家内が食べたいものを聞いて来た。
最近は欲しいものだけ食べる事にしている。
若い時のよう食べられなくなった。 生魚の刺身や握り寿司もほしくない。
モツ鍋と鱈と白子の鍋が食べたいと言った。
モツ鍋はブームになり専門食堂もあるようだ。
モツは牛豚鳥の内臓の総称、ホルモンは牛豚の大小腸と書いてある。
戦後、日本人は食べ物が無くてもモツやホルモンは食べなかった。
モツやホルモンを食べる人に偏見を持っていた。
それでも昭和40年代に入ると焼肉屋ではホルモンが安くてよくたべた。
九州ではモツ鍋をトンチャンと言っていた。 それは朝鮮語で炭鉱労働者が広めたのか。
北海道へ写真撮りに行く時に、上野駅から寝台に乘るためアメ横の裏の通りのもつ鍋の食堂に入る。 肉体労働者の食堂だった。
何の内臓か分からないままモツ丼を食べた。味は思い出に残り良かった。
モツ鍋の野菜はキャベツがいい。ニラ ニンニク モヤシもいる。あとは鍋の材料、うちのニラは冬場枯れてしまった。