毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

骨折記念日

2021-01-13 23:16:16 | 骨折日記ホネホネ

 

2019年1月13日、滑って派手に倒れ(としか言いようがない)右手首を骨折。

橈骨遠位端骨折(ヒビだったので不完全骨折ですが)。

手首をついたわけではなく、カバンにいれ抱えていた本数冊と路面に手首を挟まれた感じ。

あれから丸二年経った。

 

 

 

 

向こうに写っている住宅のところが転倒現場。

 

以来、靴底と路面状況にはかなり気をつけるようになりました。

道を選ぶ。路面を読む。

傾斜が強い歩道や駐車場の出入り口(コンビニは要注意)はできるだけ避ける。

そして、

 

 

 

 

今冬はmy滑り止め砂を用意、転ばぬ先の砂だ。

用意したのに連日真冬日が続き雪が融けるまで気温が上がらず、

つるつる凍結路面になることもなく(近所比)比較的歩きやすい路面状況で出番なし。

ただ今日は最高気温がプラスでかなり暖かかったので、

これから先は凍結つるっつる路面が現れるかも。

豪快に撒きながら歩きたい(笑)。

いや、きっと撒かずに終わると思う。心のお守りだ。

 

骨折の話に戻すと、

もう全く痛みはないし手首の屈曲伸展角度も骨折前と変わらないと思う。

不自由はなし。

ただ心の痛手というか恐怖心は残っていて、

滑りやすそうな箇所を見つけると、

滑るぞ転ぶぞ気をつけろと自分に常に言い聞かせ歩いている。

転ぶときは転んでしまうから仕方ないけれど、

骨折まではいかないよう願うのみ。

痛いし不便だし、何よりかかった医療費がすごかった。

橈骨遠位端骨折と大腿骨骨挫傷、これが私の二大激痛の記憶かな。

これやばいかもと自分でもわかる痛さの類でした。

 

 

 


利き手が使えないとき役に立ったもの

2020-01-16 23:30:30 | 骨折日記ホネホネ

 

月日が経つのは早いもので、橈骨遠位端骨折から一年が過ぎました。

ああそんな時期もあったよなとすっかり過去の出来事になってしまっています。

 

100%元通りになったかというと、う~ん、99%かな。

じゃあ1%はというと、四つん這いの態勢で全体重をかけたとき違和感がちょっとある。

前は痛みもあったから、それからみると上出来なのだけれど、

ミルフィーユ一枚というよりはパラフィン紙が一枚手首に挟まっている感じ。

全く文句なし。ここまで筋トレできるようになればほぼ満点。

来年はパラフィン紙も消滅しているかもしれないし。

というか、脚と手を対角線上にあげる筋トレ「ハンドニー」をしなければ違和感があることすらわからなかったと思う。

 

検索履歴を見ると橈骨遠位端骨折関連の記事が時折読まれているようなので、

一度書かなければと思っていた骨折時に役に立ったものをいくつか挙げておこうと思います。

あくまでも私基準で役に立ったものですが。

 

利き手、私の場合は右利きなので右手と書きますが、

「右手が使えないと不便でしょう」とよく言われました。

で、実際そういう状況になってみると、

右手が使えないから不便なのではなく、

両手が使えない、押さえる側の手がないというのがまったく不便でありました。

 

普段両手でやることを片手でなら半分レベルかと思いきや半分にも満たない。

顔を洗いたくても水をすくえない。

試しに明朝やってみてください。猫かと思いますから(笑)。

石鹸も泡立てない、髪も結わえれない。

まぁでもこういうことは自分なりに工夫してなんとかなっていきます。

私はダイレクトに蛇口の下に顔を持っていき直洗いしてました。

 

問題なのは食事。

作れない、洗えない、食べられない。

お箸なりフォークなりスプーンなりミニトングなり、なんでもいいのですが、

これを左手に握りしめご飯を食べようとするじゃないですか、

不慣れな左手、力加減もへったくれもなく、いざご飯をすくおうとすると、

お茶碗がごろんと倒れるんですねー、押さえる手がないと。

毎食食べやすい唐揚げにサンドウィッチというわけにもいかないし。

おにぎりやサンドウィッチは食べやすいけれど袋を開けるのが片手だと大変。

肘や脇や股や膝や口、あらゆる部位を駆使してがんばりましたが、

右手が自由に使えるようになるまで役に立ったものはというと、

浮かぶのは二つだけ。

順位をつけるなら、第一位はダイソーで買った滑り止めシートに決定。

 

