『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[「中大落研・めじろ寄席」に行った]

2012-12-16 23:59:58 | 物語の感想
☆もう寝なくちゃならないので、短信です^^

   ◇

 バイトで、八王子のめじろ台が現場の時に、とあるボランティアNPO主催の寄席が行なわれることを知り、中央大学の落語研究会のメンバーによると知り、「おほ^^ いわゆる「落研(おちけん)」と言うのは、どんな落語を聞かせてくれるのだろう^^」と、ほくほくしながら向かう。

 木戸銭は300円で、まあ、アマチュアの会費としては妥当か。

 もう、ホント 寸評ですよ。

 一人目は「摩周麻呂(ましゅまろ)」さんの「猫の皿」

 名前は、マシュマロのような外見だからだそうです^^

 う~ん、まだまだの方ですね。

 ただ、無表情でシズシズしている様が、ある種の落語家っぽい。

 笑いも、そのオチでしか起こらない。

 しかし、その前段階までの内容を、ちゃんと散文的に語っているので、オチがおもしろいのだから、大したものである。

 続いて、「なりてぇ公務員」さんの「真田小僧」

 この方、中央の一年生だそうだが、語りがとてもこなれている。

 今風のモテそうな優しげな容姿である。

 話を聞いているだけでも、その普段のとぼけた面白さが伝わってきて、うは! 女を取っ替え引っ替えなんだろうなぁと感じられた^^

 三番手は、「あたり家大穴(だいあな)」さんの「たらちね」だ。

 この方は3年生で、この落研のルールでは、落研内の名跡は3年生から許されているそうで、「あたり家大穴(だいあな)」という名は、中大落研での伝統の名前のようだ。

 さすがに、語りが巧みで、うまくて、メチャ面白くて、笑わせられた^^

 私にも、「たらちね」中の大家さんの如く、結婚相手を世話してくれる方がいないかしら・・・。

 四番手は、女流の「あたり家駄B(ダービー)」さんの「悋気の独楽」。

 この方も、おそらく、3年生なのだろう。

 ハキハキとうまい。

 自分をブサイクの如く言っていたが、メリハリの良い話し方のできる女性は魅力的だ。

 まくらでの話で「岡山女」であることが分かった^^

 そして、最後に、もう一席、「あたり家大穴」さんが「ざる屋」を話してくれた。

 この話、文字通り、アッパー系の話で、それが最後まで上がり続け、そのまま終わるのが痛快だった。

 全ての噺が長過ぎず、聞いてて気楽で、とても楽しめた。

 私個人としては、私の落語噺のボキャブラリーが増えたのが嬉しかった^^

 一緒に行った方も、徐々にリラックスして聞いておりましたです、ハイ^^

     

                                            (2012/12/16)
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[『映画 妖怪人間ベム』を観た(短評)]

2012-12-16 23:18:45 | 物語の感想

☆今日は、書かなきゃならないことがいっぱいなので、短評でスマン!

 かなり良かった。

 それは、この「妖怪人間べム」と言う物語が、「優しさの報われぬ物語」であることが、その半世紀近く前のアニメ版の放送のときから分かっていて、その頃に育ってきている者にとっては血肉の如き「悲しさ」になっているからだ。

 この実写版も、そのテーマに忠実で、「悲哀」を醸す展開に、私は、作中、三度ほど、ウルッと泣いた。

 何よりも、主演の三人がそれぞれいい!

   

 べム役の亀梨和也クンは、クールな容姿なのに、あくまでも、人間への優しさや憧れを抱き続けている。

 格好いいのに、そして、戦えば強いのに、その心は自分の運命に対しては「弱い」のである。

「人間に期待する気持ちは忘れてはいけない」なんてセリフ、せつない。

 ベラ役の杏・・・、うー、いい演技だなぁ。

 妖怪人間として、悲しい目にあい続けていて、背が高いのに、その表情はいつも伏目がちだ。

 口元はいつも不満げに尖がり、眉間にしわが寄っている。

 誰よりも、世を儚んでいて、口から出る言葉もハスッパだが、ベロに対しては常識的な教育係となり、叱る。

 人間になれる「葉っぱ」の存在に、「先ずベロを人間にして、次はあたしだよ。べムは最後でいいかい?」などと、なんちゅーか、その三人の優先順位みたいなのを、期待とともに冷静に語る姿なんて、とても可愛い。

