毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 227

2018-01-29 23:28:28 | 本 3

 

札幌の今日の最高気温は-5度だったそうで、

外に出たらもうこれ寒い寒い、マスク様様でありました。

 

さて、今回はさらさらっと読んだ本ばかりなので、

書くのもやはりさらさらっと簡単に。

 

いつものように、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 マリー・アントワネットの娘/藤本ひとみ

夫は、頭がよかったと自分ではいってい

 

藤本さんの書く本ってタイトルが苦手というか、なんだろ、イメージがあまりよくなくって、

過去1冊しか読んだことがなかったのですが、今回はその苦手だといっていたはずのタイトル買い。

アントワネットの娘といえば、マリー・テレーズ。

アントワネットが生んだ子供の中でただ一人生き残った人物です。

ルイ16世幽囚記は数年前に読んだけれど、その後のマリー・テレーズに関してはあまり詳しく載っていなかった。

この本もそこまで詳しく載っているわけではないのだけれど、感じたことは、

あれ、なんだかメアリー・スチュアートに共通しているものがあるかなと。

空気を読めない、時代の流れを掴めない、感覚・考えの切り替え、上書きをできない。

なんて読み進めていくと、この文庫本はマリー・テレーズの話だけではなく、後半はマルゴ王妃の話も載っている。

タイトルは「美貌の色情狂マルゴ王妃」「性欲過剰の真珠」←ある意味凄い、「色情狂の成り立ち」と、

ほらほらやっぱり凄いタイトルで迫っている。

で、その色情狂マルゴ王妃の話の中に、なんと噂のメアリー・スチュアートが登場。

メアリー・スチュアートの最初の夫の妹が、マルゴ。そうかと一人納得。

写真も豊富で、意外と使える本だったかも。

 

 

 

 

 

 倫敦塔・幻影の盾/夏目漱石

りていう「牢守りは牢の掟を破りがたし。御子等は変る事なく、すこやかに月日を過

 

 

 

 ロンドン漱石文学散歩/出口保夫

にした。アンドルーズはケンブリッジのペンブルック学寮の先生であった。

 

 

 

 漱石の孫/夏目房之介

 本当はスタッフが、先に漱石の元下宿に向かって歩いてくれるので、カメラに先導

 

 

大胆にも3冊まとめて。

ロンドン塔は私の行ってみたい場所の中のひとつで、漱石は1900年の留学中に観光してるんですね。

この本をガイド本として歩いてみたら面白いだろな。

そうか、漱石がイギリス留学をしていた頃にヴィクトリア女王が亡くなり、スコットが第一次南極探検に出発し、

日本では遼東半島をめぐり日露開戦は数年後、

私の中でばらばらだったピースが一箇所に集まったかんじ。

 

 

 

 

 

 ざんねんないきもの事典/今泉忠明監修

体のつくりや能力が進化しても、環境がガラリと変われば、絶めつしてしまう!

 

 

「続」のほうを先に読んでしまったのだけれど、おもしろいのだけれど、

やっぱりそれって残念なことではないと思います、はい。「続」のときにも書きましたが。

といいつつ、今回もおもしろかった。これをきっかけにどこかでだれかがもっと深く知ろうと励み、

勉強研究を重ね、学者なり研究者なり専門職種につく人もでてくるかも。

直球どストレート、ハート直撃だったのが、カカポ。なんて可愛いんだ、私好みだ、会いたい!

ああ、カカポと一緒に暮らしたい、視界のどこかにカカポがいてくれれば。

どこに行けば会えるのだろう、道内の動物園にいないのかと調べてみたら、

おお、絶滅危惧種で、そんな動物園どころの話ではないと知り驚愕。

タイトルが「ざんねんな」ではなく「ゆかいな」とか「ふしぎな」とかだったらここまで話題にならなかったかな。

タイトルって重要なんですね。

 

と、今回は全然だめだめですみません。終了します。


「いざとなったらタマをだせ」のことと、サスケ

2018-01-28 23:17:17 | パワーアップ希望な日々 2018

 

「いざとなったらタマをだせ」のことは後日書くとかなんとかいっててそのまんまだったのを思い出した。

南総里見八犬伝を読み始めたのはいいけれど、登場人物が多い、名前も長いし改名したりする、

主従関係姻戚関係も複雑で、内容云々の前にこんなに苦労するのなら、

子供の頃テレビでやっていた人形劇をもっともっとしっかりみておくべきだったのだけれど、

実は全然そんなレベルでは見てなくて、

「いざとなったらタマをだせ」、その部分ぐらいしか覚えてないというのが真相です。

 

私、あの辻村ジュサブロー氏が作った人形、

なんというか好みじゃないというか、ずばり、怖かったんです。

それで、夕方だったと思う、テレビでこれが始まる時間になると、逃げていた。

だから、内容もストーリーもなにも覚えておらず、

怖い、怨霊どよよん、そして「いざとなったらタマをだせ(チンチン)」。

ジン・ギ・レイ・チ・チュウ・シン・コウ・テイと今でも言えるな。

 

そう、「いざとなったらタマをだせ(チンチン)」、

どうして「(チンチン)」がプラスで浮かんでくるのだろう、(チンチン)って何だったんだろう、

そこで検索してみると、ちゃ~んとあるんですね。

 

 

 

 

 

 

げげげー、懐かしいぞ!