 

 

 

 

これが骨折後数日たってから娘につきあってもらい買ってきたお助けグッズです。

左下の白い四角のものがその滑り止めシート。

サイズは45X80cmだったかと。

これを大小さまざまなサイズに切ってもらい、

食事の時はマットにしたのですが、これがあるのと食器が動きにくく大助かりでした。

お茶碗を洗うのも、シンクにはこの滑り止めシートを敷きその上に食器を置き擦った。

洗うというより片手でこすってましたねー(笑)。

何にでも応用し使ってました。

 

 

第二位は、

 

 

 

 

アマゾンで速攻ぽちったアームカバー。

三角巾でも構わないのですが、

一人で(夫は戦力外)洗う干すアイロンかける結ぶ調節するのは無理なので使用期間は考慮せずに購入。

一度街中でこのようなアームカバーをしている人を見かけたことがあるけれど、

どうやって手に入れたのか。やっぱりネット通販だったのか。

問い合わせたドラッグストア数店では取り扱っていませんでした。

 

 

 

ついでなので先ほどの画像を説明しますと、

 

 

 

片手では今までのようなクレンジングはできないので、

・化粧を落とすためのメイク落としシート(滑り止めシートの上)、

・泡立てることができないため、初めから泡立っている洗顔料プッシュタイプ。

これもそうですが、シャンプーとかプッシュタイプのボトルはどうやって押すか。

左手はノズルの下で受ける準備をしながら、右腕の肘やアゴでプッシュ。

・手もろくに洗えないので、プッシュタイプの除菌スプレー。

・同じような理由からウェットティッシュ。

量の多いロールタイプを買ったけれど、コツがつかめると取り出すのも楽。

・本も押さえることができないので書見台を用意。

ポリ袋はというと、

 

 

 

お風呂やシャワーはこのスタイルで。

ギプスに書かれてある黒マジックはサインではなくカットする(半ギプス化)目安線です。

黒いゴムバンドはダイソーで買った便利ベルト。

これで巻いてお風呂やシャワーを浴びていたのですが、中に水が入ってくることはなかった。

 

 

 

 

私の腕は白菜サイズだったのか。

顔を洗う時もお茶碗を洗う時もこのポリ袋をすぽっとかぶせていた。

ああ、なんだか思い出してきた(笑)。懐かしい。

 

 

このようなものに縁がないのが一番なのですが。

今年は雪が少ないとはいえ凍結していないわけではない。

春がくるその日までお出かけは気を引き締めて歩きましょう。

って、転ぶときは転んじゃうんですけどね。

 


手と足の爪の話

2019-08-21 23:08:08 | 骨折日記ホネホネ

 

 

橈骨遠位端骨折から7ヶ月が過ぎました。

何度か書いてきましたが、骨折治療中に右手(骨折したほうの手)の爪が伸びなくなり、

いや、停滞というか超スローになり、

おそらく骨再生するために必要なものが最優先で手首に集結し、

その先にある爪にまでは栄養が行き届かなかったのではなんて考えているのですが医学的にはどんなものかは不明。

ストレスや精神的なダメージの影響かもしれないし。

 

 

その後ぽちぽちと爪が伸び始めたものの、5本の指の爪表面に段差・筋ができているのを発見。

骨折しなかった左手にはそのような段差はあらわれず、

右手の爪の段差も指によって目立ち具合や爪の生え際(でいいのか?)からの位置もまちまち。

で、一番症状が強かったのが薬指の爪。

橈骨だから親指側にダメージがでそうな気がするけれど、薬指の爪の色が白っぽくなり、

同時になんというか、爪が縮むというか生え際のほうにぎゅうっとめり込んでいく窮屈な感覚。

 

 

6月23日のブログに載せた写真が再び登場します。

グロくはないと思いますがあまり気持ちのいいものでもない?

