トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ここは異次元?郡上八幡

2013-09-17 10:01:01 | おでかけ:まち

郡上八幡城を見るからには
その城下町も見なくてはならぬ。
この日はここに宿をとり、街歩きも楽しむことに。




情緒あふれる古い建物で統一された町。
江戸時代くらいからのもの?
でも目につくのはこういうお店なので
大正~昭和初期のイメージ。
酒屋、味噌屋のかっこいいこと。

城下町一帯は本当に統一されていて
コンビニもない。
ここに入るには国道?から
車がやっとすれ違える程の細い道を入っていくのだが
帰り際後ろを振り向くと
コンクリートの壁に阻まれて城下町は全く見えない。
国道に出ればそこは郊外によくあるような大型店舗が立ち並び
そのギャップといったら
まるでタイムスリップした気分。
閉鎖された町というイメージもわいてきて恐怖さえおぼえる。






でもちょうど夜は郡上踊りがひらかれていて



郡上踊りっていわばただの盆踊りみたいなんだけど
開催期間がハンパなく長くって
そのうち数日間は徹夜で踊るらしくて

流れる曲もいくつかあってそれぞれ振りが違って
それこそ老若男女がみんな振りを完全マスターして踊ってて
浴衣もすごく着慣れていて
何十年と踊り続けているようなおじさんが
輪を統制しながら踊っていたり
地元の青年団に所属してそうな20~30代の人達が
華麗なステップで下駄を鳴らすのを見ていると

「かっけー!」とアキちゃんばりに言いたくなって。

伝統を守るって大変だろうけど素敵だなと。
そんな世界とは無縁で生きてきたmichnaheは
ちょっと羨ましく感じたりしたのであった。