ベベンベンベンからしてもう怖い。伏姫(だと思う、違う?)怖い。

おおー! いざとなったらタマをだせ(♪チンチン)、チンチンというかカンカンというか、

そういう音が挿入されてたんだ。あー、納得、チンチンの正体みたりだわ。

 

 

 

 

おおお!!

サスケ、おまえを斬るっ。

 

 

 

一人のサスケが二人のサスケに三人四人に、おお歌える歌える全部覚えているってすごくない?

「光あるところに影がある」なんて文学だわ。

いやぁ、この歌だけはしっかり覚えているのに、サスケがどんなストーリーだったかはまったく覚えてない。

なのになにこの高揚感は。わくわくしてしまったわ。

 


おじさんの反撃

2018-01-24 22:39:39 | パワーアップ希望な日々 2018

 

寒っいですねー。冷え冷え。札幌の21時の気温は-10℃。

交差点がツルッツルで怖い。

 

今日の話ではないのですが、先日人通りの少ない裏道の小さな交差点を渡っているおじさんがコケた。

推定年齢75歳とみる。

転ぶ一部始終を目撃していたのですが、そんなに心配しなくてもいいような、

痛いでしょうけれど、勢いとか角度とか高さとかスッテン度というか、

どれをとっても大きな怪我には結びつかないような、そんな転び方。痛いでしょうけれど。

 

私の前方約15メートルほどの位置での転倒で、駆けつけなくても大丈夫と判断したのだけれど、

おじさん、倒れたまま動けない。

というか、動かないのではなく、仰向けに倒れ、手足、首はもぞもぞ動かすのだけれど、

胴体部分が路面から離れない。起き上がれない。裏返った亀みたいになってしまっている。

 

人通りの少ない裏道と書きましたが、そこにいる人は私とおじさんだけだけど、

近くに大型ショッピングセンターやスタバにドラッグストアがあるため車の往来は結構あり、

おじさんが道路を塞ぐ形で倒れているので、すでに車が4,5台停まっている。

 

「大丈夫ですか? どこぶつけました? どこが痛いですか?」とおじさんに問いかけると、

「腰打った、腰いてェ」と返ってきた。

「動けますか、起き上がれそうですか? ここ道路の真ん中で危ないので、動けそうなら端に移動しましょう」

 

手を貸すと、おじさんなんとか立ち上がった。

と突然おじさんが怒りだし、

先ほどすっ転んだ元凶の道路の氷の部分を蹴るというか地団駄を踏むというのか、

「これよ、みろ、これだ、これで滑ったんだ、この野郎」と、痛みと怒りと恨みを思いっきり氷にぶつけはじめた。

それだけ元気あるなら、早く歩道に移動しようよ、車何台も停まって見ているし。

優しく、おじさんの背中やズボンについた雪を払ってあげ、

「そうですよねー、つるつるですもんねー。家に帰ったら腰に湿布貼ったほうがいいですよ」と優しく背を押し歩道へ誘導。

いやぁ、転んで道路に八つ当たりというか反撃くらわす人初めてみた。

痛くて動けない、痛いのだけど恥ずかしさが爆発して急いでその場を立ち去る、この2パターンが鉄則だと思っていたのに。

しばらくは腰痛かったと思います。

痛むたびに「あの氷が悪いんだ」と怒っていそう。今日も転んでなければ良いのですが。


今日は1901年だった

2018-01-22 22:55:55 | パワーアップ希望な日々 2018

 

読んでいる本のなかに書いてある日付がズバリ読んでいるその日、

昨日1月21日、ルイ16世が処刑された日にちょうどその場面を読んでいた。

こんなこともあるんだと軽く眩暈がしたのですが、

その本も読み終え、次の本を読み始めたら、おいおい、ちょっと待って、

今度は1月22日と出てきた。

それってやっぱり今日じゃない。

1901年1月22日、ヴィクトリア女王が81歳で逝去した日でした。

いやぁ、2日連続カレンダーまじまじと見てしまったわ。

 

