人生はラッキーの連続
80歳も90歳も生きられる人は日々の暮らしが幸運の連続だったからと言う人がいる。
確かに渋谷で高齢者運転の暴走車で犠牲になった若い親子や大津であった交差点事故で犠牲になった幼児。川崎の通り魔殺人、いつどこで命を落とす事故や事件、災害に遭うか分からない。
阪神淡路大震災や東日本大震災で命を落とした人々も不運としか言いようがない。
自分も磯で溺れそうになったり交通事故に遭いそうなったり労災で感電したりといろいろな危ない目にあった。人が一番命を落とすのは病気である。心臓や脳の病気であっと言う間に命を落とすもの。癌の進行で医療でも救えないもの。
そんなこともかいくぐって定年まで勤める。
子育ても終わればひと安心である。しかし老後の年金や貯金不足で暮らしが苦しい、
夫婦別れ、子供が就職できずパラサイト、子供の離婚で孫の養育、夫婦とちらかが老人ホーム入り、長生きしても生き地獄の人もいる。
日中からブログ見てジムや散歩で一日暮らす人は恵まれ過ぎている。
病気した人も金のない人も落胆ばかりせず楽しく生きるすべは工夫次第である。上を見ればきりがない。他人の自慢話は聞かない読まない。知れば知るほど惨めになるだけ他人の立派な人生など今更知ろうとしない。あっそうと聞き流そう自分は自分だ。
人生は幸運の連続と言いながら人口統計を見たら驚く。
男女の年齢別生存率
60歳 男 96.2% 女 95.9%
70歳 男 89.6% 女 91.6%
80歳 男 62.6% 女 80.8%
90歳 男 24.8% 女 49.0%
100歳 男 1.6% 女 6.6%
驚くべき長寿だ。あれだけの事故 災害や不慮の事故に遭っても生き残る人の多さ。
毎年200万人を超える人が生まれた世代である。生き残る人が断然多いのだ。
女性は60歳で4.1%しか死んでいない。80歳女性でも80.8%も生き残っている。80歳までに死んだら完全に落ちこぼれ(早死)である。
プラスチックの可塑剤に使われるフェノールが大きな問題になった事がある。30年前か河川水に溶け出し鰐の生殖機能に影響がでる。それを飲む人間の寿命は40年になると本もよく売れた。
そんな話はすっかり消えてしまったなあ。むしろあれから飛躍的に寿命が伸びたように思う。
あの本を書いた人の弁解を聞きたいものだ。大阪の人ならどないなっとんねんという。
何でこんなに寿命が伸びたのであろうか。食生活の改善(肉と日本食) 、住環境の改善(空調機) 医療の進歩(検査技術 治療技術、治療薬) 省力化で肉体労働の軽減、適度な運動、病気持ちで死なない老人の増加(一病息災)