昨日の口琴を買いに行った帰り道。
もっの凄く寒かったんです。
風が強くてね。
バスはいつものごとく来ないし…
浄水場にフラれまして、
伏見の高台?からバスに乗り円山で下車。
さすがにお山の準備はしてませんので、
円山には向かわずに神宮さんへ。
異国語が飛び交います。
人、少なかったなぁ…
寒いもんね。
そう、
寒くて寒くてよぅ、
久しぶりに六花亭の休憩所に避難。
温かいお茶で解凍(笑)。
いえ、
本当に寒くてつらかったんですっ。
で。
紙コップのお茶を飲み干し、
凍えた手と冷えたカラダがなんとなく常温?に戻りまして。
あとは小走りで急いで帰るぞと。
急いだら冷えないし、
口琴一秒でも早くいじりたいしね。
で。
ここが分かれ道だったんですわ。
何年も前から通るたびに気になっていたこの建物。
昨日も眺めながら通り過ぎたんですけど、
なんだか気になってね、
戻ったんです。
気の迷い?気の緩み?
分からないけど写そうとね。
Uターン。
といっても数メートルのバックでしたけど。
ね、
この寒くて急ぎの帰り道で戻るなんてでしょ。
もうすでに何かに組み込まれていたんですわ…
ってワザと大袈裟に書きましたけど(笑)。
これを写していると、
前方から年配の二人連れが歩いてきましてね、
なんだか私のほうを見て話をしているんです。
…不審人物に思われてる??
このごろ得意だもんな、このパターン。
角を折れパシャパシャやっておりましたら、
その二人連れも後を追ってきましてね…
声をかけられたんです。
怪しいものではありませんっ。
不審者ではございませぬっ。
で。
ここからがアンビリーバボーな話になるのですが、
伏字のオンパレードをご了承ください、
このお二人は兄弟だそうで(姉70台半ば、弟70前後)とお見受けしたのですが。
私が写真を撮っているのを見て、
この建物のことについて私に聞きたかったそうでして。
…それは無理です、私のほうが教えていただきたいですなんですけど。
生まれも育ちも札幌のかたでして。
この近くに住んでいたそうで。
私が古い謎の建物に興味を持っていることを好意的に受け止めてくれまして。
ここいら辺の昔の話になりまして。
暗渠やら遊郭やら墓地に火葬場、
泥炭地に十二軒に村に川にりんご園。
お二人も嬉しいようで、
次から次へと話してくれまして。
ただ…
お姉さんの話がとてつもなく脱線するっ(爆)。
さ、寒いんですわ。
でもこの機会を逃したくないっ。
お二人も話したがっているっ。
三角山のシャンツェやジャンプ台、
砕石される前の三角山の姿とかね。
大なまこ山のスキーやら国立HP側のスロープとか。
ただね…
ご自身でも言っておられましたが、
子供のときの記憶で曖昧なんだと。
さ、寒くてね…痛くてね…
どこかお店はないものかと。
お茶でも飲みながらお話聞かせて欲しいわと。
でも、
おそらくそうなるとお姉さんの脱線マシンガントークは勘弁…
どれぐらい立ち話してたんでしょね。
もう両者寒くて限界ってなりまして(笑)。
で、
最後の質問をしたわけです。
これがアンビリーバボーだったわけでして。
『○○山の○○○を知ってますか?』と。
先日○○な○○さんと○○でこの話になりまして、
調べている最中でして、
入り口もメドがつき、
地図も調べ、
ネットで画像も見つけたところでして。
下調べをもっと積んでいずれ現地へと考えているんです。
でもすっごくマイナーというか、
埋もれた、
おそらくあまり一般的ではない話なんですわ。
間違っても明るい話ではない。
で、
このお二方も知らないだろうと。
ところが…
ところがでして…
このお二人のお母さんがこの○○○で働いていたそうです。
勤労奉仕隊の一員だったそうです…
いやぁ腰が抜けるかと思いましたわ。
繋がったわ…
本の中の○○○が、
○○さんと話していた○○○が、
今私の目の前で史実となって繋がった…
歴史の証人が私の前にいるっ。
偶然だけど、
偶然にしてはうますぎる。
やっぱり私は仕組まれて組み込まれてるのかっ??
なんのこっちゃの話かよと思うでしょけど、
もうびっくりしましたわ…
昭和20年ごろの話です。
興味を持ってても、
ぽんと道端の初対面の立ち話で出てくるレベルの話ではないと思うんですけど。
いつか現場に辿りつけたらね、
そのときにもう一度載せます。