ルイ16世の処刑のことが書かれていた本は『マリー・アントワネットの娘/藤本ひとみ/中公文庫』、

次に夏目漱石の『倫敦塔・幻影の盾』を読むつもりだったのが立ち寄った書店には置いておらず、

それで図書館から『ロンドン漱石文学散歩/出口保夫』を借り、

下調べのつもりで読み始めたら、これだ。2日連続できた。

 

明日1月23日はきっとなにも起こらないと思う。

この本読み終わらないし、『倫敦塔・幻影の影』も今日別の書店で買ってきた。

ちなみにあれですね、図書館に行けば夏目漱石の本はあるのですが、文庫本は数冊であとは全集。

全集って字が極端に小さいし紙の色はセピア、あまりにも読むのがしんどそう。

ブック○フや古本屋さんにある文庫本は『坊っちゃん』『三四郎』『こころ』ばかりなのね。

書店で買おうとしても、小さな書店には全部が揃っているわけでもないし。

 

ああ、背表紙で本棚にばしっと揃えるなんてわくわくする。

返さなくっていい本ってやっぱりいよね。

といいつつ、どこまで読み続けるかは不明。

 


1793年

2018-01-21 22:33:33 | パワーアップ希望な日々 2018

 

昨日古本屋さんで買ったフランス革命関連本がなかなか面白くて、

今日も朝から文庫本を片手に過ごしていたのですが、

文中に書かれている日にちを見て動きが止まった。

んん? 1月21日? それって今日?

まじまじと卓上カレンダーを見つめる。

今日だ、今日だったんだ、わ、今頃の時間だ。戦慄。

今日はなんとルイ16世が処刑された日でした。

1793年1月21日、革命広場(現コンコルド広場)午前10時過ぎにギロチンにて斬首。

 

生きているっていうことは、知らずに歴史のその日と同じ日を暮らしているわけだけどね。

ちなみに調べてみると、勝海舟1899年、横山やすし1996年、松方弘樹2017年、1月21日に亡くなられています。

処刑された日と同じ日同じ時刻に、知らずに処刑の章を読んでいた偶然にやられてしまい書いてみました。

225年前。100年後の325年前の今日に驚く誰かがいてもおかしくない。


17ページ 6行目 225

2018-01-19 23:57:57 | 本 3

 

目の錯覚ならぬ鼻の錯覚?ってあるのだろうか。

雪道(新雪)を歩いていたら、花の香りがした。

あるのはニセアカシアの、花も葉も実もない、冬の裸木の姿なのに、

なぜか私のまわりは藤の花の匂いがしている。

えええ、なんでだろ、私の鼻おかしくなってしまったのかとくんくんしてみたけれど、

確かに藤の花の香りがうっすらと。

もちろんまわりに花など咲いてない家もない雪の匂いでもない。

これはひょっとしたらどこかで記憶のスィッチがonしてしまって、幻視ならぬ幻嗅してしまったのだろか。

いや、匂いは確かにしていた。

いい匂いだったなぁ。半年後が楽しみだ。待ってるぞ。

 

と、全然関係のないことを書いてしまいましたが、今日は17ページシリーズの日。

この10日間(厳密にではない)に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写せるものは書き写し、

あとは感想にも紹介にもならぬ雑文です。

 

 

 

 

 

 日本の古典23 南総里見八犬伝/滝沢馬琴 白井喬二訳

 

17ページは扉のページでした。

 

 

 

 南総里見八犬伝/平岩弓枝 文

 

17ページは佐多芳郎氏の伏姫と八房の絵。

 

 

 

 図解里美八犬伝/犬藤九郎佐宏

17ページはあらすじ1-8つの珠の誕生の図解。

 

 

宮田珠己氏が南総里見八犬伝はとても面白いと書いてある本を前回読み、

そういえば有名すぎるこの話、「いざとなったらタマを出せ」レベルでしかしらない。←詳細は後に。

曲亭馬琴(滝沢馬琴ではなく曲亭馬琴がペンネームだそうです)が28年かけて書き上げた超大作。

ワンピース(尾田栄一郎)は1997年7月連載スタートだそうで、おお、馬琴の記録抜くか手前で完結か。

 

原文はまず無理なので有名な白井喬二訳を選択、それでも心配なのでやさしげな平岩弓枝本も併用、

さらに迷子防止のため図解里見八犬伝まで用意した。

どうだ、かかってこいでスタートしたものの、撃沈。

 

平岩弓枝本だけは最後まで読み通したけれど、白井喬二本は親兵衛が再び姿を現すあたりでダウン。

登場人物が多すぎるし、名前だけでも一苦労なのに改名は入る、主従関係姻戚関係も複雑。

あれですね、勧善懲悪・因果応報、まるでRPGやっているみたい。

で、何かの本で(記憶が正しければ和田竜氏だったと思うけど違っていたらごめんなさい)、

昔の日本人はいとも簡単に命を捨てたというようなことを書いていて、

命を粗末にするというのではなく、○○のために死ぬといえばいいのか、

一足飛びに死を選び完遂してしまう。

 

