貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

飯坂医王寺④乙和の椿と慕われし佐藤兄弟の墓!

2024-12-18 16:26:10 | 日記
令和6年12月18日(水)
飯坂医王寺④
 三体像の中央に源義経、
右に佐藤継信、
左に佐藤忠信が並んでいる。

 小学2年時、
担任の乾先生がお昼時に
よく読んでくれた本の中に、
『源平盛衰記』や
『義経』の話等あり、
歌詞も懐かしく読む。
<あゝ義経~佐藤兄弟の歌と芭蕉句>

 奥の院薬師堂の境内に
見られる板碑群には、
荘司佐藤基治・乙和・継信・
忠信墓碑(県指定重要文化財)がある。
<奥の院参詣>

 「乙和の椿」とは、
佐藤継信・忠信兄弟を失った
母乙和の深い悲しみと
母情が宿ったといわれる、
蕾のまま落ちてしまう椿のこと。
<乙和の椿>

 その傍で、
佐藤兄弟は今もなお尊ばれている。
<佐藤兄弟の墓>

 生前に
為すことの大切さも偲ばれる。


飯坂医王寺③ああ義経~佐藤一族の歌と三体像!

2024-12-17 14:36:21 | 日記
令和6年12月17日(火)
飯坂医王寺③
 奥の院までとさらに歩を進める。

 右手の方に、三体の像がある。

 一番左に、
「あゝ義経~佐藤一族」
というタイトルで、
3番までの歌詞が…。 
 その前に、
芭蕉の句「笈も太刀も…」
も掲載。

 「兄頼朝の 旗揚げに 
 九郎義経 馳せ参じ 
 佐藤継 信 忠信も 
 主従の契り 堅く結い 
 屋島の戦さ  熾烈なり 
 義経矢楯 
 あゝ 継信が逝く」                    
というのが1番。                                 
「兄頼朝に うとまれて  
 九郎頼経 あゝ苦境
 佐藤忠信 やがてまた
 京都堀川に 露と消ゆ
 悲運の九郎 哀れなり
 あゝ白鳥(とり)も哭く」

が2番の歌詩。
「文治5年の 夏の頃 
 奥州落ちの義経を 討たん
 鎌倉大軍を 石那坂にて 
 これ阻む
 飯坂 庄司 基治は 
 気骨の古武士
 あゝ ここに散る」

 そして、
三体像の中央に源義経、

右に佐藤継信、

左に佐藤忠信が並んでいる。

~つづく。

福島市飯坂医王寺②時代の違う芭蕉句碑二基と医王寺師弟の句碑に心動く!

2024-12-15 16:08:39 | 日記
令和6年12月15日(日)
福島市飯坂医王寺②
 医王寺を訪れた松尾芭蕉は、
「笈も太刀も 
  五月にかざれ   
     紙幟」
の句を残す。
<芭蕉句碑時代の違う二基>
<芭蕉句碑1>

 芭蕉没後、
百六年目に、
句碑が建ったと右の石碑に、
説明されている。
<芭蕉句碑百6年目のもの>

 その石碑には、 
笈も太刀も 
  さつきにかざれ     
    紙のぼり」  
と刻印され、
至極丁重な扱い方!
 昭和42年に、
医王寺師弟の句碑として、
松野さんと大橋さんの句碑も
残っている。
<医王寺師弟:師の句碑>
<医王寺師弟:弟子の句碑>
<師弟の句碑説明>

 何か、もの悲しく、
侘しさがいっぱい!
という感じの句。
~つづく。



福島市: 飯坂:医王寺 ① 医王寺の由緒と・・・!

2024-12-14 15:26:44 | 日記
令和6年12月14日(土)
福島市: 飯坂:医王寺  ①         
 医王寺(醫王寺)は、
山号を瑠璃光山といい、
薬師如来の別称
「医王」を寺号としている。
<山門>

 奈良県の長谷寺を総本山とする
真言宗豊山派の寺院で、
平安時代天長三年(826)に開基。 
 
 弘法大師御作の薬師如来を
祀り、古くより鯖野薬師と呼ばれ
親しまれている。
<本殿>

 また、
奥州藤原氏の一門で、
飯坂をおさめていた
佐藤一族の菩提寺である。  
<鐘楼>
  
 そして今、
奥州三十三観音特別霊場にも
指定されている。
 医王寺の参道は、
広くて長い。
<長~い参道>

 よき歴史の散歩道。
 医王密寺と貴船神社も傍にある。

~つづく。

福島市: 飯坂温泉駅前 十綱橋を背に芭蕉像と色々な記念碑!

2024-12-13 14:14:36 | 日記
令和6年12月13日(金)
福島市: 飯坂温泉駅前             
 数年前の駅前は、
特産の品を売る出店があったり、
花鉢がいっぱい並び、
花屋の出店が並んでいたり・・・。
<飯坂温泉駅前>

 やっぱり駅前は
すっきりしているのがいいなあ!
 「鶴沢小百周年祈念碑」
が駅前にあり。
 少子化の寂しさが募る・・・!
 十(と)綱(つな)橋(ばし)の説明等
歴史と郷土愛が吐露されている。
<駅前の色々な碑と芭蕉立像>

「ぶらーりんぐ飯坂」
という茶の半円形の石碑もある。

「ぶらり湯のさと 坂のまち 
 ぶらぶら歩いて
ひと風呂あびて」
という声かけの
直方体の石碑も面白し!
 また、
飯坂は、「日本初のラジウム発見の地」
でもある。
<日本初のラジウム発見記念碑>

 その記念碑もある。
 芭蕉の立像は、
雨に濡れた姿。
<芭蕉像>

「一風呂浴びていこうか」
と声かけたが・・・・・。
 十綱橋を背にして・・・
<十綱橋>

応対は無言!