沖縄、次の城は
座喜味城
こちらは入り口のアーチが印象的。
1411年頃に護佐丸という王族が築城。
ふたつの郭しかなくすぐに見終わる。
うーむ、ここはいまいち。
やはり城。
なんと沖縄には
世界遺産になっている城跡が
数ヶ所あるのだ!
これは攻めねばなるまい。
まずは首里城
おお~、大きいね。
テレビで見た万里の長城っぽくもあるし
ヨーロッパでもこんな感じの石垣があったし
何しろ日本っぽくない。
真っ赤なイメージだったけど
そうでもないね
中に入ってみる。
あら?あら?
色は朱色で派手だけど
装飾は殆どなく、とっても地味。
ここだけだよ、煌びやかなの。
琉球王朝、こんなに質素だったのか?
係のおじさんに聞いてみた。
これは完全復元ですか?
おじさん曰く
戦争で焼けてしまって資料もあまり残っていないとのこと。
わかるところは忠実に
わからぬところは想像で
ということで
あの内装の地味さは
事実なのか、想像なのか、
はたまた予算の都合上なのかは不明。
この石垣も
野面積みの所が当時の遺構
上の綺麗な所は復元したもの。
琉球王朝の城であり、
第二次世界大戦で焼失した後
2000年から復元が始まり
未だ復元中である。
守礼の門
意外とちゃっちかった。
さあ、これから攻める城が楽しみである。
秋田の城
調べてみたのだが、どうも攻めたくなるような城が見つからない。
ここはご飯だけでスルーする予定だったmichnahe。
山形へ向かい、高速を走っていると、市町村の名前の看板が目に入った。
五城目 なんか城の絵が描いてたよ?
運転手のmichも見たようで2人で顔を見合わせる。
「ちょっと調べてみる!」
スマホで素早く調べるnahe。
「あ、なんか天守っぽいのあるわ」
その時ちょうど出口まで1kmきったくらい。
「おりる?どうする?」
「おりる!」
なんてグッドタイミング。
そして城へ。
しかし城は山の上に立っており、車で入っていいのか躊躇する道を前にし
「ここでいっか。」
だって温泉にチェックインする時刻が迫ってるんだもの。
そんなに寄り道できないわ。
なので麓からチラッと攻める。
五城目城
1500年代にあった山城。
え?本来は天守を持たなかったの!?
じゃ、これを城とカウントしていいのか?
これも攻めたことにしちゃいましょう。
秋田も制覇と。
さあ、つぎは青森県だ!
すみません、岩手はスルーしました。
だって天守ないんだもの。
でも盛岡城の石垣は気になるな。
次回攻めます。
で、まずは三戸城。
1560年頃、南部晴政が築城。
これは模擬天守で歴史館になっているらしい。
さらっと見て終了。
そして、この旅メイン城
弘前城。
まず弘前公園のデカさにびっくり。
駐車場を探しに公園の周りを一周したのだが
まったく天守の姿が見えない。
公園に入っても木々が生い茂り見えない。
掘りを渡って
「お、ようやく櫓がみえた🎵」
と喜んだnaheに
「あれが天守だよ」とmich。
松山城くらいの大きさだと勝手に思ってた…。
そりゃなかなか見えないわけだわ。
入り口側はさらにしょぼい。(失礼)
でもこの薄汚れた壁は嫌いじゃないよ。
今日は珍しく2階まで登ってみる。
土足OKだったのがmichは気に入らないらしい。
直に床を踏みしめたいとか。
一人で脱げばいいのに。
石垣は野面積み。
1611年、津軽為信により築城。
津軽氏の居城だったそうだが、
どうしてあれを見習わなかったのかと残念に思うわ。
やっぱり東北地方にはそれだけの人材も資金もなかったのだろうか。
撮影の為、周りを散策。
しかしどこから見ても桜の木が邪魔をする。
桜ありきの城なのね。
michが語りだした。
「想像の翼を広げてごらんなさい。
今は春。桜が満開よ。
桜のピンクに屋根の緑がよく映えていること。」
朝ドラ見過ぎ
この秋から約10年間、修復の為、天守が移動するとのこと。
危なかった~。この夏来てなかったら、暫く低くてもっとショボい天守を見るところだった。
10年後まで城への情熱が続く気もしないしね…。
福島を制し
次なる目的地は宮城県
白石城
築城は鎌倉時代
1591年、豊臣秀吉が伊達氏から奪い
1600年に伊達政宗が奪い返し
家臣の片倉小十郎が住んでいたそう。
城は平成に入ってから復元されたもの。
歴史には疎いnahe
伊達政宗の名は知ってるけれど、
何をしたのか誰と戦ったのか
もうさっぱり
いいのさ、naheの城の楽しみ方は
建造物を見ることのみ!
もしくはそこに行くことが目的だから。
ま、普通の天守に石垣だわ。
横顔。
うーむ、これといった特徴がないように思われる。
家臣が住んでた城だから
殿より立派にならぬように気を遣っていたのかな?