慣用句にも「腹が黒い」とか「腹のうちをさぐる」とか「腹を割る」とか腹のつく言葉は多いけど、

身の潔白を証明するため、あるいは殉死、男も女もこの本の中では死人切腹続出。

「私の腹は黒くありません、見て見て真っ白でしょ、ほら」なんておっそろしい。

伏姫でさえ腹を切り身ごもっていないことを証明する。凄まじい。

超音波検査があったなら、エコーするだけで済んだのに。

悪者は徹底的に悪く書かれているし、江戸時代の人にとってはこれを読むのは一大娯楽だったんだろうな。

いやぁ、しんどかったです。

 

 

 

 

 杏のふむふむ/杏

いよ」

 

杏ちゃんはいい子だわ。性格良すぎる。嫌味じゃなくて、どうしてあんなにいい子なんだろう。

行動力がすごい。

自ら体を使い恐れずやっちゃう行動力、心の中に思っていることをあらわす行動力。

自分で自分に鍵をかけてしまうようなとこがないんだな。だからあんなに背が高いのか。違うな。

 

 

 

 

 神さまたちの遊ぶ庭/宮下奈都

「福井で受験するのであれば、二月には戻ってきたほうがいいですね。いろいろと

 

宮下さん一家がトムラウシに一年間移住していたのは知っていたけれど、

こんな山奥に住んでいたとは。

タイトルから、もっと静かな本かと思いきや、家族の移住日記で、

いやぁ、感激したのが宮下さんもあの「大草原の小さな家」のファンだったのか、

キャロラインの破傷風自己治療のシーンが書いてあった!

覚えているってね、私「大草原の小さな家」が大好きで、テレビは観ていたし、本も全巻揃えてある。

私の理想だったな、インガルス一家は。というより「父さん」が。

父さんチャールズ(というよりマイケル・ランドン)の白シャツ、サスペンダーに肩まわりの筋肉!

あんな家庭を築きたかったのに、どういうわけか私がマイケル・ランドンになっている(笑)。

メアリーの失明と、眼鏡で藁が焼けるシーンを強く覚えている。

いえ、インガルス一家の話ではなく宮下さん一家の話を書かなくては。

ああ私も本と楽器と楽譜を持って移住したい。

でも、寒いのは平気だけれど、ネットや携帯のない生活は心配だ。

繋がっているのに使わないのとでは違う。

テレビだってそう、普段はほとんど見ていないけど、見ない選択と映らないのとでは心構えが違う。

それに問題は人付き合いだ。これはハードル高いな、私にとって。

お弁当を用意する話があって、それも重箱で、家族の分だけを用意するのではなく、

みなさんでまわして食べる用だなんて、もう考えただけで味云々の話ではなく、

そのプレッシャーで一歩も前に進めそうにない。

そう考えると、一家で見知らぬ土地に飛び込んだ宮下さん一家の勇気も拍手だし、

受け入れる側の懐の広さにも感心する。

いやぁ、書きたいこといっぱい出てくるんだけれど、ちょっとここでストップします。

 

*追記 ネットやテレビはトムラウシでも繋がっていることは本に書いてありました。

現在は変化し、さらによい環境になっているかもしれません。

 

 

 

 

 こころ/夏目漱石

は高い梢を見上げて、「もう少しすると、綺麗ですよ。この木がすっかり黄葉して、ここい

 

古い文庫本を読み直して見たのだけれど、というか前に読んだときは前半でやめてしまっていたはず。

いやぁ、なにこれ、こんなに凄い本だったとは。

さきほどの南総里見八犬伝がRPGなら、こころはS&G。サウンド オブ サイレンスが鳴りはじめたわ。

私の性格上、有名すぎるのってそれだけで選択肢から外してしまう傾向が強く、

それって損かななんて考えることもあったけど、今回は実感。

それに夏目漱石ってロンドンに留学しているし、時期的にスコットの第一次南極探検の頃なのではと。

調べてみないとわからないけれど、おそらく重なっているのでは。

ちょっと漱石読んでみる気になっています。

 

 

 

 

 坊っちゃん/夏目漱石

い。

 

 

というわけで、有名すぎてパスしていた小説「坊っちゃん」を読んでみた。

意外と面白い。S&Gでいうならミセス・ロビンソンだな(笑)。なんのこっちゃですが。

もしも私が若いときにこれを読んだのなら、清にあまり目が行かなかったのでは。

清ですね、清。最後の一行、最後の一ページ。

以前、正岡子規の本を何冊か読んだけど、あのときはそんなに漱石を読もうとは思わなかったのに、

これはなんでしょね、どこでなにが用意されているのかわからないけれど、

漱石を読むべき齢(時期)になったということでしょか。

 

