貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

15歳の啓発:その3と4

2019-03-16 09:56:03 | 日記

15歳の啓発:その3と4

平成31年3月16日(土)

 左内君、15歳。

その啓発録の3.

 <学に勉む>

 志を立てた以上 努力して勉強に

励むことが肝心だ。

 勉強とは ただ本を読む、字を書く

ということではない。

 それらはただ学問の手段であって、

二階へ上がるはしご段のようなもの

にすぎない。

 これらを通じて真に自分の知識を

豊かにし、心を練り鍛えてゆくべき

で、すぐに嫌になったり、成績が良い

といって鼻にかけたり、

逆に悪いからといって悲観したり

するのは 真の勉強とは成りえない。

 勉強とは「強いて勉める」こと。

自己目標は、自己実現かな。

 その目標に向かって、あえて

勉めていくこと。学んで、自分で

考え、己の血肉化へと導くこと。

 順位や優越感や劣等感に惑わ

されることではない。

 その払拭も学び取っていくこと。

 やはりすばらしい!

 そして、最後の4つめ。

 <交友をえらぶ>こと。

 友達の中には益友と損友とがある。

 損友はすぐに心安くなりやすい

けれど、自分の為にはならない

ものだ。

 逆に、益友には とかく気づきに

くい。

 時には面白くないこともあったり

するだろうが、本当によい友達と

交わってこそ、相手のよい所を

見習い、自分の欠点をなおすことも

出来る。

 したがって 友達を択ぶことは

勉強するものにとって、

たいへん大切なことなのである。

 昔から、「類は友を呼ぶ」と

いうように、追求する人には

追求している人を友としやすい。

 益友、損友という分類の仕方も

若者独特のもの。

 しかし、友だちから学ぶことも

多いので、お互い高め合える友が

やはり一番。

 そして、何でも話せ、居心地が

よい友かな。

 よき点に着眼している。

 流石である。

 老いても啓発、自己啓発は

大事!!!