▼⑬上野一彦 「つくる会」元高知県支部支部長
一番に会いたかった人物とも言える。
この方と私との係わり合いは、
[勇気と涙のやりとり(つくる会内紛)] 2006/05/28
[勇気と涙のやりとり・逆襲の始まり(つくる会内紛)] 2006/05/29
を読んでいただければ、よく分かると思う。
この続きも書いて、いちお、うまくまとめたいのだが、その時間的余裕がないのが現実だ^^;
・・・つまり、ネット上でのつきあいだったので、その容貌を知らなかった。
私の方は、HPで顔を曝しているので、あちらから声をかけてくれるかなあ、と淡い期待を寄せていた。
と、思ったら、まほ氏と会場を巡っている途中で、その名札がパッと目についた。
「ちょっと挨拶してきます」と、私はまほ氏に言い、上野さんの立つオードブルエリア方面にずんずん進んでいった。
上野さんは、カニ足エリア辺りから、登壇者の挨拶を聞いていた。
私が挨拶すると、なかなか「私」だと認識できないようだった。
私の方も驚いた。
名札を目指して進んできて、改めて上野さんを見たのだが、いわゆる「ハンサム」だったのだ。
私は勝手に、「男臭い」感じの中尾彬とか梅宮辰夫とか松方弘樹みたいな人物を想像していたので、意外だった。
「高知」や「土佐」と言う単語で、勝手なイメージを形作っていた^^;
話していて感じたのが、この方、今回の問題に対し、全く「終わり」と感じていないようだった。
私は、「勝利祝い」の気持ちで、この集いに参加していたので、何となく臨戦態勢にある上野さんには驚かされた。
お食事タイムになり、他の参加者が歓談している時に、上野さんは、登壇者の話を熱心に聞いていた。
個々の登壇者の語る内容・その方向性と、これからの「こちら側」の未来を模索しているのだろう。
ある意味、和やかにパーティーを楽しんでいる新田先生たちとは、異なったベクトルであった。
世の中には、色んな役割があるのだろう・・・。
握手をした。
「今回の戦いは、大変だったね」
上野さんは、私の考えに沿った質問をしてきてくれた。
「ええ! 楽しかったです」と、私は答える。
「えっ!?」と上野さんは驚いてくれた^^
私だって、少しは驚かせなくてはいけない^^
でも、正直な気持ちであった。
私の役割は「三等兵」である。戦いをエンジョイしなければ、戦場ではのまれてしまう・・・。
最後に上野さんは、「日本教育再生機構」の「現・つくる会」との提携するに際しての危惧を語った。
そして、「つくる会」内部の更なる内紛の火種を指摘する。
「○男と○男は反りが合わないものだ・・・(○内に入る文字は、半年以内に公開できるでしょう)」
ある意味、突飛な、隙のある表現なのである。
だが、だからこそ、私はそれが何となく嬉しかった^^
「上野さんの状況判断は正しいです。これからも協力させてください^^」
私はそう言い、その場を辞去した。
上野さんは、再び、壇上の演説に視線を戻すのだった。
そう言えば、話の途中で上野さんは、私の後頭部を見ながら言ったなあ^^
【頭、そんなに薄くないじゃん^^】
▼⑭松本零士
・・・これは、凄いことなのである。
私とまほ氏が会場を巡っていたら、松本零士が登壇し、挨拶していた。
「うおお! 松本零士だ!!」
私は、大きな声で、呼び捨てした。
ひょっこりと立っていて、トレードマークのドクロ刺繍のニット帽をかぶっていた。
しかし、この会場、有名人密度が異常に濃いので、私は、酔いも手伝って、感覚が麻痺していて、それ以上の感慨が起きないのだった。
が、家に帰って冷静に考えれば考えるほど、私は、凄い人に会えたのだと興奮した。
巨匠のマンガ家としては、手塚治虫の方が私にとっては神のような存在だが、人生上、松本零士の影響も大きい。
今、私の部屋の四面に並んでいる本棚の表面を見ただけで、『超時空戦艦まほろば』『インセクト』のタイトルが見える。
もちろん、『銀河鉄道999(新・旧)』や『宇宙戦艦ヤマト(新・旧)』『クィーン・エメラルダス』『男おいどん』『戦場ロマンシリーズ』などは、本棚の奥のほうにある。
「サイン貰えば良かったなあ!!!」
私は、かえすがえす後悔した。
手塚治虫には会えずに亡くなってしまった。
藤子・F・不二雄も会えずに亡くなってしまった。
石ノ森章太郎も会えずに亡くなってしまった。
藤子不二雄Aはゴルフ三昧でそもそも会えない。
水島新司は、いつか会えそうな気がしている。
楳図かずおは中野辺りを歩いているとすぐに会える。
永井豪は、どうだろうか?
