貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

江東区: 採茶庵(さいとあん) おくの細道へここから出発!

2024-05-24 09:54:54 | 日記
令和6年5月24日(金)
江東区: 採茶庵(さいとあん)     
   芭蕉は、
元禄2年3月27日(1689)
採茶庵から、
「おくの細道」の旅に出発。

 当時は、
仙台堀
(仙台藩の蔵屋敷があったことから
仙台堀と呼ばれる)、
現在の仙台堀川に浮かぶ船に乗り、
隅田川を遡って千住へ。

 採茶庵は、
芭蕉の門人、杉山杉(さん)風(ぷう)
の別宅。

 芭蕉は
「奥の細道」の旅に出る前に、
それまで住んでいた隅田川と
小名木川の合流地点の岸辺にあった
芭蕉庵を手放し、
門人、杉山杉風の別宅に厄介になる。

 採荼庵に
芭蕉を住まわせた杉風は、
日本橋で幕府御用の魚問屋を営み、
豊かな経済力で
芭蕉の生活 を支えていたのである。