毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

上塗り

2010-03-11 22:11:11 | go west & east


子供の頃からちょいと変わっている子扱いされておりました。
確かに興味を持つもの、
反応を示すもの、
そして行動力と探究心。


なんて書くとちょいとかっちょこよく思えますけれど(笑)。


今回タウシュベツ橋梁を見に行くに際して、
まぁなかなかご立派なハーディーな格好にございました。


厚手の古いノースのダウンにスキニーにキーン。
ころころキャリーは何故かラブリーな小粒の水玉模様。
(娘よ、頼む、交換してくれっ)
そのキャリーの後部ポケットに突き刺したブラックダイヤモンド2本っ。
まるでツノっ。


いえね、
キャリーにストック入れる予定だったのですが、
なんだか荷物が多くてね、
へんな力が加わりそうで。
結局後ろにはみ出し刺す二刀流となりまして。
椿鬼奴? キュートン??
(あっちに貼ったので興味のある方はご覧ください。)


もういいっ。
こうなりゃもういいのっ。


旭川で帯広行きの道北バスに乗り換えだったのですが、
時間が少々ありまして。


その空き時間に何をする?


あそこよね、
もうこうなりゃ視線なんてどうでもいいもんねっ。











厚歯二枚貝、おそらく。








アンモナイトなら分かりやすいんですけど。








これはウミユリなのか二枚貝なのか…

















とまぁ待ち時間に写してきたのですけど。
きちんとフロントに申し出まして。
勇気がいりますわ…








撮影場所は旭川駅前にある『藤田観光ワシントンホテル』。
ありがとうございました。


ちょうどバス乗り場の横でした。







長距離バス 移動

2010-03-10 22:41:41 | go west & east


おそらくみなさん、
バスってあまりというか、
ほとんど乗らないでしょ?
まして長距離のバスなんてね。


どうやって私がタウシュベツまで、
いえ糠平温泉まで根性で移動したか。


やればできたでして(笑)。


自宅→JRバス→地下鉄東西線→地下鉄南北線→札幌駅到着。

札幌駅バスターミナル12時30分発中央バス高速あさひかわ号乗車。

旭川で乗り継ぎまして、

旭川駅前15時40分発道北バス ノースライナーみくに号乗車。

糠平温泉18時10分着予定です。










札幌駅発射、
いえ発車。


帯広経由のほうが一般的だそうです。
私は娘が旭川にいるので、
迷わず何も考えず旭川経由を選択。


札幌旭川間の高速バスには乗りなれてるし、
お得な回数券をしっかり持っておりまして。







バスによって広さ・座席間の幅はまちまちです。
シートの綺麗さ豪華さ?も運ですな(笑)。
やけに寒いバスとか、
カーテンが臭いバスとか(爆)。
乗り合わせるお客さんにも運ですな。


この日は途中から前の座席に脂ギッシュなぎとぎとヘアのおじさんが座ってね(泣)。
JRでも珍味食べるおっさんとか居合わせると最悪でして。
二人連れのおばさんを発見した場合は、
とにかく離れた場所を確保いたします。
鉄則ね(笑)。
あと耳栓は必需品っ。





旭川で乗り換え。
ノースライナーみくに号 旭川~糠平温泉 2300円。
このバスは要予約です。










旭川発車っ。


…って貸切。
私一人だって…


まぁ飽きたらみょんみょん出来るからいいかぁ(笑)。



中央に陣取りまして。
おやつにしましょ。
暇なら食べるしかないってね。
寝るのはさっきしたし(笑)。








旭川ローソンでゲットしたウチカフェ。








ぱくついてたら一人乗車。
こんなに席空いているのに、
何故か近くに。


その後もう一人乗車いたしまして、
この日はお客は3人だけでした。



で、
ルート的にはでら嬉しいお山の中を走ることとなるんですけど。








あっという間に層雲峡。








瞬間氷瀑まつり…







そして青い帳が…

見えん…









まぁね、
この写真で17時10分ですから。
曇りだし薄暗いし…
うん、明日があるっ。
帰り道に見ればいいっ。
って楽観的観測なんですけど(笑)。









どんどん「夜のバス」になってゆきます。
知ってます?井上陽水の夜のバス。







三国峠。
うわぁぁぁぁぁ。
木の海の上を走ってるっ。








流れるぅぅぅぅ。
流線型の橋よぅぅぅぅぅ。←違うって。








光りの浮き橋っっ。


いやぁ綺麗でしたわ…
これは暗くて得をした(笑)。








はいっ、
真っ暗どんっでして。









ほぼ定時に糠平温泉到着下車。





翌日は糠平温泉発15時37分。
多少遅れてきましたけど、
それは別にいいんですけどね。


往きはたったの3名で要予約で?だったんですけど、
帰りのこのバスほぼ満席でして。
満席って言いましても、
二人がけシートを一人で使用して空席残り僅かな状態ですけど。