 

 

 

 

 

矢印部分が段差で、隣の薬指は段差というより爪がもう一枚くっついているような感じ。

 

 

その後どんどん段差は先端に上ってゆき、薬指以外の爪の段差は気がついたらなくなっていた。

爪きりにてさよならしていたらしい。

 

昨日の朝、やけに爪に髪が引っかかるなと見てみると、

例の薬指の段差の部分がはがれてきている!

 

 

 

 

ここまでせりあがってきた例の段差。

角度を変えて写したのが下の画像です。

 

 

 

三日月型の端っこがぺろりとはがれてきていてる!

これって、いわゆる爪がはがれたってことなのでしょか。 

あのぎゅうっと縮まる感覚の時期にこの爪はイってしまっていたのか?

引っかかって邪魔なので、ぴよ~んと三分の一ほどめくり爪きりでカット。

 

 

 

 

あと半月もすれば下の爪一枚になりそう。

繰り返しますが、これって爪がはがれたことになるのでしょうか。

今までこんな爪になったことないので、嬉しいような誇らしいような。

ってどうしてそのような感想を持つのか。

 

 

 

ダメージといえば……

大まではいかない小ダメージですが、もう一つ爪の話を。

 

先月完歩した100km歩こうよ大会。

摩周下りで左の第2指、手でいうなら人差し指の爪が靴にあたり変色してしまったのですが、

 

*この先画像がでます、お気をつけください。

 

 

 

 

 

黒く塗ってるのかと見間違う爪に。

100km完歩者数名から得た情報だと、この黒爪、かなりの確率でやがてはがれるそうな。

靴下を脱ぎ履きするときチェックしているけれど、いまのところはがれそうな雰囲気はまったくない。

過去数回部分的に黒爪になったことはあるけれど、

他の爪と変わりなく伸びて、爪きりで黒い爪を切り、

根元からせりあがってきた健康な爪が制覇というか、

はがれることなく新旧交代が平穏におこなわれていた。

今回もそうなればいいのだけれど。

ある朝起きたら爪がぱふぱふ浮いていたなんてことになりませんように。

 

 


「食べる煮干し」はどこ

2019-08-04 23:37:37 | 骨折日記ホネホネ

 

橈骨遠位端骨折後も引き続き「食べる煮干し」を食べています。

おやつとしてではなく、毎朝パンを焼いたらその横に煮干しを一つまみ添えるというかパン皿に。

習慣化すると楽なもので、朝のおかずの一品朝っぱらからカルシウム摂取。

 

 

 

 

 

これがその毎朝の煮干し。

以前違うメーカーの煮干しを食べたていたのだけれど、絶対こっちのほうが美味しいし食べやすい。

前のはなんというか生臭みが強くて、骨のためとはいえキツかった。

 

で、この「食べる煮干し」ですが、うちの近所のスーパーではなく、

徒歩だと20~25分くらいかかるスーパーに遠征しゲットしています。

2,3袋まとめ買いをして、最後の一袋を開けたら遠征し補充。

 

が、先日行ったら置いていない。

品切れ在庫なしではなく、あのようすだと取り扱い終了の気配で、

いつも置いてある棚のスペースには全然違う商品が陳列してあった。

ガーン。

骨密度は心配ない値だったけれど、なんというかお守りというか転ばぬ先の杖(転んでるだろが)、

こつこつ食べ続け骨太なおばさんで居続けたい。

 

そこで、普段はあまり利用していないけれど生活圏内には他にスーパーが数店舗あり、

そのうち何軒かに寄ってみたけれど違う煮干ししかない。

ちなみに珍味コーナーとだしコーナーの二箇所をチェック。

 

我が家の在庫がなくなる前に新たなスーパーを見つけられればいいのだけれど。

ダメだった場合は新規開拓だな。

試食できればいいのに。

ワインの試飲同様、美味しくないのを買ってしまった場合つらいことが待っている。

いや、意外と美味しい煮干しが私を待っているのかもしれないし。

 

なんてここまで書いていて、ふと検索してみたら、

 

 

 

通販サイトでこれを見つけた!

同じのようだけど、まるっきり同じではない。

3500円以上お買い上げで送料無料だそうだ。

何袋買うことになる?

