☆試写会が当たりました^^
渡辺謙と菊池凛子とミカエル・ハフストローム監督(トルシエ似)の舞台挨拶もありまして、私は、あまり、かような派手な試写会は経験なかったので嬉しかったです。
・・・へーっ、舞台挨拶のスチール写真撮りは、観客そっちのけであのように写すのか^^
◇
なかなか面白かった^^
開戦前夜の上海を舞台に、共同租界と言う特殊舞台設定の中、物語が紡がれる。
メインの四人、ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファ、渡辺謙は、それぞれ貫禄の演技で、
大作ゆえの「アマルフィ」とか「アンダルシア」とかエメリッヒ作品っぽい大味感が現われそうなのを阻止してくれていた。
いかにも大作なのに、上映時間が1時間45分と言うのも潔い^^;
問題は、メイン格とされている菊池凛子演じる女・スミコが、全くメインじゃなく、最後の最後まで、阿片窟の売春婦役で、その外見さえちゃんと映されてなかったことだ。
「最後の最後」も、白目向いて倒れるだけである(その演技は無駄にうまい^^;)。
ネタバレだが、予告編でも流れているので書くが、知的だが傲慢な日本軍将校タナカ(渡辺謙)が、スミコの死に涙を流す。
せめて、タナカとのこれまでの過去を回想させる絵柄が欲しかった(健常の頃のスミコの姿)。
そうしないと、女優としての菊池凛子が浮かばれない^^;
また、作品を見ている者にも思い入れが起こらない。
ジョン・キューザックと、チョウ・ユンファ演じる上海の大立者の奥方(コン・リー)の不倫関係だが、ラブシーンが欲しかったな。
作中、キス一度きりじゃあ、あまりにもプラトニック過ぎる。
もっともっとあざとく泣かせてくれる「追い詰められる恋」の流れにして欲しかった、それを指向している作品なのだから。
PS.ああ、南京のデマ話や日本軍の野蛮さがさりげなくプロバガンダされていて軽く辟易しましたね。
(2011/08/18)
渡辺謙と菊池凛子とミカエル・ハフストローム監督(トルシエ似)の舞台挨拶もありまして、私は、あまり、かような派手な試写会は経験なかったので嬉しかったです。
・・・へーっ、舞台挨拶のスチール写真撮りは、観客そっちのけであのように写すのか^^
◇
なかなか面白かった^^
開戦前夜の上海を舞台に、共同租界と言う特殊舞台設定の中、物語が紡がれる。
メインの四人、ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファ、渡辺謙は、それぞれ貫禄の演技で、
大作ゆえの「アマルフィ」とか「アンダルシア」とかエメリッヒ作品っぽい大味感が現われそうなのを阻止してくれていた。
いかにも大作なのに、上映時間が1時間45分と言うのも潔い^^;
問題は、メイン格とされている菊池凛子演じる女・スミコが、全くメインじゃなく、最後の最後まで、阿片窟の売春婦役で、その外見さえちゃんと映されてなかったことだ。
「最後の最後」も、白目向いて倒れるだけである(その演技は無駄にうまい^^;)。
ネタバレだが、予告編でも流れているので書くが、知的だが傲慢な日本軍将校タナカ(渡辺謙)が、スミコの死に涙を流す。
せめて、タナカとのこれまでの過去を回想させる絵柄が欲しかった(健常の頃のスミコの姿)。
そうしないと、女優としての菊池凛子が浮かばれない^^;
また、作品を見ている者にも思い入れが起こらない。
ジョン・キューザックと、チョウ・ユンファ演じる上海の大立者の奥方(コン・リー)の不倫関係だが、ラブシーンが欲しかったな。
作中、キス一度きりじゃあ、あまりにもプラトニック過ぎる。
もっともっとあざとく泣かせてくれる「追い詰められる恋」の流れにして欲しかった、それを指向している作品なのだから。
PS.ああ、南京のデマ話や日本軍の野蛮さがさりげなくプロバガンダされていて軽く辟易しましたね。
(2011/08/18)