そして、松本零士には、会えた。
・・・それでいいではないか^^
でも、かなり長期間に渡って著作権について争われた『宇宙戦艦ヤマト』だが、私は、松本先生と争った西崎義展プロデューサーの「熱血」も大好きである。
松本先生は、「ロマン」の男であった。
近年の松本零士は、各種作品や文筆で、
【時は夢を裏切らない】
と、語っている。
これは、物語上では、「相対性理論」を意味している。
『新・999』では、太陽系が壊滅する。
しかし、いつしか、<999>は光の速度を超え、時を遡ることになるのだろう。
『新・ヤマト』では、ヤマトの最大の武器・波動砲は、<時空回帰砲>と名を変えている。
松本零士は、「取り返しのつかないことなどないぞ!」と言いたいのだ^^
(2006/08/03)
一番に会いたかった人物とも言える。
この方と私との係わり合いは、
[勇気と涙のやりとり(つくる会内紛)] 2006/05/28
[勇気と涙のやりとり・逆襲の始まり(つくる会内紛)] 2006/05/29
を読んでいただければ、よく分かると思う。
この続きも書いて、いちお、うまくまとめたいのだが、その時間的余裕がないのが現実だ^^;
・・・つまり、ネット上でのつきあいだったので、その容貌を知らなかった。
私の方は、HPで顔を曝しているので、あちらから声をかけてくれるかなあ、と淡い期待を寄せていた。
と、思ったら、まほ氏と会場を巡っている途中で、その名札がパッと目についた。
「ちょっと挨拶してきます」と、私はまほ氏に言い、上野さんの立つオードブルエリア方面にずんずん進んでいった。
上野さんは、カニ足エリア辺りから、登壇者の挨拶を聞いていた。
私が挨拶すると、なかなか「私」だと認識できないようだった。
私の方も驚いた。
名札を目指して進んできて、改めて上野さんを見たのだが、いわゆる「ハンサム」だったのだ。
私は勝手に、「男臭い」感じの中尾彬とか梅宮辰夫とか松方弘樹みたいな人物を想像していたので、意外だった。
「高知」や「土佐」と言う単語で、勝手なイメージを形作っていた^^;
話していて感じたのが、この方、今回の問題に対し、全く「終わり」と感じていないようだった。
私は、「勝利祝い」の気持ちで、この集いに参加していたので、何となく臨戦態勢にある上野さんには驚かされた。
お食事タイムになり、他の参加者が歓談している時に、上野さんは、登壇者の話を熱心に聞いていた。
個々の登壇者の語る内容・その方向性と、これからの「こちら側」の未来を模索しているのだろう。
ある意味、和やかにパーティーを楽しんでいる新田先生たちとは、異なったベクトルであった。
世の中には、色んな役割があるのだろう・・・。
握手をした。
「今回の戦いは、大変だったね」
上野さんは、私の考えに沿った質問をしてきてくれた。
「ええ! 楽しかったです」と、私は答える。
「えっ!?」と上野さんは驚いてくれた^^
私だって、少しは驚かせなくてはいけない^^
でも、正直な気持ちであった。
私の役割は「三等兵」である。戦いをエンジョイしなければ、戦場ではのまれてしまう・・・。
最後に上野さんは、「日本教育再生機構」の「現・つくる会」との提携するに際しての危惧を語った。
そして、「つくる会」内部の更なる内紛の火種を指摘する。
「○男と○男は反りが合わないものだ・・・(○内に入る文字は、半年以内に公開できるでしょう)」
ある意味、突飛な、隙のある表現なのである。
だが、だからこそ、私はそれが何となく嬉しかった^^
「上野さんの状況判断は正しいです。これからも協力させてください^^」
私はそう言い、その場を辞去した。
上野さんは、再び、壇上の演説に視線を戻すのだった。
そう言えば、話の途中で上野さんは、私の後頭部を見ながら言ったなあ^^
【頭、そんなに薄くないじゃん^^】
▼⑭松本零士
・・・これは、凄いことなのである。
私とまほ氏が会場を巡っていたら、松本零士が登壇し、挨拶していた。
「うおお! 松本零士だ!!」
私は、大きな声で、呼び捨てした。
ひょっこりと立っていて、トレードマークのドクロ刺繍のニット帽をかぶっていた。
しかし、この会場、有名人密度が異常に濃いので、私は、酔いも手伝って、感覚が麻痺していて、それ以上の感慨が起きないのだった。
が、家に帰って冷静に考えれば考えるほど、私は、凄い人に会えたのだと興奮した。
巨匠のマンガ家としては、手塚治虫の方が私にとっては神のような存在だが、人生上、松本零士の影響も大きい。
今、私の部屋の四面に並んでいる本棚の表面を見ただけで、『超時空戦艦まほろば』『インセクト』のタイトルが見える。
もちろん、『銀河鉄道999(新・旧)』や『宇宙戦艦ヤマト(新・旧)』『クィーン・エメラルダス』『男おいどん』『戦場ロマンシリーズ』などは、本棚の奥のほうにある。
「サイン貰えば良かったなあ!!!」
私は、かえすがえす後悔した。
手塚治虫には会えずに亡くなってしまった。
藤子・F・不二雄も会えずに亡くなってしまった。
石ノ森章太郎も会えずに亡くなってしまった。
藤子不二雄Aはゴルフ三昧でそもそも会えない。
水島新司は、いつか会えそうな気がしている。
楳図かずおは中野辺りを歩いているとすぐに会える。
永井豪は、どうだろうか?
そして、松本零士には、会えた。
・・・それでいいではないか^^
でも、かなり長期間に渡って著作権について争われた『宇宙戦艦ヤマト』だが、私は、松本先生と争った西崎義展プロデューサーの「熱血」も大好きである。
松本先生は、「ロマン」の男であった。
近年の松本零士は、各種作品や文筆で、
【時は夢を裏切らない】
と、語っている。
これは、物語上では、「相対性理論」を意味している。
『新・999』では、太陽系が壊滅する。
しかし、いつしか、<999>は光の速度を超え、時を遡ることになるのだろう。
『新・ヤマト』では、ヤマトの最大の武器・波動砲は、<時空回帰砲>と名を変えている。
松本零士は、「取り返しのつかないことなどないぞ!」と言いたいのだ^^
(2006/08/03)