 

 

 

 

食べるカルシウム!長崎県産 食べる 煮干し お徳用 90g×2個 無添加 /送料無料/煮干/新鮮/にぼし/いりこ

これも似ている!

 

 

 

 

あ、

 

 

 

国内産 食べる  煮干し 無添加(新物 にぼし)

これだ!

が、送料が高い、高すぎる。

となるとアマゾン? 調べたけれどこの煮干しはヒットせず。

 

どこか近場のお店で同じ煮干しが見つかればいいのだけれど。

まさか煮干しがあのお店からなくなるなんて考えてもいなかった…。

 

 

 


ついに通院終了! 終わったー!

2019-05-18 22:48:48 | 骨折日記ホネホネ

 

ああ長かった。

苦節136日目にして、やっと整形外科通いを終了することができました。

ああ、本当長かった。

 

忘れもしない、あの1月13日図書館の帰り道。

滑ったと意識する間もなく凍結路面にお尻を叩きつけ、その激痛にコケたんだと悟る。

路面に倒れたまま起き上がることもできず、通行人は誰もおらず、

なんとか自力で立ち上がったものの、かなりまずい状態で、

腰(尾骶骨)をやられたなと思ったのに、動き始めると手首のほうがこれはまずいかもで、

普通防衛本能というか、滑ったとなれば手をつくのが本能だと思うけど、

私の今回の転び方はそれどころではなく、

おそらく今思うに靴底、踵が路面にのらず、踵から足をつきだすような勢いで転倒したのだと思う。

手をつくことすらできなかった。

手をついていたならと考えると、おそろしい。

ヒビではなくぽっきり骨折あるいは粉砕骨折で手術だったと思います。

 

ヒビがはいると骨折より治りが遅いといいますが、今回身をもって納得。

ギプスが外れるのは早かったけれど、

肝心の骨はというと「ヒビがはいっている状態」で、

いつぽっきり折れてもおかしくない、折れる寸前の状態。

うっかり重いものを持ってしまったり、スーパーで人とぶつかったり、

凍結路面で不幸にもまた転んでしまったりと、災いの元はそこらじゅうにころがっている。

 

骨がくっつくという表現を使いますが、

実際はボンドでくっつけたように修復するわけではなく、

折れた骨折線を覆うように新しい骨の元がぺたぺた貼りつき、

これがレントゲンでみると色がまるっきり違うのね、

従来の骨はグレーなのに対し、新しくぺたぺたやってきた骨?は白く写っている。

この白い骨が吸収され(骨癒合というそうだ)従来通りのグレー色になってやっと「くっついた」ことになり、

「おめでとうございます、もう来なくていいですよ」となるようで、

やっと一昨日、免罪符というか卒業証書を頂いて来たわけです。

 

とはいっても、手首に全体重をのせることはまだできなくて、

腕立て伏せみたいな体勢はまだ無理。

できないことはないのだけれど、そうすると関節の奥に痛みがでるのね。

医師のいうには、右手の筋力は以前よりも落ちているから、

気をつけて使わないと今度は関節炎を引き起こすのだそうだ。わぉ。

 

でもね、あの長かった恐怖の半ギプス期のことを思うと楽ってもんじゃないわ。

またコケたらぶつけたらと外出はプレッシャーだったな。

家に籠もっているのが安全だけど、そうなると体力筋力はどんどん落ちてく一方で、

ほら、5月12日の優駿と桜ロードウォーキング大会50キロに出たくて出たくてね、

参加を目指しギプス抱えてスクワットしてたもの(笑)。ああ、懐かしい(笑)。

今は右手首のことはほとんど意識して生活してないな。

それこそ筋トレで手をつく動作の時だけかばうけれど。

 

ずっと痺れていた右親指も、今ではほとんど感じなくなった。

何かを掴んだりしたときに刺激になり痺れることはあるけれど、

私の中ではこれは問題ではないという位置づけ。

 

これからも牛乳と煮干は永遠のお友達。

 

そのうち役に立ったもの特集をする予定です。

 

 

 


 

また歩いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


外来受診はまだ続く

2019-04-11 22:41:41 | 骨折日記ホネホネ

 