あ、
なんだか豪華バージョンなバスでした(笑)。
得した気分。
これで貸切だったらね(笑)。









東大雪アーチ橋梁群のひとつ、
第五音更川橋梁。
これは国道から見られます。







斜めってる三国峠。
向こうのお山は何?
う、美しい。
いいなぁ、行きたい、登ってみたいなぁなんて考えているうちに…
不覚にも…
爆睡っ。
目覚めたときには旭川近郊まで来てたってね…


おいおい…
大雪のお山は…
夢の憧れのお山は…



旭川で娘のところに泊まろうかと企んでいたんですけど、
彼女忙しくてね、
こりゃ無理だなと。


旭川発18時30分の高速バスに乗って札幌へ。







大通りで降車して東西線→JRバスとキーンで突き進み、
我が家到着は21時05分でした。



今回は嵐の如くだだだっと決行しましたけど、
もっと練れば別の楽しいルートもあったかもと。
楽しいルート?
楽しい計画??


でもね、
あまり早くから盛り上がってしまうと持たずに潰れるってこと身に沁みましたわ。
難しいですね、
勢いと緻密な計画と。
でも一人盛り上がってしまうんですわ(爆)。
次はいつ行きましょか(笑)。



旅の宿は露天風呂

2010-03-09 22:07:07 | go west & east



…今日はちょいと刺激的ですからっ(笑)。


…ってね。
なんにもないですからご安心を。










お宿到着。
く、暗いってね。
撮影時刻は03月03日18時12分。



お部屋の窓から外を眺めますと。










露天風呂へと続く階段に面しておりまして。



いざっ。
いざいざ着替えて参りやしょうっ。





ぅ、ぅぉぉぉぉぉぉっ。











ひっ。


おほっ…


おほほほほほ~っ。











階段を下りてってるぞっ。









ぬぉぉぉぉぉっ。




いざっ。









ちゃっぽ~ん。


あは~ぁん。









おほほほほっ。

貸切貸切。




…ご安心を。
混浴ですけど女性専用時間でしたので(笑)。

え?
なんだ、がっかりしたって??


おほほほほ~っ。





部屋に戻り、








軽く喝をいれ、








軽く鳴らし、








軽く酔っ払い、
次なる露天風呂へ突入。









おおっ、
煮えてる、酔ってる、まっかっか(爆)。
犬神家再びっ。



…この後ね、
もう本気でのぼせそうになりまして。


後から入ってきた正真正銘のおばちゃんに話しかけられ、
まぁお相手してあげてたんですけどね。

なんとそのおばちゃんのご主人様が昭和8年生まれのジャンパーと判明しまして。
札幌オリンピックの時にはコーチ陣の一人だったそうで。
趣味の分野じゃなくて本格的に飛んでいた人のようでして。


こ、これはもしかしたら三角山のジャンプ台を知っている?
何か情報聞けるに違いないっ。


おいおい、
糠平温泉露天風呂に浸かりながら、
なんで三角山ジャンプ台になるんだなんですけど。


でね、
どうしてこう話が横道に脱線するのかなんですけど。
おばちゃん、
私が聞きたい話より、
自分が話したいことをバズーカなんですわ。

私、
いいだけ日本酒まわってるでして。
た、倒れるでして。


なんとか翌朝の約束を取り付け退散。
きびしいお風呂にございました。








晴れ~っ。








さすがに行かんって(笑)。




昨夜とは別の露天風呂であはんした後、
昨日のジャンプ台の話を聞きに行きまして。



で。



どうも私が想像していたジャンプ台と違うんです。
私の頭の中では、
荒井山までとは言いませんけど、
ある程度しっかりした大きさと形のあるジャンプ台を想像していたんです。

でもご主人のおっしゃるには。
ジャンプ台というより雪を踏み固めて木をはめた坂だというのです。
え?
そうなの??
え…

時代考証きちんとしなくちゃ分からないのですが。

雪が解けたら何も残らないようなジャンプ台だと言うのです。
ご主人レベルではジャンプ台にも満たないと。


いやぁ…
本当なのかご主人の記憶違いなのか…
どこかにジャンプ台の写真残ってないでしょか…


ちなみに。
あの伏字の立ち話のご兄弟も話していたのですが。
大倉山シャンツェの位置が変わったという話。
これは共通してましたわ。
さらにもうひとつあったとも。

う~ん。
どこかでまたひょっこりこの話が出てくるかもね。




さて。
さてさて。



タウシュベツ橋梁見終えまして、
お昼ごはんも済ませまして。


帰りのバスが来るまで日帰り入浴いたしやしょうでして。










古~いひなびた温泉宿に潜入。



いざっ。








あっは~ん。 



あ?

ああ??

え?




やだ、
これって見えてる??









正面の雪の切れたところが道路なんですわ。
座高、
いえ車高の高い車、
たとえばダンプとかバスとかね。
見えるんですわ、
お湯に浸かっている私の位置からダンプの助手席の窓がくっきり見えるっ。
乗用の大きいやつだってこりゃ見えてるってっ。


おまけにちょうど道が角になっていて、
左折する車はブレーキ踏んで低速になる位置でして。


知ってりゃ余計スローダウンして見るってね。
絶対これ今の時期は丸見え露天風呂だって。
車じゃなくて歩きだったらオーマイガーっ!