戊辰戦争で焼失し
1991年に復元される。
が、
なんと!震災で石垣が崩れたらしく
未だ修理中。
これ以上近づけないのさ。
あっという間に終了さ。
攻める気満々で、前乗りまでしたというのに。
全くリサーチ不足、出鼻を挫かれたわ。
いいさ、まだ近い方だしね。
復興したらまた来よう。
次に攻めるは
二本松城
Google先生の教えの通りに
車を走らせましたら
いきなり山頂の天守跡に到着。
天守台のみ。
エッジは綺麗だけどあまりそそられんな。
1441年頃築城。
明治時代の廃城令により壊され
1995年に復元。
ここでもリサーチ不足をいかんなく発揮。
これで終わりかと立ち去ろうとしたところ
何気なく見た案内板は
山の麓に門があるよう。
慌て山を下る。
なかなか立派な門構え。
だったが敷地内は特に何があるわけでもなく。
時系列バラバラで申し訳ない。
いい天気。
今日は朝から城攻めだ!
天気もいいのでnaheが運転。
ナビの指示に従い、道路からチラッと見えたその姿。
来たよ!これ、来たよ!!
ズキューンとハートやられたよ。
なにこのカッコよさ。
早く近づきたぁい。
近づく。
Dunluce Castle
きゃー!素敵。
朽ちっぷりもさることながら
断崖絶壁に建っているってところがまたたまらん。
そういや、山のお城、湖のお城は何個か攻めたが
海のお城は初めてだ。
この崖との調和が素晴らしい。
13世紀頃に築城。要塞として使われていたらしい。
うん、確かに要塞っぽい。
どこもかしこも萌えポイント
いつまでも居られるわ、ここ。
だけど、一番最初に目に入った
道路からの全景がもう一度見たい。
しかしあの道路には駐車スペースはなかったので
「ちょっくら歩いて写真撮ってくらぁ」
とmichに告げると、Mも一緒に行くという。
そしてmichが車で後から来てくれるということに。
Mと二人、しばし歩く。
「いい城だねー」「うん」
テンションmaxのnahe、
この想いを、この興奮を、Mにも伝えたいのだが
全くドイツ語が出てこない。
もどかしい思いで無言で歩く。
着いた。
どうよ、この姿。
なんと美しいことよ。
地図上ではこの海の先に我らのアイラ島があるのだが
それらしき島影は見えず。
見える程近くないか。
はぅう。気を抜くとすぐに更新が滞るね。
もう旅行後1ヶ月だよ。早いわ。
と、いうわけで、今日は旅行後9ヶ月くらい経っちゃった城攻め記に手をつけるわ。
果たして記憶はあるだろうか…。
それは去年の9月の連休のこと。 「連休どうする?どっか行く?」
「・・・やっぱ、城?」
ってことで、また城です。
しかも今回は1泊2日で10城攻略予定。
なかなかのハードスケジュール。
まるで「水曜どうでしょう」のような旅。
初めての首都圏ドライブ。
東名に入っていきなりの渋滞。
早くも予定が崩れ始める。
その後遅れを挽回させるべく
ドイツのアウトバーンで鍛えた走りで
なんとか予定より1時間遅れで到着。
やってきたのは三河の国、
足助城
最初に復元された山城とのこと
michが楽しみにしていた城である。
「アスレチック公園にみえなくもない」
そう言ったらmichに怒られた。
「順路」と看板が立っていたので
それに従って歩いていくと
思いもよらないけもの道。
ワイルドすぎるだろ。まさにアスレチック。
頂上に到着。
簡素な天守よ。
土塁にはあまり興味がないのでさっさと降りる。
これで 少しは遅れを取り戻せるかも
受付の所でトイレに行ったmich。 待つnahe。
前に帰っていった人達もそうだったから予測はしていたけど・・・
「どちらからいらした?」 「神奈川県です。」
「それはそれは遠い所から。有難うございます。この城はね、戦国時代の...」
係員の爺さんに話しかけられ、 城の説明まで始まってしまった。
「まいったな~。どこかで切り上げなくては。」と思いながらきいていたのでうろ覚えなのだが、
城をもたない武士?殿様?がここに住みついて、
麓の住民の差し入れ?施し?をうけて暮らしていたらしい。
それって本当に殿様?ただのホームレスじゃねえの?
そのホームレス殿様、鈴木氏というらしい。
15世紀くらいに築城されたそう。
ようやくタイミングをつかんで解放される。
10分くらいロスした。
michに責められつつ、次の城へ。 さあ、急げ💨
アイルランドの旅は
初日にしてアイルランド出国。
そしてお隣北アイルランドに入国。
ここはイギリスとなるので、
わずか一週間の間に3カ国のハードな旅。
今度はお城に行くんだって!
わーい
Greencastle Royal Castle
すでに閉館時刻は過ぎていて
入口の門も閉ざされていたのだが、
隣にある普通の家に続く道は歩けそうなので
メエメエうるさい羊セキリュテイーにひびりながら
不法侵入して近づく。
おお、なかなかの枯れ具合。
海が見えるよ。
中まで入れちゃった。
13世紀に建てられ、17世紀くらいまで王宮として使われていたらしい。
小心者のmichnaheは
ささっと写真を撮って退散したのだが
Mはマイペースにいつもどおり何枚も撮っている。
あの図太さは見習うべきだな。