今日で橈骨遠位端骨折(ただし私の場合は不全骨折、つまりヒビ)90日、

1ヶ月ぶりの外来受診日となっていて午後から整形外科に行って来たのですが、激混み。

午後は多少空いているのではないかの読みが、見事にはずれ。

まぁおそらく今日で最後、整形とはお別れだからいいかと思いきや、

また1ヶ月後に再診だと。がっかり。

特に悪くなっているとか治りが遅いとかではなく、

しっかりくっつくまでは管理下におかれるみたい。

 

前回のレントゲンでは骨折線の上を覆うかのように白い新しい骨(骨のもと?)がかぶさっていたけれど、

今回はそれが本来の骨に吸収されつつある状態で、やや白くぼやけている感じになっていた。

完全に吸収一体化して硬い丈夫な骨となるそうで、

そこまでならないと病院通いは続くのかな。

 

今回の進歩は手をついて体重をかける練習を始めてもよいといわれたこと。

日常の生活・家事ではそんなに手をついて全体重をのせることはあまりしないけれど、

これが筋トレとなると結構需要なポイントで、

腕立て伏せはしないけど、四つんばいになる動作はいくつもある。

骨折以来ぐっと我慢してやっていなかったけど、

今度からおそるおそる試してみよう。

医師いわく、「痛くなければやる、痛かったらやめる」ってそれってそのレベルの指示か(笑)。

 

そして相変わらず何度も言われたのが「転ばないように」。

帰り道歩きながら考えた。

きっと整形の先生は私だけにではなく骨折したすべての患者に「転ばないように」と言っているのではなかろうか。

通い始めた頃はギャグかわしてるのか(先生も笑っていたので)と思ったけれど、

新しい骨ができて骨癒合完了するまで一番危険なのは、

再び転んでダメージを受けまた折れるヒビが入ること、

口がすっぱくなるほど「転ばないように」と言い続けてきたのではなかろうか。

そう考えるとありがたい、あたたかなお言葉だ。

 

さすがに2時間待ちでお腹が減って、

 

 

 

レトロスペース 坂会館に吸い込まれ、売店でこれを買ってしまった。

遅くなったので中を観る時間の余裕はなし。残念。


ミルクレープ一枚

2019-03-25 23:15:15 | 骨折日記ホネホネ

 

編集画面がいきなり見慣れないものにかわっていて戸惑っています。

いったいここ数日の間になにがあったのか。

 

私のここ数日はというとこれがなんだか忙しくてパソコンから離れていて、

もう開けてびっくりです。

 

さて、久しぶりに骨の話です。

橈骨遠位端骨折(私の場合は不全骨折、つまりヒビ)、

え~と今日で11週目73日経過ということになるのですが、

相変わらず重たいものを持つのは禁止、

手をつくのは禁止(かるくならよいそうだがどこまでがかるいのやら)、

この二つは解除されてはいませんが、

不便に感じることなく毎日暮らしています。

 

で、なにがどうしてミルクレープなのかといいますと、

さきほどお風呂の中で手首のリハビリというか動きのチェックをしていたところ、

なんというか、階段を一段上がったかなという回復の手応えがあり、

手首の動き・詰まり具合がリハビリを始めた頃は石化手首で、

手首が石、リハビリが進むにつれ手首の中に石、

その後手首の中の石が硬いグミのようになり(あくまでも個人の感覚です)、

それが今日、ミルクレープが一枚挟まっている感じにまで違和感がなくなってきている。

手のひらを天井に向けてもほぼ左手と同じ角度までいける。

手首を曲げる屈曲も、ちょっとだけ突っ張るというか引き攣るというか、

あと1mm的な感覚。

すごい!

腫れは目立たないけれど、左手と比べるとやっぱり違うかなぁ、見た目が。

親指の痺れはまだ残っていて、

これはギプスの影響(ミスか!)なので治るのか治らないのか。

まぁずいぶん良くなってきているので、長い目でみていくしかない。

 

ミルクレープ一枚が感激だったのでちょっと書いてみました。

ちなみにドトールのミルクレープが好きなのに、

3年近く食べてないような…。

制覇してくるか(笑)。


いまの私に必要なもの

2019-03-13 23:06:06 | 骨折日記ホネホネ

 

ただいま。

しこたまワインを飲んですっかりいい気分になって帰宅いたしました。

ああ、骨折からまる2ヶ月。

肘も使った、膝も使った、足も口も歯も使っていたあの頃。

嘘のよう。

今日はロイトン札幌で恒例のワイン・イン・サッポロ。

今回で何回目になるのかな?

