『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『カンフー・パンダ2』を観た(超短信:定番とありきたり)]

2011-08-21 23:59:04 | 物語の感想
☆<ワーナーマイカル・日の出>は今、レイトショータイムにビール半額サービスを行なっていて、

 私は、生ビールを二つ買いながら、店員さんに勧められたナチョスをつまみに、予告編の段階でホロ酔いだ^^

 そして、これから、ある一定のレベルの面白さが保証されている作品を見ることだし、ああ、幸せだなぁと思った。

 しかし、本編が始まり、村がオオカミの山賊に襲われ、そこにカンフーパンダ・ポーと仲間たちが助けにきて激しいアクションが始まるが、なんか面白くないのだ。

 全然、ノレない。

 今回の敵は、前作のような巨漢のパワータイプではなく、知略と技の孔雀と言うのがなかなか面白く、そのシェン大老が出てきたときだけは、ちょいと興味がひかれたが、

 次第に眠くなり、私は作品を4分割した時の3番目のパート部分を寝てしまった^^;

 なんか、見ている手応えが「ポケモン」映画を見ているみたいだったのだ。

 これは、米国産3Dアニメの危機だと思う。

 そもそも、この作品を作ったドリームワークスも、ピクサーにしても、その作品の数々は総じて、あまり複雑ではない「定番」の展開である。

 その、安心して見れる「定番」が、「ありきたり」と思えてしまうと、退屈な作品このうえなくなってしまう。

   ◇

 私は、前作の「カンフーパンダ」を見たとき、ちょいと「型にはまりすぎているな」と思った。

 意味が分からないかも知れなくて、アニメじゃないが、「レオン」を見たときも、そう思った。

 「ヒックとドラゴン」や、古いが「アイアン・ジャイアント」などもそうだね。

 それは悪くはないが、その「定番」を「普遍」足らしめるには、丹念な描写が不可欠だと思うのだ。

 上記に挙げた作品には「普遍」があった。

 今回の「カンフーパンダ2」には、それがなかった。

 そもそも、「カンフー・パンダ」はパロディとして楽しめたのかも・・・。

 さりとて、私が好む「行間を読む」ような「粗さ」も皆無であった。

 ドリームワークスは、(私は見たことないのだが)「シュレック」シリーズでも、次第に作品の魅力を減じていたようだ。

 3Dアニメならば、何でももてはやされる時代は終わったようだ。

 少なくとも、ドリームワークスは危機感を持って欲しい。

 ただ、赤ちゃんポーは、故クヌート並に可愛かったです^^

                                                    (2011/08/21)
コメント (2)
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