 

 

 

 CGステレオグラム2

 

そろそろ立体視ブームは去ろうとしています。

見えるようになってくると感激が薄れてしまうのが難点。

 

 

なんだか長くなってしまったなぁ。

おやすみなさい。

225回目でした。


かまぼこ とり天

2018-01-18 22:54:54 | パワーアップ希望な日々 2018

 

住んでいる地域によって違うのかもしれませんが、

かまぼこといって思い浮かべる姿をいえば、板に乗った半円形に近いあの形。

 

 

 

Kamaboko.jpg

ウィキペディアから画像を持ってきましたが、かまぼこといえばこんな感じ。

最近は板なしかまぼこも見かけることがありますが。

 

 

暮れにかまぼこの詰め合わせを頂いたんです。

紅白、ウニ、チーズかまぼこの4本が個別に包装されていた。

で、ではでは御馳走になりましょうと、まずはチーズかまぼこの袋を開封したのですが、

開けてびっくりはてなのかまぼこが出てきた。

 

 

 

 

 

これはそのチーかまではなく、ウニかま。

ラスト1本なので写しておいた。

 

 

さきほども申し上げましたように、あのかまぼこのイメージで開封したのですが、

出てきたのは、

 

 

 

 

 

チューブかまぼこ with 板。

 

 

 

 

……板。

 

 

 

 

 

板同封の意味がよくわからない。

昔かまぼこ板でジェニーちゃんの家具を作ったことがあり(ベッドやテーブルに椅子とかなりの力作で、

かまぼこ板は友達に協力してもらい集めた)、

あの板っていろいろ使えるのはわかっているのだけれど、

これにウケと驚きを感じたのは私だけだろうか。

 

 

食べ物でもうひとつ。

私は数年前に、生まれて初めてとり天なるものを食べました。

北海道生まれの北海道育ち、鶏肉&油といえば、から揚げ・ザンギ・チキンカツで、

鶏肉の天ぷらなんて知らない、食べたことがない、飲食店や居酒屋のメニューでも見かけないと思う。

それが、地域の有名うどん店○屋で食べたうどんがとり天だったのね。

初体験にして美味しくてね、行けばかしわ天ぶっかけを頼んで戦ってくるのですが、

うどんと戦うというのも妙だけど、あそこのうどんは生きているぞな、もし。

食べるのも真剣勝負って感じ。

 

ああ、昨日からとり天が食べたくなって、作り方なるものを調べているのだけれど、

下味のつけかたがいろいろあって、逆にどれにすればいいのか迷う。

○屋に行って食べたほうが早いし確実か(笑)。

大分県の料理だとネットででてきて、いやぁ、日本列島ってやっぱり離れているんだなぁ。

って、とり天を知らなかったのは私ぐらいかもしれませんが…。


防寒マスク

2018-01-17 23:01:01 | パワーアップ希望な日々 2018

 

マスクをすると顔があたたかい(笑)。

風邪予防のためマスクを着用が、すっかり防寒グッズとしてのマスク着用になってしまってます。

多少の息苦しさも慣れてくると気にならなくなり、

顔がほんわりあたたかくてあたたかくて、マスク友の会設立でしょか。

 

そのマスクですが、私が使っているのはもっぱらプリーツタイプ。

が、意外と正しくつけていない人を見かけます。

多いのが、プリーツを伸ばしきらずに、布マスク的感覚で口元を覆っているタイプ。

今日も出先でちょっと話をした人(もちろん友人ではない)がプリーツを伸ばさず当てていて、

これは指摘したほうがいいのか気付かないふりをしたほうがいいのか、悩んだ。

プリーツをびよ~んと伸ばしフィットさせたい欲求との闘いでもあった。

 

裏表に関しては、昔一度やらかしたので、そこは入念にチェックしています(笑)。

折り山が下向きが正解です(相手から見て)。

鼻部分の針金を折り曲げ鼻&頬にしっかりフィット。

プリーツはびよ~んと伸ばし、あごの下、ノド深くまでしっかり伸ばして包み込みましょう。

あたたかい。手放せないあたたかさであります。

 


お役に立てたようで

2018-01-15 22:25:25 | パワーアップ希望な日々 2018

 

書店で文庫本を一冊選びレジへ向かう途中、

「すんません」と見知らぬおじさん(推定年齢73歳)に声をかけられた。

ダウンコートにお決まりの長靴姿だったので、書店の店員さんと間違えて声をかけたのではなさそう。

私に用があって呼び止めたのに違いない。

 

