札幌の今日の最高気温は-5度だったそうで、
外に出たらもうこれ寒い寒い、マスク様様でありました。
さて、今回はさらさらっと読んだ本ばかりなので、
書くのもやはりさらさらっと簡単に。
いつものように、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、
あとは感想にも紹介にもならない雑文です。
マリー・アントワネットの娘/藤本ひとみ
夫は、頭がよかったと自分ではいってい
藤本さんの書く本ってタイトルが苦手というか、なんだろ、イメージがあまりよくなくって、
過去1冊しか読んだことがなかったのですが、今回はその苦手だといっていたはずのタイトル買い。
アントワネットの娘といえば、マリー・テレーズ。
アントワネットが生んだ子供の中でただ一人生き残った人物です。
ルイ16世幽囚記は数年前に読んだけれど、その後のマリー・テレーズに関してはあまり詳しく載っていなかった。
この本もそこまで詳しく載っているわけではないのだけれど、感じたことは、
あれ、なんだかメアリー・スチュアートに共通しているものがあるかなと。
空気を読めない、時代の流れを掴めない、感覚・考えの切り替え、上書きをできない。
なんて読み進めていくと、この文庫本はマリー・テレーズの話だけではなく、後半はマルゴ王妃の話も載っている。
タイトルは「美貌の色情狂マルゴ王妃」「性欲過剰の真珠」←ある意味凄い、「色情狂の成り立ち」と、
ほらほらやっぱり凄いタイトルで迫っている。
で、その色情狂マルゴ王妃の話の中に、なんと噂のメアリー・スチュアートが登場。
メアリー・スチュアートの最初の夫の妹が、マルゴ。そうかと一人納得。
写真も豊富で、意外と使える本だったかも。
倫敦塔・幻影の盾/夏目漱石
りていう「牢守りは牢の掟を破りがたし。御子等は変る事なく、すこやかに月日を過
ロンドン漱石文学散歩/出口保夫
にした。アンドルーズはケンブリッジのペンブルック学寮の先生であった。
漱石の孫/夏目房之介
本当はスタッフが、先に漱石の元下宿に向かって歩いてくれるので、カメラに先導
大胆にも3冊まとめて。
ロンドン塔は私の行ってみたい場所の中のひとつで、漱石は1900年の留学中に観光してるんですね。
この本をガイド本として歩いてみたら面白いだろな。
そうか、漱石がイギリス留学をしていた頃にヴィクトリア女王が亡くなり、スコットが第一次南極探検に出発し、
日本では遼東半島をめぐり日露開戦は数年後、
私の中でばらばらだったピースが一箇所に集まったかんじ。
ざんねんないきもの事典/今泉忠明監修
体のつくりや能力が進化しても、環境がガラリと変われば、絶めつしてしまう!
「続」のほうを先に読んでしまったのだけれど、おもしろいのだけれど、
やっぱりそれって残念なことではないと思います、はい。「続」のときにも書きましたが。
といいつつ、今回もおもしろかった。これをきっかけにどこかでだれかがもっと深く知ろうと励み、
勉強研究を重ね、学者なり研究者なり専門職種につく人もでてくるかも。
直球どストレート、ハート直撃だったのが、カカポ。なんて可愛いんだ、私好みだ、会いたい!
ああ、カカポと一緒に暮らしたい、視界のどこかにカカポがいてくれれば。
どこに行けば会えるのだろう、道内の動物園にいないのかと調べてみたら、
おお、絶滅危惧種で、そんな動物園どころの話ではないと知り驚愕。
タイトルが「ざんねんな」ではなく「ゆかいな」とか「ふしぎな」とかだったらここまで話題にならなかったかな。
タイトルって重要なんですね。
と、今回は全然だめだめですみません。終了します。