人生も長く生きると、数々の事件や災害があった。時間が経過して、あれはなんであったのかと気づかされる。
今のコロナ渦も5年、10年経過すれば対応が間違っていないか判明する。
日本列島改造論は田中角栄首相が、昭和47年に提案して本にもなった。
皆が夢を見た。
高速道路網、新幹線網、本四架橋、青函トンネルの基幹インフラの建設
日本では建設の期待から土地が値上がりした。住宅地まで値上がりした。
しかし、日本列島改造論の考えは田中角栄氏、失脚のあとも現在まで踏襲された。
あれから48年経過して高速道路は青森から鹿児島まで各県に繋がった。
大都市近郊の高速道路は扇状に道路が広がった。
昭和47年当時の高速は名神、東名高速道路だけだった。首都高速は60km/hの道路で高速と呼べるかどうか
新幹線も47年当時は、東海道新幹線と山陽新幹線の岡山までしかなかった。
北海道の札幌延線、長崎新幹線、北陸新幹線が延線されたら完遂か
日本列島改造論のさなかに第一次オイルショックが勃発した。
安かった石油が一気に四倍となった。世界がインフレに見舞われた。
日本は28%の超インフレ、トイレットペーパーが店から消えた。倉庫に大量に買った人は使うのに10年掛かり紙が劣化してすぐ切れる。ゴミに残りは捨てた。石油ショックの発端はローマクラブの報告書、石油は30年で枯渇するというものだ。企業も国民も省エネに躍起になった。サンシャイン計画やムーンライト計画、寄与したのは太陽光発電と風力発電くらい。
ローマクラブの報告は石油メジャーと産油国の陰謀と思っている。
省エネの浸透には寄与したが
何事も浮かれすぎると落とし穴がある。
1.日本列島改造論 第一次石油ショック 土地や物価の高騰
2.バブル景気 土地の高騰 株の高騰 負の30年 製造技術が立ち遅れてしまうる
3.インバウンド4000万人 アベノミクス コロナで壊滅