何か探している本でもあるのだろうか。

ちょっと知的なおばさんに見えたのだろうか。

 

「はい?」と笑顔でおじさんに向き合うと、

「すまんがそこの地図とってくれんか。わし手が届かんくて」

……そうきたか。

私、ご存知かと思いますが、背は高いんです。

おじさん、チャンスだと思ったんだろな。

 

昭文社の地図の棚で、分県地図ってやつね、がばっと広げてみる、シートタイプ。

で、

「茨城、茨城県とってくれんか」

はいはい、はいはい、いいですよ、とりますよ、茨城ですね、ほら、よいしょっと。

おじさんの気転というか、背が高い人通るの待ってたのかと思うとおかしくて、

おもいっきりの笑顔で茨城県地図を手渡してあげましたけど、

いやぁ、自ら進んで高いところのものをとって上げることはあるけれど、

通りすがりに呼び止められ頼まれたのは初めてのような気がする。

役に立つ こともあるこの 背丈かな。

 

 

 

 

気温が上がって路面ぐちゃぐちゃで大変大変。長靴最強だな。


今年も一年安鯛

2018-01-13 23:36:36 | パワーアップ希望な日々 2018

 

 

今年も初詣で鯛おみくじを買いました。

去年の赤鯛は娘のところにいったので、

数えて見ると手元には4匹の鯛が元気に跳ねている。

 

 

 

 

 

 

いつの年だったのかは忘れたけれど、金鯛は一生安鯛になっている。

今年は文字まで調べるのをすっかり忘れて、活きのよさそうなのを選んできた。ってどこで区別かは謎ですが。

 

私は神社にお参りするのは好きというか、あれはもう習慣ですね、前を通ると寄らずにいられない。

といって、熱心とか信仰心が厚いとか、そういうのはあまりない。

神様スタンプと自分で呼んでいるのですが、そんな感じ。挨拶ですね。

いつも寄る神社で一度もおみくじを引いたことはないし、

そういえば神宮でも引かないな。

娘がおみくじ好きで、一緒のときにだけ「じゃあ私も」と引くレベルなので、

吉でも凶でもあまり関係ないし、実際今年引いたおみくじは何だったのか、ほとんど見ていない。

 

 

日は変わりますが、

 

 

 

 

そのいつも寄る神社のどんど焼きに行ってきたのは1月7日。

顔とアタマと歯と膝で煙を超吸収。

膝の調子が悪いと、どこかでなにかを我慢しなくちゃならないんだな。

ああ三角山行きたいなぁ。


ブラシと杓文字

2018-01-12 22:59:59 | パワーアップ希望な日々 2018

 

先日買った無印良品の頭皮ケアブラシを裏返すと、

娘の修学旅行のお土産、健康しゃもじにそっくりだということを書きました。

 

 

 

 

 

これがその頭皮ケアブラシ。

 

 

 

ひっくりかえすと、

 

 

 

 

これ。

 

 

そこに噂のしゃもじを並べてみると、

 

 

 

 

おお、似ている(笑)。

さてどっちがどっちでしょう。ってわかるってね。

 

 

 

 

 

ほぼ同サイズなのではと予測していたのだけれど、

健康しゃもじのほうが幾分スマートでした。

 

 

 

 

 

しかし、ありがたいお土産だ(笑)。

おかげさまで元気、元気。

でもこれってしゃもじよね?

でもご飯よそうものではないわよね?

一度もつかったことないけれど、どうやってつかうものなんだろう。肩たたき? お部屋のインテリア?

よくわからないけれど、ありがたきものといいことで。


女装して?

2018-01-12 11:01:01 | パワーアップ希望な日々 2018

 

おはようございます。

パソコンを起動したら、『女装し女湯50分、裏声で「女性です」…男逮捕』なる、

大いに興味を引かれる見出しが目に飛び込んできたのでクリックすると、

女装して公衆浴場の女湯に侵入したその事件って、札幌市西区となっていて、

北5西24の公衆浴場といえば、これはあそこだわと朝からびっくり。

 

で、その内容というかやらかしたことがすごい。

侵入した男は身長約180センチ、これは大きい。

私も長身だけれども、滅多にこれぐらいの背丈のある女の人を見かけることはないので、

まずその時点でこれは無理というか無謀というか、人目につく率最初から高すぎるのに何考えているのか。

 

で、黒いボブカットのカツラをかぶり化粧をして約50分間入浴していたそうだ。

この女装男、太っていたそうで、そうなると肉乳がカバーというか乳偽装というか、

それらしくみえたのかもしれないけれど、いや、やっぱり形は違うし女の乳を甘くみるな、

股間はどうカバーしていたのだろう。

念入りにテープで裏に固定していたりして(あくまでも私の想像)、もうよくわからんです。

 

居合わせた常連客が不自然に下半身を隠していることを不審に思い施設側に連絡したそうだけど、

不自然に下半身を隠さなかったら、というか、常識の範囲内でタオルで隠す程度なら誤魔化し通せたのだろうか。

不自然に下半身を隠す。う~ん、どこまでが自然でどこからが不自然なんだ?

