令和4年2月13日(日)
昨日からつくばみらいの息子の家へ。
次女三女のツインの誕生から一ヶ月余、
実家のお世話になるも、土・日は皆の
睡眠不足など健康を留意し、夫婦二人の
てんやわんや。
さぞかしと思い、家内と二人で少しでも
家事をやり寝不足の解消をと手助けに。
ツインの空腹からは派生する泣き声は
ほんと全身の欲求。3時間ごとに母乳と
ミルクの混淆で食欲を充足させる。
まさに、幸福を呼ぶ泣き声でもある。
さて、最終⑤の原文 。
かく言へばとて、
かく言へばとて、
ひたぶるに閑寂を好み、
山野に跡を隠さむとにはあらず。
やや病身、人に倦んで、
やや病身、人に倦んで、
世をいとひし人に似たり。
つらつら年月の移り来し
拙き身の科(とが)を思ふに、
ある時は士官懸命の地をうらやみ、
一たびは仏離祖室の扉(とぼそ)に
入らむとせしも、
たどりなき風雲に身をせめ、
花鳥に情を労じて、
しばらく生涯のはかりごとさへなれば、
つひに無能無才にしてこの一筋につながる。
「楽天は五臓の神を破り、
老杜は痩せたり。
賢愚文質の等しからざるも、
いづれか幻の住みかならずや」と、
思ひ捨てて臥しぬ。