トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

城攻め ~ドイツ復路編~

2014-05-06 01:14:26 | おでかけ:おしろ

故郷を離れ、フランクフルトに向かう。
さようならPaderborn、また逢う日まで。


その道すがら、また城へ。


Burg Gleiberg




これまた、なんと男前な!!



塔もいいのだが、心奪われたのは




やっぱり品行方正に建っているものよりも
こうやってちょっと荒れたり枯れたりしている方が
魅力的なのよ。




年月を感じさせてくれるこの渋さ。

いやー、今写真を見直しても惚れ惚れするわ。


もう11世紀頃にはここに城はあって
王の住まいだったりしたけれど
戦争で一度壊されて
今残っているのは1600年代の物?
(適当に訳したので不確か)





山城なので周りは一面こんな感じ。
黄色いのは菜の花畑。
ドイツはちょうど菜の花の季節で、
車を走らせていると広大な菜の花畑がいくつも現れる。


左手、彼方に見えるのは



Burg Vetzberg

ここも攻めたかったんだけどなぁ~。
遠くから眺めて終わり。



結局、今回のドイツでは2城しか攻められなかったが
どちらも好きなタイプだったのでよしとしよう。


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城攻め ~ドイツ往路編~

2014-05-03 04:21:53 | おでかけ:おしろ

今回のドイツ里帰りの旅は
3泊3日の強行スケジュール。
空港があるフランクフルトから地元まで約3時間。
地元に2泊もしてしまったら、他に巡る余裕などなし。

だけど少しは観光だってしたいのよ。
フランクフルトと地元を結ぶ経路の途中に
行っていない城はないかと模索してみる。


いくつか候補の城はあったけれど
今回あまり城攻めに乗り気じゃないmichのせいで
行きはたった1城のみ。
ちえっ。



行ったお城は

Schloss Auerbach




きゃあぁぁ
超好みの面構え。
テンションあがるわ




ああ、やっぱりヨーロッパの城はいいわ。
この枯れ具合がたまらない。



ほら、ここ、見てよ。



この左上のカーブ!
なんて見事な朽ちっぷり
ときめくわ~。萌えるわ~。きゅんきゅんくるわ~。




一人興奮してきゃあきゃあ写真を撮るnaheを
「この変態が!」と罵るmich。
ああ、どうせ変態だよっ。


13世紀に建てられた城のよう。
現在は一部がレストランになっている。



ここで食べたかったけれど
食べたらビール飲みたくなるでしょ。
これからまだ運転しなきゃいけないので我慢我慢。


山の上にある城なので周りの緑がとても気持ちいい。
この爽やかさもドイツならでは。
ああ、ドイツ、最高。



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城攻め ~福島県編~

2014-01-21 01:16:45 | おでかけ:おしろ

今年の目標。
アップはすぐに。
せめて下書きだけでもしておかないと
あっという間に忘れるからね。


そんなわけで即時更新。
一昨日の話。

 


「雪を纏った城がみたい!」
naheの強い要望により
北へ向かうことにした二人。
検討の結果、目的地は若松城に決定。


意外と雪が少ない…

そして窓が興醒め…


ちょっと白すぎだなぁ、
50年前に復元されたようだが、いかにも「昭和のお城」っぽい。
赤瓦の屋根はここが初めてかな?



石垣はまあまあ。

でも二の丸方向にそびえる壁には
ちょっとぐっときたけど。

お堀が意外と深くてびっくり。


昨年大河ドラマを観ていたnahe。
どこから攻め込まれたんだろうなんて
思いを馳せながら城の周りを一周。
多分答えは中の資料館にあるんだろうが
何時もの如く入る気なしで
あっという間に終了。








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城攻め ~福井県編1~

2013-10-27 23:27:58 | おでかけ:おしろ

2か月前の出来事。
はぁぁ、思い出せない。



越前大野城


なぜか知らないけれど
写真も全然撮っていなくて
石垣でさえこの1枚のみ。



うーむ、印象が残ってない。
写真も撮っていないということは
当時もあまり興味を持たなかったということか。




次行こう。


勝山城


本来の勝山城は現在石碑くらいしか残っておらず
近くにある模擬天守の勝山城博物館を攻めてみる。



たいそうご立派な天守閣だけど・・・




なに?この石垣。
竜の彫刻がどの面にも貼り付けられていて
風情台無し、むしろ悪趣味。
石垣にこんなことするなんて、腹立たしいわ!!