タオルで死守してたんだろか。

う~ん、もっとそこのところ詳しい説明を解説を入れて欲しい。

アキラ100%のように隠せれば女湯入れる…とでも思ったのだろうか。

自室で予行練習してたのだろうか。

さらにこの男、駆けつけた署員に、裏声で何度も何度も「女性です」と応えていたそうで、

なんというか情けないなぁ、50歳ですって。

女装するのは個人の趣味だけれど、女湯侵入は犯罪だ。線を越えてはいけないぞ。

建造物侵入の疑いって、わいせつ物公然陳列罪にはならないのか。

あ、隠していたからか。いや、その、わかりませんが…。

 

女装し女湯50分、裏声で「女性です」 …男逮捕 読売新聞

 

それでは良い一日をおすごしください!


今年のタオル と、もうひとつ

2018-01-11 23:12:12 | パワーアップ希望な日々 2018

 

一昨日、年末年始頑張った自分にサービスしようと、

なにかいいもの(そこが謎で問題だが)買いましょと、中心部まで出かけてきました。

自分にサービスっていってもね、そんな贅沢にドンっではなく、

ささやかなささやかなお買い物のレベルです。

 

 

 

 

 

 

贅沢度でいうと(笑)、まずは一番下の汗拭きタオル(笑)。

某所(ジム)滝汗用です。

よく首にタオル巻いている人をみかけますが、私はもっぱら正方形真四角タオルを愛用しています。

これは一辺が30センチくらいかな。

もちろん首には巻かない、巻ける長さではないし。

腰(ウエストのゴム)に挟むこともしないな。

今年はこれで頑張るぞと。

 

 

大好きな未映子さんの文庫本だって、古本ではない。書店で購入、立派なおにゅーだ。

数冊不発が続いていたのだけれど、これはなかなか面白そうで。

 

 

 

無印良品のオイル。

 

 

スウィートアーモンドオイル。

もともとオイル好きで、無印のホホバオイルがかなり優秀なので、

こっちはどうよと買ってみた。

 

 

 

 

 

同じく無印の頭皮ケアブラシ。頭皮ケアを打ち出しているところに期待してみたい。

アタマ凝るのよね、こめかみとかおでことか。

使ってみた感想は、刺激がもう少し欲しいかな。

でもこういう商品購入のいいところは、なんだかんだいいつつブラッシングをする回数が増えること。

で、これかなり大振りなサイズで、ひっくり返して裏からみると、

 

 

 

 

 

しゃもじ?(笑)。

ご飯よそえそうだ。

そういえば、娘の修学旅行(中学だったかな)のお土産に、

健康しゃもじを貰ったな。

もったいなくてしまってあるけれど、明日並べて写してみるか。

ほぼ同サイズのような気がする。

 

 

 

 


 

このお買い物にでかけたときに遭遇してしまった札幌地下鉄大通駅の人身事故だけれど、

やっぱりホームの一番端、ホームドアではなくその横の鉄柵から飛び込んだようです。

服の色や素材感から年配者かと思っていたところ、50代女性ということ。

なにがあったんだろ。

本人しかわからないけどね、先頭車両が停止する手前に飛び降りても、

死には至らないとわかっていたのかそういう判断もできないような精神状態だったのか。

それとも感電を狙ったとか。

他に飛び降ることで得られるメリットっていったら、思っていること書けないな、さすがに。

あの鉄柵はホームに立てば見えているし。

鉄柵は1.1メートルの高さだそうで、ホームドアより文字通りガードが低い。

搬送現場を見てしまったせいもあり、どうもこの人身事故は気になることが多い。

 

ホームドア設置後初 1月9日に発生した札幌市営地下鉄の人身事故

 

このような記事を見つけたので興味のある方はどうぞ。

しかし、『鉄柵部分はホームの死角に当たるため』と書いてあるけれど、普通に見えてるぞ私には。

あそこに潜んで隠れて待っていたという意味合いかな。

どんなにつらくても、地下鉄やJRに飛び込むのはいけないよ。

迷惑をかけてはいけない。

運転手さんは心底お気の毒だ。

ホーム先頭で車両待ちをしていて見てしまった人たちも気の毒だ。

向かい側のホームからも見えていたかもしれない。

あそこ(先頭車両の出入り口付近)は札幌駅の改札に一番近いのでとても混む。

家族がいるのかそれもわからないけれど、

本人にも家族にもどれだけつらいことがこの先待ち受けているのか。

市営交通もホームドア設置してから油断していたのかな。

骨折で済んだようだけど、あそこは通りたくないな。

って、あそこを利用するのが一番近いからこれからも通るたび検証しちゃうんだろな。


17ページ 6行目 224

2018-01-09 23:43:43 | 本 3

 

