『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『レ・ミゼラブル』を観た(寸評)]

2012-12-21 23:59:19 | 物語の感想

☆まさか、3時間近い上映時間とは思わず、女の子とレイトショーで観て、帰宅して落ち着いたら、この時間になってしまった。

 明日も早いので、マジ寸評ですまん!

 古典なので、あまり派手な起伏はないが、ミュージカルなので、その音楽の数々はやはり感覚に訴えてきて、眠気も起こらずに大作を楽しめた。

 その、オールスターキャストの歌うシーンの数々だが、監督のこだわりで、いわゆる「口パク」ではなく、同時録音なのだそうだ。

 演技しながら情感込めて歌うのは大変そうだが、私には実感できないのだが、役者にとって、それは別個のものではなく、一つのこととして考えられているのかも知れず、それほど苦ではないのかもしれない。

 ただ、その同録が効果を発揮しているのかは、ちょいと分からない。

 全編 セリフではなく歌われるのだが、私は、わりと、セリフからいきなり歌に変わる唐突さが好きだ(タモリはそれが嫌いらしいが^^;)。

 私が、感心したのは、その、役者の表情を余すところなく映し出すカメラワークだった。

 結構 部屋の中を歩き回って歌うシーンなどが多かったのだが、違和感なくカメラが「後退り」、激情の演技を捉えていた。

 ただ、舞台ならば、その場の臨場感で押し切れるが、映画となると、3時間と言えども、原作が大作であるが故に、そのテーマを描ききる段取りの積み重ねが、やや難しいようだった。

 まあ、それを説得力もたせるのが、舞台にはない、役者の演技を細部まで見られる映像なのだが(一緒に見た子は、かなり感動していた^^)。

 ウルヴァリンも、キャットウーマンも、ロビンフッドも、激しく演じていました。

  

 私は、少女コゼット(イザベル・アレン)がドンピシャの好みです^^

 なんちゅうか、クシャクシャって感じでヒヨコみたいで可愛かった^^

 下の写真は、プレミア上映の時で、ちょっと印象が違いますな。

     

 また、役的には意外な活躍で、とても感情移入できたエポニーヌ役のサマンサ・バークスが良かったっス。

     

                                          (2012/12/21)

コメント (2)
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