まぁおばさんですし、
減るもんじゃないですけど。


といいつつ、
さすがに混浴露天風呂(ここは味があると評判)は躊躇いたしまして。
お客は私だけだったんですけど。
また外から丸見えだったらどうしようでして(笑)。


それにしても糠平って混浴天国?
うへへっ。
嫌いじゃないってね(笑)。


おほほほほ~っ。






シラカバ・アカカバ・ダケカンバ

2010-03-08 23:35:35 | go west & east

木を見て森を見ず。
木を見る森も見る。


あら欲張りね(笑)。


いえね、
きっと本来は植物植生動物…と、
いろいろ説明を受けながら歩くんだったのでしょけど、
なんといってもマンツーマンっ。
似たもの同士の触手でして(笑)。


糠平の森で北海道の秘境を熱く語り合うツアーに取って代わりまして(笑)。


秘境も歴史もお山ももうてんこ盛りの時間が足りない話が尽きないでして。


で、
この手の話になる前に、
ちょいと樹の説明を受けましたので書きましょう。










見事に白い白樺の肌。
新築の壁紙?建材?
なんだか新品ですってアピールしてる白さなんですわ。



で。


このくるりと一剥き約10年という説明を受けまして。


じゃあ10年分の厚さってどのくらい?って思うでしょ?










私これ今回のベストショットじゃないかと思うんですけど(笑)。
しゃがんで見上げたわけじゃなくてね、
適当にデジカメ突っ込んで当てずっぽうってやつでして。
一枚しか撮らなかったのにこの出来栄えっ。


今度からみな当てずっぽうでいきましょか…


そう、
これが白樺10年の成長の記録になるのかな。


白樺はとても成長が早い樹だそうで。
お日様を好み、
真っ先に生える樹だそうです。
白樺の寿命が尽きるころに、
日陰でも育つ針葉樹が生えて来るそうで。

良く見ると白樺林の中に、
確かに低い松が生えてきておりました。


ここで一つクエスチョンちょん。←なんじゃ?壊れるなって。


シラカバとダケカンバの違いって分かります?


はいっ、
私は分かりませんというか、
どれがダケカンバなのかすら分かっておりませんでして。


なんとダケカンバとシラカバはそっくりなんですねぇっ。
見分けが付かないって。


お兄さんの説明では、
ダケカンバのほうが肌がクリーム色がかっていると。









ごめんなさい、
こんな色の画像しかありませんで。

確かに純白というか絵の具の真っ白みたいな樹と、
生成り色っぽい樹があるんですわ。


で、
今日三角山できょろきょろしてきたんですけどね、
糠平の森で感じたほど黄色く見えませんでして。


手持ちの図鑑によりますと、
ダケカンバは灰褐色と載っています。

う~ん。
難しい…
まぁカバノキ科ということで(笑)。








ダケカンバは枝が落ちた目のような跡がくっきりしてないんですって。
…これは?どっち写したっけ??
ダケカンバの気がするんですけど…
おいおい、しっかりしてくれなんですけど。


でねっ。


今までそんなどっちがシラカバ・ダケカンバなんて、
判定?しながら歩いたことってないじゃないですかっ。


え?
アカカバ?
赤いシラカバあるってでして。








ね?
どうしてお前さんは赤いのかい?でして。


これはシラカバに菌がついて赤くなっているんですって。
なんの菌?きのこ??








エゾシカが食べてハダカのササ。


そう、
エゾシカ何度見たことかっ。
普通に道路脇にいるんですわ。







これは往きのバスで興奮して撮りましたけど、
エゾシカにカメラを向けたのはこの一枚だけ。
運転手さんは何度もクラクション鳴らすし、
道路を横切るしね。
運転される方はお気をつけください。
シカ普通にいます、ここ。


