今のところに住んで約15年。
キッチンの設備にいろいろ不具合が出てきたので
システムキッチンごと取り替えることを考えている。
初めにリフォーム業者になんとなくのプランを作ってもらい
いくつかカタログをもらった。
この時は全然イメージも定まらず。
ただ今のキッチン収納は引出しタイプが主流であり、
開き戸だけど中に収納用品を張り巡らせて
とことんデッドスペースを排除していたnaheには
引出しタイプの方が容積が少なく思えるのが不安。
収納力に優れたものが欲しい。
そしてうちのキッチンのサイズは既製品にはなく、
余りはパネル板を張ってごまかすか、
オーダーで収納を増やすかとなる。
もちろん後者希望だ。
さあ、ショールームめぐりを始めよう。
このご時世、完全予約制のところが多く
土日の予約はなかなか取れない。
6月いっぱいかかって6社を見て回った。
まだまだメーカーはあるみたいだけど
今のところこの中で選ぶつもり。
最初に行ったのはタカラスタンダード。
キャビネットの中もホーローが売りのタカラだが
サイズオーダーができるのはグレードが下の木製キャビネットだけだそうだ。
ここでちょっと萎えた。
食洗機をシンク下につけられるのもタカラの売り。
しかし食器をセットするのに腰をかがめなくてはならない。
深型にするとなおさらだ。
食洗機ヘビーユーザーのnaheにとって
毎回かがむのは結構面倒に感じ、これは不採用。
扉の面材を選ぶ。
ここでmichが謎のこだわりを示しだした。
「扉の側面は化粧板貼りではなく一枚塗装であること」
今のキッチンはなぜか側面の処理がマンション引き渡しまで間に合わなかったようで
あとから防水パネルのようなものを貼りにきたのだが
それが剥がれる剥がれる。
その度「mich、剥がれた。なんとかして」
とnaheに言われてきたのがよほど嫌だったそうで
あんな目には二度とあいたくないそう。
しかし塗装処理がされているものは
グレードの高いものがほんの数枚。
色やデザインが限られてくる。
そしてグレードが高い=お値段も高い。
そしてガスコンロにもこだわりをみせる。
「ステンレスゴトク」であること。
ガスコンロだけはドイツから帰ってきた時に買い替えた。
その当時は上位機種だったアルミトップでステンレスゴトク。
このデザインが気に入っているのだ。
アルミトップは全然汚れがこびりつかず綺麗な状態。
ステンレスゴトクは焼き付きは確かにあるけど見た目はまだまだ使える。
でももう10年使ってるから寿命が来てもおかしくないお年頃。
ところが現在のガスコンロ界といったら
アルミトップとステンレスゴトクの組み合わせがないのだ。
ほぼガラストップに置き換わっている。
michはガラストップは時代の流れ、仕方ないと思えても
ホーロー製のゴトクの質感が許せないそう。
naheも食洗機で洗えるステンレス製の方がいい。
でもそこにこだわると、やはりお値段が高くなるのである。
だが、ショールームのお姉さんは
ステンレスゴトクはないという。
カタログには載ってたはずなんだけどなぁ・・・。
とここでもちょっと萎える。
しかし、水栓もレンジフードもどんどん進化している。
説明を聞いていると
どれも魅力的に思えてしまう。
「こうなったら全部高い方で見積もっちゃえ!」
決まった間口の数値を
上部は吊り戸:レンジフード
下部はシンク部:調理台部:コンロ部
どう割り振るか、どれが収納力が上がるのか
考えるのはなかなか難しく、話しているうちに混乱してくる。
けれどまず相談してみたことで
話の仕方やショールームの見方がなんとなくわかってきた。
次に続く。
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