陣鐘の物語り?
平成31年3月24日(日)
今朝、小作の堰の羽村側の
桜がいくつかちらほら開花!
氷が張っていた寒い朝、桜開花
を初見。心に灯も妃も点る。
さて、敦賀市へ。
金前寺参拝!
泰澄大師が天平8年(736)に開創
したと伝えられる由緒あるお寺。
境内には五重塔や除夜の鐘突きを
行う鐘楼堂などがあり、寺歴も掲示
されている。
近くには金崎宮や金ヶ崎城跡
があり、特に桜の美しい春には
多くの人が参拝する。
延元元年(1336)10月、
新田義貞は金ヶ崎に城を築き、
翌2年3月6日、足利尊氏の軍に
攻められて敗走。
後醍醐天皇の皇太子恒良親王は
後に捉われ、皇子尊良親王及び、
新田義顕(義貞の長男)は、
金前寺の観音堂にて自害する。
この戦いに敗れる際、義貞は
陣鐘を海に沈めた。
その後、国守が海女に命じて
探させたが、鐘の竜頭がさかさま
に落ち込んで泥に埋まり、
引き揚げることができなかった
と云われている。
芭蕉は元禄2年(1689)8月15日、
雨の中を天屋玄流らに案内されて
金前寺を訪れる。
そして、その陣鐘の話を聞く。