さて、
マツじゃ、マツ。


自慢じゃないですけどマツって区別つきません。
マツだけじゃなく樹は全然分かってないです。
カラマツだけは分かるかな。


教えていただいてきたのですが…
おぉ消極的な書き方だってね。
先が見えてるってね(汗)。


仰せのとおり、
自分で写したくせに、
どれがどれだかごっちゃになっておる次第です…









おそらく…
おそらくこれはトドマツの葉では。
トドマツは幹が白っぽい灰色なので分かりやすいのですが、
こう葉っぱだけだと滝汗ですわ。

先が二つに分かれていて軟らかい。
これはトドマツでしょう、きっと。








これはきっとアカエゾマツ。
どうしてってね、
葉が短いのよ。
短くてなんだかクネってるでしょ。
これはアカエゾマツでしょう。






消去法で行くと(汗)、
残ったのはエゾマツでして。
先がツンツン尖って痛いっ。


…ってここで書いたっきり忘れましたってね。
ありえるかも。
三角山でマツ見して歩きましょか。








凍裂。
字の如く。

『札幌で凍裂している木、見ますか?』と聞かれ答えられませんでした。
割れた木裂けている木は見てますけど、
こんな風に縦に一直線に裂けているかというと…


見ているようで見てないんですねぇ…
今日も歩いてきたくせして意識してなかったし…


それでも少しは賢くなって帰ってきたでしょか?私。
あ、
って無駄??うんっ(笑)。







タウシュベツ橋梁に触れてみる

2010-03-07 23:58:58 | go west & east



…信じられないっ。
また文章ぶっ飛びましたっ。
なんで消えるのよ…


…昨夜眼精疲労につき強制終了した続きです。





まさかここまで来ちゃうとはなんですけどね(笑)。
目の前にタウシュベツ橋梁が佇んでおりまして。


美しいんですわ…








一度水没するごとに、
5倍だったか10倍だったか(どっちだったか忘れちまいました。ぅぉぉぉっ)、
通常の倍速で老朽化が進むのだそうです。
それを毎年繰り返しているわけです…


この色、この質感。









水没??ってかたに軽く説明いたしますと…


ここ糠平湖は人造ダム湖でして、
水位の変化により橋が水面下に沈み、
また姿を現しを毎年繰り返しているわけです。


私は全景をあらわすまでぎりぎり粘りましたので3月と。


で、
この水没によりコンクリートの粘着力がどんどん無くなっているそうで。
実に脆くなっていて、
それでロープが張られ橋の下へは進入禁止となっています。


水没を繰り返すことによって、
この何百年も前の遺跡のような質感になり、
また氷を割り氷と擦れて姿を現すため、
なんともいえぬ風合いが出ているそうで。


なんだか皮肉というか、
そういう宿命を背負っちゃった橋といいますか…。


崩れているでしょ?
あそこは2003年の十勝沖地震の時に崩落したんですって…









なんて美しい直線と曲線なんでしょ。
もう溜め息撒き散らしですわ…


ガイドのおにいさんに教えていただいたのですが。


ダム湖が出来る前、
旧国鉄士幌線が廃線になる前。
この橋の上を汽車がぽっぽ~っと走っていた頃の姿。


なんとなんですけど、
当たり前といえば当たり前なんですけど、
この橋以外は全て森だったわけです。


あたり一面深い森。
その中のほんの一部分、
タウシュベツ川に架かる130mの橋。


工事に携わった人たちぐらいしかこの橋の姿を見てないのではと。
汽車に乗っていても、
今橋の上を通過しているなんて気がつかなかったのではと。


で、
私が一番唸った話はね、
これを設計?建築?した人のプライド説でして。


工費の予算が最低限で、
その最低限の予算内で強度を保ち、
これだけの美しい橋を設計する。
それも深い森の中で日の目を浴びることはない。


まぁ廃線&ダム湖で逆に脚光を浴びることになりましたけど、
当時はそんなこと露知らずですから。


心意気というか意地というか。


元デザイナーのガイドのお兄さんの話にね、
なんだか私はえらく感銘を受けたのでした。









タウシュベツ川。









氷、
すっごいことなってるでしょ?。


でね、
ここで私お兄さんにリクエストしたんですわ。
『橋を上から見れます?』と。
『無理ならいいんですけど、
 線路が通っていたところまで行けます?』とね。


OKが出ました。
上の画像だと橋の一番左端です。


川と氷の裂け目を迂回いたしまして、
いやぁ、
ここが一番の難所でしたわ(笑)。
板状の分厚い割れた氷の滑り台を斜めに何枚も何枚も乗り越えでして。
この時はMSR持ってくりゃ良かったと(笑)。
板氷を避けると土と石をスノーシューでして。
これもこれで歩き難いしね。









苦闘の末、
橋のある土手?にたどり着きまして。


ここに線路が通っていたんです。
ここを材木を積んだ汽車が走っていた。





ズーム。










ね?
見えない線路が続いているでしょ。
林が割れているんです。



で。


橋の手前2メートルがまた板の氷のドミノ傾斜でして。
一番緊張が走りましたわ。


お兄さんに聞いてみたんです。
『橋に触ってもいいですか?』と。
もちろんOKでして。


手袋を外し、
そぉっとそぉっと手を伸ばしまして。


脆かったです。
想像以上に脆く簡単に石が土が動き崩れそうになる。













お兄さんが、
『うまく言えないけど、
 今僕達はきっと橋以外の何かも見てると思うんです』と。


うん。
同類項がここにいる。


きっとこの言葉がわかる人とわからない人に分かれるでしょね。
うん、いいの。











まるで船の舳先のよう。









ここまで来て良かったなとね。









影も割れております。
なんだかこの裂けて割れた影を見たとき、
なんて言えばいいんでしょ、
うまく表現できないんですけど。
人の命も美しい橋も終わりはあるのだなと。
だからこんなに切なくて悲しくて美しくて愛おしいのかなと。