楽しく美味しく幸せな気分にひたって帰って来たのだけれど、

道中、ああ、オムライスが食べたいな、

たまごがぐちゅぐちゅのじゃなくてぱりっと薄く張りのあるやつで、

ケチャップで名前なんか書いちゃってね、

それをスプーンの背でしゃぁ~っとならしながら、

お上品ではないけれど真ん中どてっ腹にぐさっとスプーンをさしこみ、

大きな口でがばっと大胆に食べたいなんて考え続けていたのだけれど、

いざ帰宅して冷蔵庫を開けて取り出したのは牛乳だ。

カップに注ぎ、レンジでチンしたホットミルク。

テーピングした右手にカップをあて患部(骨折部位)をあたためながらグイっと飲んだ。

牛乳か、牛乳だな、もっと牛乳を飲もう。

人って変わるものなんですね。

みなさんも毎日の生活にどうぞ牛乳を1杯プラスはいかがでしょ。それとスクワット(笑)。

すみません、支離滅裂でしょか。

いい一日でした。


外来受診 今日で、いや明日で2ヶ月

2019-03-12 23:06:06 | 骨折日記ホネホネ

 

ちょうど今日で2ヶ月。

1月13日にコケて橈骨遠位端骨折(ただし私の場合は不全骨折、つまりヒビ)。

あ、ということは明日か。失礼。

今日でちょうど9週目60日経過、リハビリ開始から43日経ちました。

調子は良好、雪解けが進んでからは外出時のお守り私の守護神半ギプスも外し、

ここ2週間はまだ完全にくっついていないことをあまり意識せず暮らしていた。

重いものは持たない、手をついて全体重をかけることはしない、このことだけは守っているつもりだけど、

調子がいいとつい長年身にしみついた習慣でひょいと片手鍋を持ち上げてしまいザワっとしたり、

寝返りをうつのについ手をつかってしまったりと、

意識しているときには絶対やらないようなことをやらかしていて、

気を引き締めないといけないなと思っていた矢先の外来受診、

レントゲンにうつった骨はいい感じに修復されてきているのだけれど、

手首の腫れがぶり返していて、確かにひどくはないけど皺がない。

「動きがいいのはよいことだけどくれぐれも使いすぎないように、手をつかないように」と注意されて帰って来た。

うう。

1ヵ月後に再受診だそうな。

簡単には終わらないんだな。


悲しい素麺

2019-03-07 23:27:27 | 骨折日記ホネホネ

 

「家ではギプスを外していてもいいですよ」と医師から言われたその日の昼食。

喜び勇んで素麺を茹でたんです。

それまでは(完全ギプス)利き手(右手)が使えず、左手でお箸を持ちなんとか食事はしていたけれど、

麺だ、麺類は左手でもったお箸で食べるのは難易度が高い、高すぎて諦めていた。

パスタや焼きそばは左手でフォークを使い食べられるけれど、

液体に浮かぶ麺、つゆにつけて食べる麺は左手のお箸だとなにがなんだかもうわや。

口元に運ぶことも、麺をつかむことすら難しい。

ストレスと欲求不満がたまるだけ。

 

やっとギプス外しの許可がでて浮かんだのは麺をちゅるちゅる食べたいぞと。

ネギを刻むことはまだできないけれど、薬味なしでもいい、素麺をちゅるちゅる食べるんだと、

左手メインで茹で、水にさらし、麺つゆも用意してテーブルに運び、

念願の右手にお箸を持ち、左手にはつゆを待機させ、

いざ、さあ、丁寧に茹であげた素麺を食べようとしたら。

あ、素麺持ち上げられない、え、素麺重くてお箸が上がらない。

たった一口分、上品にちゅるちゅるするだけの少量の素麺なのに、

お箸で挟む(掴むというか)までは出きるのに、そのお箸を持ち上げることができないのだ。

唖然。こんなことってあり? 私の素麺が…。

たった3週間ギプスで固定していただけなのに。

力が落ちているのか固まってしまっているから上がらないのか。

 

