地震大国と地震のない国の悲劇
東日本大震災から11年になるのに強い余震で災害発生。
毎年のように地震に見舞われる。
日本の人々は何度も地震に遭っても遭っても復興してきた。
ユーラシア大陸から切り離され二つに割れ、またくっ付いた日本列島。
四つのプレートの上に乗り、ある周期でプレーと境界の地震に襲われる。
高い山があること火山がある事が、地震の長い歴史物語る。
ブートの潜り込みの所から400kmくらい離れたところに火山がある。
東北の岩木山、鳥海山、岩手山、吾妻山、磐梯山、那須岳,男体山と続く火山帯。
日本海溝の滑り込みから400kmから500km 離れたところが摩擦でマグマが出来るところ。
何百年、何十年で噴火する。
富士山から伊豆大島、三宅島の火山の島々も火山が続く、九州の鶴見岳から九重山、阿蘇、霧島、桜島は活発に噴火している山もある。
一番懸念するのは首都圏への一局集中、阪神淡路大震災のように直下型地震にビルが耐えられるのか、億ションと呼ばれる高層住宅が震度7に耐えられるのか。
高い買い物をしても倒壊しては資産価値をなくしてしまう。
日本ではどこに住んでも地震や自然災害で資産を失う事はある。
それにしても東京電力の電力供給力は脆弱である。
地震と共に停電や水道、ガスの停止は避けられない。
今回の地震により東京、東北電力管内の火力発電が6箇所停止した。
エリアの負荷制限による停電でブラックアウトは免れた。
1月の大雪の時も火力発電所が停止すると負荷制限する事態であった。
太陽電池は雪がふると夜と同じで発電しない。
太陽電池は品質の悪い電気である。
東日本大震災以来、原子力発電が停止のままである。
いろんな意見もあるが柏崎原発を稼働しないと都市圏はブラックアウトを起す。
50ヘルツの電力会社は3社、北海道電力とは60万KWの直流送電 交直変換機が入っているので相手側の停電で過負荷にならないよう遮断する。
60ヘルツの電力会社は6社ある。東京電力は60ヘルツの電力会社から周波数変換されてバックアップされている。
地震のほとんど無い国もある。
ポーランドやウクライナである。
ポーランドは平野が90パーセント、ほとんど山がない。
ウクライナも穀倉地帯の平野が多い。安定したプレートの上に国があるのだろう。
しかし、平坦なだけに大国に戦場の場とされてきた。
ナポレオン ヒットラーのナチスやスターリンに痛い目に合わされた。
日本は島国で地続きでないので米国以外、攻め込まれなかった。石油や鉱物の輸入も船のため略奪もされなかった。海があるので雨も定期的に降るし魚も獲れる。
島国の地震大国も住めば都でいいところもある。