なんてもう少しいい角度で写せよなんですけれど(笑)。
ってこの足元ですからっ。
無理無理っ(笑)。


またきっと来るっ。
なんだかそういう予感を胸に、
タウシュベツ橋梁に別れを告げたのでした。




タウシュベツ橋梁まで歩く

2010-03-06 21:15:15 | go west & east


発熱とでも言いましょか…



以前ちらりと「タウシュベツの橋を見てみたい」なんてことを、
どこか隅っこかコメント欄か、
確か私書きました。


この美しすぎるアーチ橋を知ったのは2年前なんですけど、
去年の秋、ひとり盛り上がりまして。
地図を取り寄せ、
交通機関を調べ…


ところが肝心のタウシュベツの橋はまだ姿を完全に現さないでして…


待っているうちに熱が冷めてしまいまして…
冷めたというより、
スローダウンというか現実的になってしまった…


だって遠いし面倒だし疲れるしお金が掛かるし。
一応オナゴだし装備も荷物もあるし何時間バス乗るってね。


ごもっともでしょ(笑)。


ところが2月後半に熱がぶり返しまして。
ヒートア~ップっ。
ぱぱぱっと晴れの予報の日に予約を入れてしまいまして。


まさに勢い勝ちっ(爆)。





行くぞ、高気圧おばさんっ。←通じます?山下達郎なんですけど。ぷっ。







here we goっ。



あ、
ご安心を。単独で湖突っ切るつもりはございやせん。
ちゃんとガイドさんと一緒ですっ。

ひがし大雪自然ガイドセンター 冬のアーチ橋ツアーに参加です。


電話で聞いてはいましたけど…
やはり当日参加者は私一人だけでして…
料金1000円アップでして…


でもね、
これがですね、
なんだかヒットエンドランを生む結果となりまして(笑)。
なんのこっちゃだってね。
この私ですからっ(笑)。


まぁ横に置きまして。


myスノーシューを担いで行くつもりだったのですが、
「氷だから歯が痛んでもったいない。うちのを使いなさい(笑)」の一言で、
スノーシュー自宅待機決定(笑)。
だけど相棒のストックだけは札幌から持ち込んだぜぃっ。


ガイドセンターの車で近くの森まで移動。
下車後にスノーシュー(アトラス)を装備し、
森の中に入ります。








線路(旧国鉄士幌線)があったとこだけ木が生えておりません。
こちらが上士幌方向で、







こちらが十勝三股方向。


この森の中を木の説明を聞きながら歩きまして、
説明を受けたことに関しては後日アップいたしますが、
確か雑談で穴滝の名が出たことがきっかけで、
私とお兄さんは延々情報交換することになりまして(爆)。








お兄さんと一緒っ。
ガイドさん28歳ばりばりマンツーマンっ(笑)。
森を抜けて、
糠平湖へ下りて行くところです。



札幌からバスを乗り継ぎここまでやってくるのはかなりのレアもんだそうで、
ましてオンナひとりってのもレアもんだそうです。
というこのお兄さんも、
札幌での職を捨て、
ここに住みついてしまったという強者にございます。


ね、
他にツアー客がいたならタウシュベツとはまるっきり関係ない、
普通の人が見向きも興味も持たないような話できないでしょ。
なんだかお兄さんいわく「趣向が同じ、似てる」そうで。
○○山の○○○もご存知で。
なんでタウシュベツでこの手の話で盛り上がるなんですけどね。
副菜というか、
これは本当貴重な情報交換でした(笑)。


…横道王道軌道修正っ。








木の生えているライン近くまで湖の水があるそうです。
今は水位が下がっている状態で。
湖底の地形に沿って分厚い氷に覆われているのですが、
これが音を立てて割れるというかズレるというか動くというか…


突然ゴゴゴゴゴゴーっとね。
怖くて泣きたくなりましたわ。


でもね、
実際氷の下は湖底の土でして。
(場所によっては水のところもありますので勝手に進入やめましょね)
それを聞きちょいと安心しましたけど。
でもあの音は怖かったですわ…







湖といっても昔は森だったそうでして。
普通に木が生えていた森だったそうでして。










キノコ氷。
おおっ、ここで大好きなキノコよっ。


森だったので木の根がいたるところに残っているわけです。
凍った湖の水位がどんどん下がって行き、
木の根の上に氷が残っちゃった状態がこのキノコ氷だそうです。








言われたら納得ですけど、
ね、賢くなったでしょ(笑)?
たまにはためになるブログといってもいいでしょか(笑)。
ひらがなオンパレード(汗)。











何故か海のように青い氷。
50~60センチの厚さだったでしょか。



タウシュベツ橋梁まで片道約2キロ歩くのですが、
私なんて慣れている部類だと思うんです。
雪もお外もスノーシューもね。
不慣れな人で天気も悪かったらキツいかもなとね。









昨日と同じ写真もどんどん出てきますっ。
中央にちょこんと写っていますでしょ?タウシュベツ橋梁。
直進したら近そうですけど、
湖の地形と氷の関係でいったん岸に上陸いたします。


