トイチニッキ

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ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

音を楽しむ in Budapest

2011-01-05 23:41:30 | おでかけ:まち
年越しはウィーンでやったけど
その前にもうひとつ訪れていた街、ハンガリー・ブタペスト。

今回の旅のテーマは「音楽」
日本でもたまにクラシックコンサートに行っていたmichnahe。
本場の音楽を聴かねばとずっと抱いていた野望をとうとう実現することに。

いろいろ検討した結果、ブタペストではオペラを観る事にした。
題目は「フィガロの結婚」

オペラを観るのは二人とも初めて。
ネットであらすじや曲を調べて本番に挑む。


国立オペラ座。



開場を待つ殆どの人々がドレスアップ(と言っても結婚式の2次会程度)
華やかな雰囲気にテンションもあがる。



豪華なツリーも設置されていた。


いざ、ホールへ。



きゃぁぁ、本当にこんな造りなのねぇ



有名な天井画。



ボックス席も素敵~。
「ボックス席ってセレブが座るとこじゃないの!?」と
ただの平民michnaheは怖気づいてフロア席にしたのだが
次はここに座ってやるぞ。


一人キョロキョロ写真を撮りまくっているうちに開演時間に。

有名な序曲(どんな曲か聴きたい人はクリックしてね)が始まり、高揚する二人。


台詞・歌はたぶんイタリア語。
ステージ上部にはハンガリー語字幕。
というわけで言っていることは全くわからなかったが
予習の甲斐あって、話の内容はちゃんとつかめた。
だけどみんなが笑う場面でキョトンとなったりするのが悔しいところ。
せめてドイツ語字幕だったら~(読めるのか?)

歌も素晴らしい。
マイクなしでもあんなに声が出るなんて、声楽って凄いのね。
主役の人よりもマルチェリーナ役の人が上手く感じて
休憩時間にmichに言ったら、michも同じ意見だった。

曲はもう最初から最後までモーツァルト。
モーツァルトが全て作曲してるのだから当たり前なのだが
誰作曲か知らなくても曲を聴いたら「モーツァルトでしょ?」とわかるような
独特の雰囲気・アレンジ。
弦楽器の人達はどれも同じような楽譜なんじゃなかろうか?


3時間弱もの観劇だったが全く飽きることなく楽しめた。




「ブラボー!」の声は出てたけど、スタンディングオベーションはなし。
素晴らしかったと思ったんだけどなぁ。
みなさん目が肥えてらっしゃるのね。


楽しいぞ、オペラ鑑賞。



この勢いで翌日以降も観たかったnaheだが
諸事情によりmichに却下され
代わりにハンガリー音楽生演奏のレストランへ行くことに。



こちらも素敵な演奏で、とっても雰囲気は良かったのだが
どれがハンガリーの音楽なんだかイマイチわからず。
でもちょうど帰る間際にハンガリー舞曲第5番をやってくれて大満足。



ブダペストは雪がちらつき、毎日とても寒かったが
いい音楽を聴いていい気分になって
二人で歌いながらホテルへ帰ってた。
ウィーンよりも断然お手軽な値段で聴けるし。







いい街だ、ブダペスト。






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