 世間になんかなんも期待してないようでいて、なにかあるとすぐに興味を示すのだ^^

 ベロ役の鈴木福君もいいね。

 今回は、その恋も描かれて、相手も美少女なので、私、微笑ましく見ました。

 三人の妖怪人間、それぞれが、ホント、異なった素直さを見せてくれて、愛おしさを感じさせてくれるんだよね^^

 物語は、映画版だからといって、大風呂敷を広げたり、物語に決定的な終焉を迎えさせることなく、「妖怪人間べム」のテーマ性を掘り下げた展開なのが良かった。

 外見は「化け物」、しかし、心は「善意」の固まり、・・・悲しい。

 しかし、今作、必ずしも、妖怪人間3人に悲劇だけが残されるのではなく、光明が残されているエンディングは、とてもいい余韻を残すのだった・・・。

   ◇

   (今作のとびきり美少女)

 ベロの恋した少女・ミチル(畠山彩奈ちゃん)^^

   

 小4だそうだが、小2の役を演じられるほどの手足の華奢さ、ちんまくも面長のアダルトな顔、キャワユーイ!!!^^

                                           (2012/12/16)

コメント (4)
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[映画『ONE PIECE FILM Z ワンピースフィルム ゼット』を観た(短信)]

2012-12-16 21:46:41 | 物語の感想

☆今日は書くことがいっぱいあるので、寸評ですまん。

 でも、脚本が鈴木おさむと言うことで、ちょいと期待していたところ、それに違わずに、かなり面白い作品であった。

 ちゅうか、最後で泣いた。

 今日は、午前中に『妖怪人間べム』も観て泣いたので、泣き癖がついていたのか・・・。

 いや、劇中、三度繰り返し流された、海軍の慰霊の歌が、作中のそれぞれの歌い手の立場での心情によって歌われ、徐々にこちらの気持ちも盛り上げられ、クライマックスで泣いてしまったのだ。

 さて、序盤から、やたらとナミのビキニの胸が強調されるのだが、中盤で、ナミは、敵の能力で12歳若がえさせられ、少女の身体になってしまう。

 それもそれで、とても可愛い^^

 しかも、その身体のまま、ナミは、いつもの、ステッキ状の天候を操る武器を振り回し戦うのだが、その姿が「魔法少女」みたいで、メチャ良かった。

 そもそも、原作の尾田栄一郎の描く少女は、華奢な可愛さがよく表現できているからな^^(ワンピースの服が良く似合う^^)

 で、ゾロが、その若返りの能力者をやっつけることによって、戦いの最中に、ナミも、そして、同じく若返っていたロビンも元に戻るのだが、その様が、胸がパンパーン! 腰がキュッ! ヒップがボンッ! と戻り、あたかも「メルモちゃん」の変身シーンを見せられているかのようでたまらなかった。

 この作品で初めて知ったのだが、ロビンは30歳だったそうで、12歳若返らされて18歳に戻ったのだが、そのロビンが、バーでベリーダンスを踊るのシーンは良かった^^

 鈴木おさむの、おそらく、一「ワンピース」ファンとしての視点は、例えば、今回の敵役の「Z」の武器が、ルフィや能力者の弱点(無効化)である「海楼石」製であったり、ヘルメッポやコビーの丁寧な演出による登場、因縁の関係である青キジとロビンの心の触れ合いといい、自分なりの、こうしたい「ワンピース」のアイディアに溢れていた。

 今回、黄猿と青キジがビシバシ活躍するのも、「こりゃ、今回の映画はただ事じゃない」感を高めていた。

 この2人の能力って、画面に映えるんだよね。

 そもそも、「Z」は能力者ではなく、身体を鍛錬した結果の強靭さと、右手の強大な武器を「強さ」として持っており、だが、それだけでは能力者の敵ではなかろうよ、と思いつつも強く、

 元海軍大将の貫禄で、最終的には、ルフィと「ただの殴り合い」で雌雄を決するのがよかった。

 派手な効果はない殴り合いだが、なんか、異様に力がこもっていた演出だ。

 能力の解明で戦いの決着がつくよりも、最終的には力比べ・根性比べのほうが、見ているこちらは納得できるんだよね。

 
          明日発売のジャンプの付録ポスター!!(若き海軍たち)

 スタイリッシュなオープニングから、登場人物の若き日の姿が見れるエンディングまで、興味を引く演出たっぷりでした^^

                                           (2012/12/16)

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