知らず?に突っ切っている跡もありましたが。

ここからあと30分は歩くんですわ。


でね、
この景色を見たならね、
何故3月2日のブログで私が危険なおっさん化してたか、
ちょいと分かっていただけましたでしょか。


遮るものがな~んにもないんですわ。
想像してください。
風が強かったら吹きさらし…
雪も降ったならどうしましょ。
どんなに寒くて痛いってね。


ザックにもしっかりダウンやら防寒グッズ詰め込みまして。
結局使わずに済みましたけど、
晴れてて良かったですわ。


ちなみに…
携帯とデジカメ予備バッテリーは、
ホカロンミニ&ケース&保冷保温のペットボトルホルダーで死守いたしましたわ。









ワカサギ釣りっ。
寒いでしょに。







ズームっ。
…ってことは下は水よね。
地形を知らないと、
どこが水でどこが土なのか。
まぁ割れて落ちたりはしないでしょうけどね。
どうも恐怖心がね。
ばりっ、ずっぼ~ん、ぶくぶくぶく…ってね。








去年までは欠けてなかったそうです。
こういうのが流れてぶつかっても壊れるそうでして。








なんだか今私ががここに居るってことが信じられなくてね、
目の前にある景色が夢見たいでね。
うわぁ、来ちゃったんだ、
やれば自分の目で見ることが出来るんだ、
本当にタウシュベツまできてるんだとね。


ニペソツ山にウペペサンケ山。
一緒にどぉぉ~ん。
雲に隠れていることが多いそうですけど、
ほら、さすが私でしょ(笑)。








手前の五つ子連山?には名前がないそうで、
右から三番目のちょいと奥まった山だけ屏風山と名前がついているそうです。
ウペペサンケ山のピークは実際にはもっと奥で、
今見えているのは糠平富士なのだそうです。
右側の白いちょこんが丸山。
活火山なんですってっ。

いやぁ、私も住んでしまいたいっ。








これがタウシュベツ川。
必ず2番目のアーチの下を流れるそうです。


タウシュベツ川に架かる橋だからタウシュベツ橋梁。
音更川にはいっぱい架かっているので、
第三音更川橋梁とか数字がついているそうです。


…って氷割れてるでしょ(笑)。
ヒビヒビですわ。


で、独占なんですわ(笑)。
途中年配の方4人つぼで歩いてきましたけどすぐ移動。
独り占めですわ。
お兄さん氷の上に寝っ転がって空をみてますし(笑)。








あったあったこれだっ。
気持ちよさそうでしょ。
きっと私信頼&信用されているお客さんだったのでしょね。
アブナさそうだったり、
勝手に突き進むタイプだったら自由にさせてくれないって。


橋の下5メートルだったかな?立ち入り禁止区域になっておりまして、
ロープが張られております。
それだけコンクリートがもろくなっているそうです。




…す、すみませんっ。
最後まで書きたかったのですが、
私の目の限界きちゃってます(泣)。

ちょいとこれ以上作業はキツいので、
明日に持ち越します…


すっごい終わらせかただわ…





go east  タウシュベツ橋梁へ short編

2010-03-05 22:11:11 | go west & east



…会いたくて。










会いたくて会いたくて。










バスを乗り継ぎ、
オレンジ色のトンネルを走り、












峠から森を見下ろし、












暗い夜を抜けて。











凍てついた湖の底を歩き、








氷の崩れる音が響き、








足元に無数に走る氷の亀裂の上をスノーシューでひたすら歩く。

…ただ会いたい、
その想いだけでここまでやってきました。











あそこです。
湖の向こうに静かに立つ橋。
崩れかけている美しい橋。










タウシュベツ橋梁です。

ちょいとぐしゅっときちまいました(笑)。

…もっと近くへ。









…ぅぁぁぁぁ。









いるっ。あるっ。
同じ空間に私と橋が存在しているっ。










美しいんです。
目の前にあるんです。









崩れ朽ちてゆくアーチ橋…








アーチの向こうにウペペサンケ山。









…橋の影が裂けている。




とね。



なんだか脱力というか放心というか虚脱感というか…
疲れてはいないんですけどね。


お気づきのかたもいらっしゃるでしょけど、
今回デジカメ何故か変でして、
色が綺麗に出て無いんです。
それもさらに溜め息でして。


タウシュベツ橋梁を見に感じに触りに行ってきました。


タウシュベツ橋梁を見に行ったのに、
何故かここでも○○山の情報や三角山のジャンプ台の情報が入ってきまして。
いったいどうなってるのと。
情報収集に行ってきたのではないかとね(笑)。



明日から本格的にアップいたします。










イワオヌプリへ 後編

2009-10-18 21:32:32 | go west & east
今日はイワオヌプリで見つけた実や、
その他諸々を。

いやぁ…
デジカメ封印するつもりだったのですが…
よ、欲には勝てませんでした…。

だってね、
初めて見る高い標高の植物ですから…
三角山で探してもない植物でして…
ハイマツなんて夢の世界ですからっ。
…って言い訳だわなんですけど。

嫌な顔一つせず、
『いいよ、いいよ。』と。

難しいよなぁと。

が、しかし。
かなり抑えながらも、
抑えきれずに写してしまった、
しゃがみこみマクロ画像です。









きゃぁぁ、
なんてめんこちゃんでしょ。

シラタマノキ 白玉木 ツツジ科 です。
実は食べるとサロメチールの味がすると図鑑に書いてあります。
…って、
まず最初にサロメチールの味ってどんな味?なんですけど(笑)。








