貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

誓いも同じ!

2022-07-20 13:38:37 | 日記
令和4年7月20日(水)
 那須温泉神社  
 
 
 暮らしの館という所に寄る。
 急激な社会の変化は、
大切なものを喪失。
 それに気づかせてくれた。
 暮らしにとって大切なことを
今一度見直すことが、
生き方を多少は変えるだろう。
             
 そんなことを考えながら、温泉神社へ。
 ここも二回目である。

 芭蕉は元禄2年(1689年)4月19日
(陽暦6月5日から7日の間)に
那須温泉神社に詣でた時、 
那須余市が平家の扇の的を射抜いた
という、矢を拝見したそうだ。
 現在は拝観できないが、
宝物として所蔵しているともいわれている。

 句は、 
「湯をむすぶ 
   誓いも同じ 
     石清水」
 この句碑に刻まれた書は、
徳川氏の奥八城太郎弘賢(屋代弘賢)
によるもの。

 残念ながら、この句は推敲の段階で
ボツにしたらしい。
 ただ曾良日記にはきちんと記されて
いる。 
 芭蕉は沢山の句を奥の細道で詠んだが、
紀行『おくのほそ道』に取り上げたのは
ほんの一部でもある。   
 他、昭和天皇の歌碑や

現天皇陛下の家族で詣でた祈念碑もあった。