どうやらこの城、この地の出身者の某実業家が
その有り余る富を見せつけたかったのか
地元に還元したかったのか
節税の為なのかしらないけれど建てたそうで。

さらにこの近所に越前大仏まで建立して
そちらもわざわざ見に行ったのだが
・・・・趣味悪いよ!T田さん!!



ところで、これを「城」としていいのだろうか?
これを城としてカウントしてしまったら
シンデレラ城とかHotel〇〇城とかまで攻めなきゃならなくなるよね?
michとの協議の結果、これはただの名所ということで。
いや、名所と言うほどでもなかったけれどね。





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城攻め ~岐阜県編2~

2013-09-16 09:22:32 | おでかけ:おしろ

再びやってきました、岐阜県。
お城に興味を持っていなかったら
きっと一生来ることのなかった県のひとつだった気がする。




郡上八幡城

1559年遠藤盛数が築城。
後の城主、稲葉貞道が天守台などを築く。




あ、さすが山城。
ここも遠目から見た方が美しい城ね。




苔生す石垣もなかなか。




武者登りと名付けられた石段があったので
michに武者ってもらう。
軽快に登っていったが・・・



帰りはカニ歩き。
絶対武者じゃないわ。



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城攻め ~長野県編2~

2013-09-04 14:01:00 | おでかけ:おしろ

長野2日目。
一時はどうなることかと思ったレンタカートラブルも無事乗り越え
(予約日時を見事に間違えていた)
一路上田城



1583年 真田昌幸が築城。

今は櫓と石垣しか残ってないので
あっという間に見終わり
今写真を見直しても、あまり印象に残ってない・・・





続いてはこちら

高島城




こじんまりした天守

近づいてみる。



1592年、日根野織部正高吉により築城。



ここは周りの景色が無粋だったなー。


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城攻め ~長野県編1~

2013-09-01 23:08:42 | おでかけ:おしろ

旅の第一目的はやはり城。

のっけからこの旅のメイン城へ。

松本城


黒かぁ、熊本城みたいでかっこいいね。
しかし逆光で眩しいっ。

築城は1504年頃なので
石垣も野面積み。




この斜めの柱はなぜなんだ?


現存天守なので中にも入ってみる。

が、1階だけ。
城の階段はどこも急すぎて、面倒くさい。



庭の綺麗に整えられた芝生と植木は
ドイツの城を彷彿させるね。

裏手にまわってお堀鑑賞。



おお~、ちょうど夕日が城を照らしていい感じぃ。

いいわ、この城。
どこから見てもダンディじゃないの。
何枚も撮っちゃうよ。



渋いね~。

naheの中の名城3位に躍り出るなこれ。





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城攻め ~岡山県編~

2013-07-29 01:20:35 | おでかけ:おしろ

ふふふ、兵庫の城は前回で終わったけれど
まだ城攻めは終わっていなかったのさ。

最後の目玉!