ガンコウラン 岩高蘭 ガンコウラン科。
一属一種かと思って調べてみましたら、
三属十数種が南北両半球に隔離分布しているそうな。
でも日本では一種ですって。
悩まなくても済むってことね(汗)。


はぁ~、綺麗なこの色、この艶っ。
この実も食べられるそうな。
美味しい部類ですって。
覚えておいて損はないっ。








ツバメオモト 燕万年青 ユリ科。
【万年青は葉の形から。燕は藍色の実を
 燕の頭に見立てたとの説がある    】 図鑑より引用。

はぁ~、なんて綺麗な色なんでしょ。
もう綺麗としか言葉が出て来ないんですけど。
お花見てみたかったなぁ。







マイヅルソウの実ではないかと。
葉っぱも何も残ってないので。
でも、
きっとマイヅルソウの実でビンゴだと思います。
夏山ガイドにも、
【かん木帯にはマイヅルソウ、ツバメオモトが多い】と書いてありますし、
ムンク氏も、
『ツル』の記憶があるそうな。

三角山で探していたんですわ。
マイヅルソウはあるのに、
実がないんですわ。
行く度に見ても枯れた葉っぱか茎。
えへへ~、
ラッキーでした。







う~ん。
ツルリンドウ 蔓竜胆 リンドウ科 ではないかと。
細かく写しませんでしたので何とも言えないのですが…。





出てきてるっ。
ツルリンドウ、嬉しい見つけものでした。







落ちていた実。








岩肌に謎のブツ。

そして…

お決まりの…








きのこっ。
ってね、
これと下のきのこはムンク氏が見つけたっ。
きのこハンター返上じゃわ…

でね、
色と質感のいいきのこだったのですが、
場所悪くてね。
当てずっぽうでシャッター押しまして。
ぎりぎり写っておりました。






うん、
きのこはめんこいっ。







ムンク氏が、
『木や枝や岩や根がごしゃっとしてるのがいいっ』と、
確かそんな事を言っていたような。
で、写したら、
本当にごしゃっとなってしまいました(汗)。
実景はもっとワイルドでビューティーでした。
腕不足です…


下山後は五色温泉へちゃっぷ~んと(笑)。

…ニセコへ来る車中考えていたのです。
私、お風呂道具ちゃんと入れたかと。
タオルOK,下着OK,
着替え…?え??
うぉぉぉぉぉ…叫ぶに叫べんでして。
後の祭りだってね…

あぁ悲しい出来事よね。
Tシャツ一枚しか詰めてないってね。
帰りは裸足よ、
ズボンもフリースも家に帰ったら鎮座して私を待ってましたわ…







でもね、
とっても気持ちよかったですわ。
お山も温泉も居心地もね(笑)。感謝です。



おまけ。







こんなこと書いていいのか分かりませんが、
下から見たらおっぱいぼよよんだったのですが、
上から見ると…
あぁ…帝王切開の跡があると…
瞬間、胸が痛くなりました。
やっぱり私もオナゴなのでしょか。
母なる大地だったのでした。


その夜は興奮して眠れず、
久しぶりに日本酒ぐびぐび飲みまして。
酒の肴は、





えへへ~、
イワオヌプリの硫黄っ。
こりゃイっちゃってるね~でして(爆)。
そういえばギャツビーのイワオ→キムタクにハマってたもんね~と。
一人祝杯を挙げたのでした。





イワオヌプリへ 前編

2009-10-17 21:41:41 | go west & east
…さて一体何から、
何をどう書けばいいものやら。

イワオヌプリは突然やって参りました。

昨日の朝,
突然イワオヌプリ行きが決定いたしまして。

私って、朝は廃人なんですわ(汗)。
何時でも起きられるけど、
強い意思がない限り動けない。
幽体離脱してるというか(爆)、
動き始めるまで時間がかかるんですわ…

決定から出発までの時間は約45分。
(私の痛恨のミスで30分ロスしておりまして。
 つまりボケボケで気が付きませんでして。)
 