くそっ(失礼)、こうなったら左手で食べてやるとお箸を持ち替えたものの、左手で麺はレベル高し。

右もだめ、左もだめで、結局フォークでぐしゃぐしゃになりながら食べましたとさ。

今では素麺もお蕎麦もうどんもちゃんと食べられるまで回復し、ちゅるちゅる楽勝です(笑)。

 

 


除雪 琴似発寒川

2019-03-04 22:41:41 | 骨折日記ホネホネ

 

雪解けがどんどん進んでいます。

骨折生活8週目にして今日初めてギプスなしで外を歩いてきました。

「もうギプスしなくてもいいですよ」と2週間前に言われたけれど、

そのあとに「でも転んだら一発でボキっといくからね、わはは」なんて医師からいわれたら、

これって脅し? ではないと思うけれど結構心にブレーキというかやっぱり脅しか(笑)。

 

家の中では3週目からもう外して暮らしていて、固定&保護がなくても平気なのに、

凍結している道を歩くのは怖いというか常に「またコケたら」がこびりついていて、

心配性なのはわかっているけれど慎重に慎重を重ね、出かける時は忘れずにギプス装填。

骨折した当初はこれが邪魔で鬱陶しくてたまらなかったのに、

慣れてしまうと苦にならず、ちょっと大きな腕時計しています的な感覚で、

すっかり身体の一部化し、ギプスなしで外出するなんてちょっとかんがえられないというか、

ギプス依存症になってしまっているのか私はと思うほど。

 

ここ数日気温があがり雪解けがぐんぐん進み、

雪氷を踏まなくても歩けるようになってきている。完璧ではないけれど。

意を決し、今日の外出はギプスなし(ただし固定テープで保護する用心深さ)。

おー、なんだかスカートの中にパンツをはき忘れたような心細さと不安感。スカスカする。

 

あれですね、歩き始めて数分は不安だけど、5分も歩けばギプスなしの頃の感覚に戻っている(笑)。

 

 

お!

 

 

 

琴似発寒川河畔に除雪が入っている。

コーンはどういう意味? 車? 自転車? 人?

とりあえず先がどうなっているか歩いてみることに。

 

 

 

 

 

げてげてもあれば、

 

 

 

 

雪面もあり。

 

ここは2本走路というか道があり、おもに人が通るほうと自転車がはしる道があって(厳密に分れているわけではないけれど)、

除雪は人側にはいっているようだ。

 

 

 

 

 

このブロックの道をいつも走ったり歩いたりしています。

いやぁ、うれしいな、出てきたよ。

 

 

この先の中州で伐採の作業をしていたのでここで引き返す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お?

 

 

 

ほわほわが!

春の気配。

三角山行きたいなぁ。

 


Googleマップに

2019-03-02 22:36:36 | 骨折日記ホネホネ

 

骨折とは全然関係のない話ですが、

さきほど娘から「Googleマップで○○○(私の実家がある町)見てみ」とLINEがあり、

何事かと開いてみると、

なんと昨年亡くなった継母が実家の前に立っている姿がうつっている。 

継母そのもの独得の雰囲気のまま立っていてかなり驚いた。

死んだはずの人が生前の姿でそこに立っている。

継母は写真に写ることが嫌いで、写真はほとんど残っていない。

まさかGoogleマップに記録されていたとは思ってもいなかっただろう。

それを見つけた娘も私も驚き度はかなりのもので、

懐かしいとかではなく衝撃のほうが強くて、

悪いけれど「幽霊か?」なんて思ったけれど、よく見れば2014年7月となっている。

カメラを意識することなく自然な姿でうつっているものだから、生前の面影そのもの。

こういう驚き方もあったんだ、Googleマップって。

 


星を観る

2019-02-27 23:23:23 | 骨折日記ホネホネ

 

角幡唯介氏の「極夜行」と「極夜行前」に刺激され、

冬の星空を調べてみた。

カシオペア座、北極星、北斗七星、オリオン座くらいしか指差せないレベルだけれど、

冬の夜空に浮かぶ星がこの私にわかるのだろうか。

 