岡山城


ほら、岡山城っていうくらいだからさ、
それなりの大きさと知名度があるお城なんだろうと
これは姫路城並みに90分待ちも有り得るだろうと
覚悟して行ったわけよ。

そしたら全然列なんかなくって。



意外と天守もしょぼくって。



なんだか拍子抜けさ。

でも



こんな小路にはぐっとくる。

裏にまわると



おー、こっちからだとかっこいい。
この石垣、なかなか古そう。




さらに向こう岸から望むと迫力もアップ。


それでも30分も入ればもう満足で。
予定時間より大幅短縮。
おかげで岡山名物なんぞ食べたりして。


これにてGWの城攻めは終了。
はぁぁ、長い旅だったー。





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城攻め ~兵庫県編5~

2013-07-28 00:48:48 | おでかけ:おしろ

すっかりご無沙汰、放置しておりました、このブログ。
3か月前のことを今更載せてどうするというのでしょう。
覚書目的だけどもう覚えてないし

とりあえず書いてみますか。

最終日に向かったのは



龍野城

ここは閑静な住宅街の中にありまして
その住宅街も城下町らしい風情を残した綺麗な街並みでして
綺麗すぎて駐車場の看板もひっそりしておりまして
ぐるぐる回れど駐車場が見つからず
かなり遠いところに停めて歩いていったら
この入口のすぐ横にあったという苦い思い出が。

迷ったせいでテンションだだ下がりだったので
それくらいしか覚えてないわ。



1672年 脇坂安政によって築城



天守はなく、お屋敷。
お屋敷だと入ってみたくなる私達。



でも畳と襖しかない、普通の日本家屋でした。





そして兵庫ラストの城は



赤穂城



ここへ来て初めて気づいた。
赤穂ってあの赤穂浪士の赤穂なのね。
彼らの石像がずらっと並ぶ神社。





天守台はあるけれど天守は作られなかったそう。



見下ろせば屋敷の間取り図。
兵庫のお城は間取り図好きだよね。
そしてついつい「厠」を探してしまうよね。
ちなみに、ここに厠は見つからず。
一体どこで用を足していたんだ!?



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城攻め ~兵庫県編4~

2013-06-12 16:59:00 | おでかけ:おしろ

つぎに向かったのは
かの世界遺産、姫路城

実はこの姫路城、現在天守を修復中。
攻めの計画を建てていた時にそのことを知って
「どうする?兵庫はこの工事が終わってから攻めようか?」とnaheは言っていたのだが
姫路城もなかなかしたたかなヤツで
工事中しか見られない修理の様子を公開しており
michの「それが見てみたい!」との声で今回攻めることに。






ご覧の通り、天守閣は全く見えず。



城壁は美しく、これで天守が見られたら
さぞかしテンションもあがったことだろう。


修理見学施設「天空の白鷺」に入るための整理券をもらい
施設入り口に向かえばそこには長蛇の列。
到着した順に並んでいるようで、
この整理券の数字は一体何の為なのかわからぬまま
1時間以上待つ。



忍者現る。
忍者にはどうしても目がいってしまう私達。


すこしずつ列は進み、ようやく見えてきたものは
定員数20名規模のエレベーター2基。
これに乗るからこんだけ待ってたのか!?

で、ようやく乗り込み、
さあ、間近に天守閣が見られますよ~!
ワクワク。
「5階(?何階だったか忘れたけど)、屋根の見学フロアでございます」






見ました。屋根。ガラス越しに。

まあ、ガラス越しっていうのは百歩譲りましょうよ。
しかし見えるのはこの面のみ。
しかもGWど真ん中、修復作業はお休み。
見学、ものの1分で終了。


下の階に降りて今度は壁を見学。



ここも1分で終了。


修復の様子の動画や、展示物もあるけれど
どんなに頑張っても5分が限度。
こんなに待ったのにこれだけかよ。

しかもここから先は階段使用不可。
またさっきのエレベーターに乗らなきゃならず
再び長い列に並ぶ。もうウンザリ。
元気な人は階段で降ろせばいいのに。
なんかここ、要領悪いわ

やっと出たらもう閉館時間。
櫓などはゆっくり見られず。

そう、こんな時期に訪れた自分達が悪かったんだ。
悪かったけどおすすめはしないよ、
天空の白鷺は。
naheの中では日本三大がっかりスポットだよ。


もう、全然攻めた気しない!


「兵庫だから実家に帰ったついでに気軽に来れるよ」
michに慰められ、城をあとに。

数年後に絶対リベンジだ!!




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