朝ボケ幽体離脱中の廃人おばさんが、
いかに短時間で「みどり」を復元できるかっ(爆)。
無理だ…
でも行きたいでして…

洗顔・食事はまだ、
化粧なしでは壮絶ですし、←想絶か?この場合。
道具も装備も用意してなければ地図も無コピー。
ザックなんて何ヶ月背負ってないって。

でも行きたいでして…

雨具だけは忘れるなと必死で道具をかき集め、
化粧に服よね、服着なきゃと。

なんとか家を飛び出しまして。

ニセコへ向かってGOっでして。







よ、羊蹄よ、アンビリーバボーっ。
わざわざ車を停めて下さったのに、
斜めってるってね…
雪、見えるでしょか。
立派なお姿にございます。

晴れよ、続いて頂戴でして。







紅葉が泣きたくなるほど綺麗でして。
きゃあ、うぉぉっと騒げないもどかしさ…
いえ、
承知のばればれなんでしょけどね(笑)。


駐車場に車を停め、
いざ行かん。

…ってね、
これも痛恨のミスなんですけど、
せめて夏山ガイドをザックに入れ、
車中で予習しておくべきだったでして。

イワオヌプリ、無知なんです。
ザレザレと序盤のキュートな、
いえ、
急登な階段ぐらいしか予備知識がないっ。
過去には目を通してますが、
過去の記憶ですから。

頼りになる人に連れて行ってもらうと、
こういうところがズボラになりいけやせん。
歩きながら反省しておりました…


さて、
Sな急登をぜぃぜぃ越えまして、






目指しますのは、あそこにございます。
イワオヌプリ、標高1116mっ。







ニトヌプリ。
私、こっちを登ると思っておりまして…
まさかのイワオヌプリでして…
それも年内はダメだと思っておりましたので。
目の前に現れた、
ガイド本や他の方々のHP,ブログでおなじみのお姿に、
えらく感激いたしまして。

…といいつつも、
本当おっぱい山よね~と(笑)。
ふっ、引き分けじゃっ(爆)。
心の中で見栄を張る…






小イワオヌプリ。

でね、
結構足場がごろごろでして…
歩きながら、
「無事下りられるんだろか」と。
むくむく不安が膨らみまして。







く、苦しゅうございます。
も、もう少しの辛抱じゃと思っていたら、







さらなる苦難が待ち受けておりまして。
ずばり、怖いっ。

あ、
なんて言うんでしょ、
怖い怖いとビビりぱなしだったのですが、
う~ん。
例えばヘビを見て怖いと思うのと、
ヘビを見る前から怖いと思うのとの違いと言いましょか。
後者は想像力が激しく働いているわけでして。

私の怖いは想像力が大きいんですわ。
このザレザレ、
コケたら滑ったら滑落したらとね。
さらに下りはどうしましょと。
自慢じゃないですが、
下りは下手っぴぃですから。






といいつつも、
ニセコアンヌプリ~、
んはぁでして。
避難小屋までくっきり見えました。







ひょ、標識のぽちっが見えてきたっ。
…って怖いって。
でも歩かんと会えないでして。






えへへ。
着きましたわ。






でも本当のピーク、
1116m地点は奥のあっちとな。
うん、いいの、登れりゃ万感でして。

晴れてるでしょ(笑)。
もう嬉しくってね。
昨日も書きましたけど、
ずぅっとずぅっと、
これは夢?それとも魔法??
私ここ??っでして。

子供のように大はしゃぎしたいけど、
そこは年季の入ったおばさんですから、耐えるっ。






アンヌの後ろに羊蹄よ~っ。
もうもう心の中でひ~は~状態でした(笑)。
がっつり感謝です。

風が強くてね、
ムンク氏があったかいスープを用意してくれまして。
う~、うまうま~。
至れり尽くせりなご身分でして…
オナゴと思わず、
野郎扱いしてくだされ。
心はおっさんですからぁ(爆)。

休憩中、
灰色の雲がむくむく出てきましたけど、
念力で吹き飛ばしましたわっ。
いえ。
運が良かったのでしょね、
お天気も味方してくれまして。







左手にぽちっと大沼。
…途中にあった標識、
沼と読めずに大砲と読んだわ…







ハロウィンのかぼちゃが座ってるってっ。
それも葉巻くわえてぷは~っとね。
見えません?
マフィアかぼちゃに。私だけ??

もう丸見えでして(笑)。
見える見える、最高でして。
空は青いし足元は次々と変わる美しい色。

けど、
帰らなきゃね。


さぁ、ど慎重に下りです。
あくまでも距離を取らきゃ心配でして。
え、
私よ、私。






火口ですっ。
白い湖みたい。

慎重に慎重に、一歩一歩。
来た道を下って行きます。
帰りたくないぞっと。






さようなら、イワオヌプリ。
さようなら、サンドベージュの世界。
生きているって素晴らしいことよね。

…さらばじゃっ。




秋のお山は超スペシャルだった。 序章

2009-10-16 20:51:51 | go west & east
…。






これは夢?







それとも魔法??
…ってトメちゃんの気持ちが良く分かるっ。


わ、ワタクシは登って参りましたっ。
my最高標高?を更新いたしましたっ。

…って一人じゃないからご安心を。
強力な助っ人さま降臨いたしまして、
私をお山に連れて行って下さったのです。
…生き神さまじゃ。







(控えめに)うぉぉぉぉっ。







(控えめに)ぐぬぅぅぅぅっ。


最初から最後まで、
『嘘?本当?私今ここにいるの??』でして。

秋のお山の超スペシャルな1日を過ごして参りやした。

でね、
脳がスパークしっぱなしにございます。
頭の中でね、
ねずみ花火が飛び跳ねてるのよ、
ばちばちばばばんってね(笑)。

嬉しさを反芻しながら、←牛だったのか?
にたにた幸せを噛み締めております。

生き神さまのムンクのT氏に心から感謝いたします。

はい、
興奮状態で書けません(笑)。
明日ね。
明日、書きましょう。