 

 

本日まさかの3本目の投稿となる、17ページシリーズです。

 

今回は年末年始をはさみ2回分の冊数となるのですが、

思うほど読めなかったのと、期待していたほどの面白さ(あくまでも個人的なものです)ではなかったのと、

ちょっと新年第一弾にしては不発な内容となりますが、

まずは今年初の17ページシリーズを。

ほとんどが昨年中に読み終わったものばかりです。

 

ではいつものように、今回は10日間ではないのだけれど、

この期間中に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 

 

 脳にいいことだけどやりなさい!/マーシー・シャイモフ 茂木健一郎訳

 

17ページは目次でした。

古本屋さんでぱっと買ってしまった1冊。

人は一日に6万個の物事を考えていて、その95%は前日も前々日も考えていたことだそうです。

で、問題なのはその習慣的な考えの約80%がネガティブなものだそうです。

私は常に後ろ向きのネガティブ傾向が強いので、なんだかおいおいそうなんだよと納得。

そこを認識できたのはこの本を読んで得た成果かなと。

おいおいまた考えてるよ、と持っていけたら軌道修正できるんじゃない?

前半はふむふむと読めたのだけれど、どんどんなんというかスピリチュアルっぽくなってきて、

そういうのはどうも苦手なので完読せず終了。

 

 

 

 

 

 彼女たちはみな、若くして死んだ/チャールズ・ボズウェル 山田順子訳

していた、シフォニアと呼ばれる、浅い引き出し付きの小型テーブルを調べた。引き出し

 

短編10作収録されているのだけれど、どうも犯罪・短編というとシーラッハさんと比べてしまい、

また年末の忙しい時期と重なって、この本に時間を費やす気になれず、

時期が時期でなければもっと読んだのかもしれないけれど、途中でストップ。

タイトルはうまいなぁ。ちょっと未練が残るので、またいつか読んでみるかも。

 

 

 

 

 

 なみのひとなみのいとなみ/宮田珠己

さと持って行こうと思ったら色とかサイズがいろいろあったりして、ああもう、何やってるん

 

やはりなんといっても『好きなことはイヤなことと必ずセットでやってくる』でしょね、

これ座右の銘にするか(笑)。

気になったのは(本当に気になって宮田さんに手紙を書きたくなったほど)、

「キレたり獣のように叫んだりした話」のキレの部分と「まぶたの中の記録映像」。

なんで手紙を書きたくなったほどなのかというと、私経験あるんです、まぶたの中の記録映像。

実際には宮田さんと違ってまぶたではなく部屋の壁や天井だったのだけれど、

アタマの中に血の塊ができ視神経とか視覚野がやられてしまった時期(限定)で、

突然まったく予期せぬ映像がどんと現れたんです。

天井や壁をスクリーン代わりにあんなに大きく大きく写っているのに周りの人には見えていない。

幌馬車だったり、外国の女優さんだったり。

文字通りアタマがおかしくなったというか、どこか回路が変になっていたのだと思う。

手術で血の塊や絡まっている血管を取り除いたら、きれいさっぱり見えなくなってしまったけれど。

入院中にもうひとり同じような話を聞いたことがある。

彼女は天井いっぱい人の顔だったそうだ。その後の経過はわからないけれど。

「キレたり」でも脳の血管のことを自覚しているみたいだし、なんだかちょっと心配で。

脳ドックへ行ったほうがいいのではないかと。

何か抱えているような気がします。

 

 

 

 

 

 しずかな日々/椰月美智子

含めてだ。

 

椰月さんを読むのはこれが初めてなのだけれど、これ、ヒットでした。いい本です。

図書館本なのだけれど、自分専用に一冊購入する予定。

椰月さんをもう少し読んでみたい気がするけれど、初めての椰月さん本がかなりのヒットだっただけに、

逆に次の本を読むのが怖いというか、失望、がっかりしたらどうしようかと、

次の一冊は何にしたらいいのか模索中。

 

 

 

戌年だからというわけではないのですが、

宮田さんの本の中で南総里見八犬伝をとても褒めていて、

そういえば昔テレビでやっていたけれど全然覚えてないな、

そんなに面白いのなら読んでみるかと、年末年始を利用してぽつりぽつりと読んでみたのですが、

それはまた後日にします。

 

以上、今年最初の17ページシリーズでした。