貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

陣鐘の物語り?

2019-03-23 09:57:46 | 日記

陣鐘の物語り?

平成31年3月24日(日)

 今朝、小作の堰の羽村側の

桜がいくつかちらほら開花!

 氷が張っていた寒い朝、桜開花

を初見。心に灯も妃も点る。

 さて、敦賀市へ。

 

 金前寺参拝!

 泰澄大師が天平8年(736)に開創

したと伝えられる由緒あるお寺。

 境内には五重塔や除夜の鐘突きを

行う鐘楼堂などがあり、寺歴も掲示

されている。


 近くには金崎宮や金ヶ崎城跡

があり、特に桜の美しい春には

多くの人が参拝する。

 延元元年(1336)10月、

新田義貞は金ヶ崎に城を築き、

翌2年3月6日、足利尊氏の軍に

攻められて敗走。

 後醍醐天皇の皇太子恒良親王は

後に捉われ、皇子尊良親王及び、

新田義顕(義貞の長男)は、

金前寺の観音堂にて自害する。

 この戦いに敗れる際、義貞は

陣鐘を海に沈めた。

 その後、国守が海女に命じて

探させたが、鐘の竜頭がさかさま

に落ち込んで泥に埋まり、

引き揚げることができなかった

と云われている。

 芭蕉は元禄2年(1689)8月15日、

雨の中を天屋玄流らに案内されて

金前寺を訪れる。

 そして、その陣鐘の話を聞く。

 


「食の霊(けのひ)」

2019-03-23 09:57:46 | 日記

「食の霊(けのひ)」

平成31年3月23日(土)

 7時半頃よりポツリポツリ。

 霧雨が氷雨に、そして霙ぽく・・・。

 8時からの公園掃除当番。

 幼草がちょこちょこぐらい。

 ちょっと早めに行き、トイレ

掃除を仕上げ。草削り。

 隣組の仲間が傘片手に参加。

 途中から止み、公園内が

少し輝いてみえる。

 奉仕の有り難さ。

 これで、隣組長の任務も無事完了。

 今朝も氣比神宮の芭蕉句碑へ。

 近くに、「芭蕉翁杖跡」の碑と

氣比の宮芭蕉句碑がある。

芭蕉の句は、

「月清し 遊行のもてる 
    

       砂の上」

 これが、「芭蕉翁杖跡碑」

 さて、主祭神の伊奢沙(いざさ)別命

(わけのみこと)は、

御食(みけ)津(つ)大(おお)神(かみ)

とも称される気比神宮にのみ

祀られている神。

 謎の多い神だが食物を司る神で、

『古事記』にはここ敦賀から朝廷に

海産物などの食物が奉られていた

と記されている。

 ちなみに”気比”という地名は、

「食の霊(けのひ)」が由来とされ

ているらしい。

 ともかく主祭神が食物を司るところ

からついた名のようだ。

 食が何てたって、一番!

「けのひ」が「食の霊」とは…!

 尊し氣比神宮!