよう車を停め、
周辺をしっかり見回しても見つからないっ。
こうなりゃ足で探しましょと、
娘を車に残し、
入り口探しに走り回りまして。
するとね、
えへへっ、私見つけましたわ、滝への道を。
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これです。わかります??
バス停奥、
写真の中央に雪の中に石碑がちらっと見えるでしょ。
雪の上に、
かなり古い踏み跡もありまして。
車に戻り娘に報告。
私:『あった、見つけたぞっ!!
でも雪道じゃ。どうする??』
娘:『雪なら埋まるんじゃないの??』
私:『雪は締まってるからずぼぼにはならないけど、
あなたこんな道慣れてないでしょ』
娘:『あなたが行くなら私も行くっ』
おいおい…命託されてもな…
まずは様子を見て状況判断して決めましょと。
二人とも足元はスニーカー。
滑れば即中止です。
娘のために雪山にがつがつケリを入れ足場を作っておりますと、
『やめてぇ~、雪かかるってっ』と悲鳴が。
なんてごもっともな意見でしょ(笑)。
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娘のためにケリいれた愛の足場(笑)。
ここを乗り越えますと、
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先はこんな状態。
そして耳を澄ませば滝の音が聞こえるっ。
近いっ。
この突き当たりだなと読みまして。
私はこのような道には慣れていますし、
林の中も怖くはない。←いえ、ほんとはいつも怖いけどね。
娘がコケないか、グネらないかが心配でして。
さすが我が娘、
多少は滑るものの、
きゃぁきゃぁ騒ぎもせず、
真剣に我が身を守ろうと歩いておりまして。
何分ぐらい歩いたでしょか。
徐々に滝音が大ききなり、
目の前に大きな滝が現れまして。
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白金不動の滝です。
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横にあるのは新四国八十八ヵ所のお地蔵さんでしょか。
娘の顔にも達成感でして。
やった、この目で見たぞ、不動の滝。
満足満足なひとときでした。
戻り道も気を抜かずにど真剣。
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瀧不動明王。
やっぱり剣に炎ですわ。
ここでお礼を言いまして。
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雪に埋もれたお地蔵さん。
ん??今見たらこれ割れている??
雪が解けたらここ八十八ヵ所も歩いてみたいですわ。
…クマ看板ありましたけど。
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満ち足りて振り返る。ぐふっ。
インフォメーションセンターのお兄さんが言っておりましたが、
ここはなかなか見つけづらく、
見落とす人も多いそうです。
バス停の奥ですからっ。
って雪が解けたら遊歩道になっているはずです。
なんだかアドベンチャーな白金不動の滝だったのでした。
さあ、次はもうひとつの滝、
APTな母娘は気合を入れて白髭の滝を目指したのでした。
↑まだ行くってかい?(笑)。