貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

参道と庭園を愉しむ!

2022-07-17 11:32:42 | 日記
令和4年7月17日(日)
 高福寺の参道を歩いて行くと、
山門手前左手に七福神が
一堂に会していた。


 しかも、一体一体、整然と整列。
 七福神を参拝すると、
七つの災難が除かれ、
七つの高福が授かるという信仰。  
 農民や漁民の信仰として、
今もなお生き続けている。    
  私は、それぞれの神様の表情や
風体を特に好んでいる。
 これも蕉道の副産物としての福徳だ。
  ここは、高久宿の高福寺。

 七福神が私を招いてくれる?
 先ずは、恵比寿様。

 七福神の中で、唯一の日本の神様。
 いざなみ、いざなぎの二神の第三子だ。
 満三歳になっても歩かなかったから、
舟に乗せられ捨てられる。
 漂着した浜辺の人に手厚く祀られたのが
信仰の始まりという。
 鯛と釣竿とこの笑顔!
 次は、大黒天。

 打ち出の小槌と頭巾。
 大地を掌握し、福徳開運の神様。
 そして、毘沙門天。

 唯一の武将。
 足下に邪鬼を踏みつけている。
 邪鬼はいない。
 融通招福の神様。
 続いて、弁財天。

 唯一の女神。
 インドの河神から音楽・言語の神となり、 
財宝・芸術に深い吉祥天の性格を吸収。
 知恵財宝、
 愛嬌縁結びの徳があるといわれ、
親しまれている。
 さらに、福禄寿。

 幸福の福、身分を表す禄、
寿命を表す寿の三文字からなり、
中国に住む仙人様。
 左手に宝珠、右手に巻物を
くくりつけた杖を持っている
招徳人望の神様である。
 六福神めは、寿老人。

 福禄寿と同じ星の化身。
 団扇や桃などを持ち鹿を従える。
 長寿延命、
風紀長寿の神として
信仰されている。       
  七人目の神様が 布袋尊、
布袋様だ。

 弥勒菩薩の化身といわれ、
いつも笑顔を絶やさず人々に接して
いた神様。
 宝をいっぱい入れた袋を
もっておられ、
信仰の篤い人に配られたという。 
 笑門来福、夫婦円満、子宝の神
として親しまれている。
 高福寺では、布袋和尚となっている。
やっぱり日々笑顔で・・・。
 和顏愛語和尚!
 楼門を潜っても、目を奪われるものが多し。

 とにかく、参拝を優先。
 その後、庭園を楽しむ。