「冬の大三角形」と「冬の大六角形」がわかりやすいらしい。

オリオン座さえ見つけられれば、そこを基準に明るい星を探し、線で結ぶといいらしい。

 

今日某所(ジム)の帰り道、空を見上げながら歩いてみた。

いや、ギプスだし足元悪いし、空よりも足元重視で、絶対転びそうにないところで空を見上げてみたら、

街中だと明るくてぽちっと光る星がひとつだけ。

それが我が家に近づくにつれいくつか星が瞬きだし、幸運にも晴れた夜空で雲はなく、

これはなにか見つけられるかもしれないと立ち止まり上空を見上げると。

ある、おお、見える、なんと私のすぐそばにオリオン座がどんと大きく構えている。

オリオンの三つベルト、上の赤い星はベテルギウス、

下に下って白く光るのはおおいぬ座のシリウス、斜め上がこいぬ座のプロキオン。

この三つを結ぶと、おお、冬の大三角形が私の頭の上で煌いている。

すっごい。

頚椎きついけどさらに見上げ星を探す。

プロキオンから上に目をやると、おお、ふたつ星が並んでいる。

あれがふたご座のふたご星、カストルとポルックスあるね。

ポルックスの先には黄色いぎょしゃ座のカペラ、下って赤く光るのはおうし座のアルデバラン、

そしてオリオン座のリゲルを結ぶと冬の大六角形、冬のダイヤモンドだ。

わかる、ある、そこにちゃんとある。なんだか感激。

 

北極で角幡さんはこのふたご座のふたご星を奥さんと幼い娘さんにみたて「わが家星」と呼んでいたそうだ。

北極で角幡さんが歩きながら観ていた「わが家星」も、

ジム帰りの私が見上げる夜空のふたご座も同じ星なんだよな。なんだか不思議な感覚。

 

星座のハンドブックあってもいいかもしれない。

 

 


ギプス生活が終わるけど終わらせない

2019-02-26 23:04:04 | 骨折日記ホネホネ

 

今日は外来受診日。

橈骨遠位端骨折(ただし不全骨折、つまりヒビ)7週目45日経過、リハビリ29日目。

10日ほど前にちょっと無理をして手首の腫れがぶりかえし、動きも悪くなっていたけれど、

今週はじめ頃からまただれかがクレ556注入してくれたようで、

動きが確実に軽やか、腫れも引きなかなかいい感じになてきているけれど、

レントゲンではどうなっているか。

 

おお、説明されなくても私の素人の目でみてもはっきりと修復されているのがわかるレントゲン画像でした。

わーい、やった、ホネできてきている。

黒くはっきり見えていた骨折線を隠すように、

修正テープぺたぺた貼りましたという感じで白い新しい骨がヒビを覆っている。 

すごい、自己修復機能てんこ盛というか、えらいぞ、マイボーン。ボンボンボーン。

前回(2週間前)のレントゲンでは白いのがほにゃらほにゃらだったのに、この進化。

いずれ吸収されて一体化するそうです。

 

手首の可動域も上出来で、痛くてもこのまま屈曲伸展のリハビリを続けていけば、

もっと動きはよくなるとのこと。

骨折前の状態にまで戻るかどうかは訊かなかったけれど、

生活するのに不便でないレベルには回復すると確信しています。

 

で、ギプスはもうしなくてもいいといわれました。

半分にカットしたギプスを外出時だけ装着し保護していたけれど、もう転ばなければ大丈夫とのこと。

転ばなければ(笑)。

いやぁ、転ばないとは思うけど、転ぶ時は転ぶしね。

気温があがってきたとはいえ、朝晩冷え込む日もまだまだあるし、

日陰や日当たりの悪い場所はまだまだ滑る。

心配なので回収されたギプスを取り戻してきました(笑)。

路面状況をみて、というか、もう雪が消えるまで外出時だけはギプスしてるか(笑)。

 

そう、重いものをもつことはまだ禁止だけど、

手を軽くつくことはしても良いといわれました。

全体重をかけて手をつくことは厳禁。って、バランス崩したらこわいなぁ。咄嗟ってのがね。

 

よくここまで回復したなぁ。顔も洗えないパンツ上げるのも一苦労だったのに(笑)。

牛乳と煮干生活しています(笑)。