懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 山際の民家

2022年04月30日 | 茅葺き民家
撮影場所 兵庫県三田市

三田市も随分山に入った。
こんな民家も10年もすると、無なるであろうと山中の集落を訪ね歩く。
草刈がされておらず蛇に一杯出会いそう。この近くで一日に25匹出会った事がある。
元気な頃に撮っておいてよかったと思う。
元気な頃に何もせず、動けない老後だったら虚しい人生だった。

NHKで新日本紀行ふたたびで40年、50年ふたたび訪れ時代の変遷を記録している。自分が訪れた場所に行きたいとは思わない。20年位して訪れたら、過疎化や限界集落が進み民家の痕跡も残っていなかった。

この茅葺き民家も人が住まなくなると自然に飲み込まれそうに思う。

若い頃に老後の楽しみの種を蒔く事も必要だ。
若い頃に色々な物を収集しておくとか、神社仏閣を回っておくとか

しかし、コレクションで切手収集は、まったく人気がない。
前回の東京五輪の切手は一枚5円か10円かだが今でもこの値段で買える。
50年以上も経過して阿保らしい。初任給は10倍以上になったのに

つくづく自分に先を見通す力がなかったと思う。


日本茅葺紀行 NO,570 少なくなったレンゲ畑と茅葺民家

2022年04月28日 | 日本茅葺紀行
撮影場所  兵庫県丹波篠山市
レンゲ畑と茅葺民家を撮ろうと走ったが何軒しかなかった。
レンゲは緑肥にするため種子を蒔いていた。
レンゲやマメ科の植物には根粒バクテリアにより空気中の窒素を肥料として溜め込む。窒素肥料として昔は重宝した。

しかし、現在は化学肥料もあるし、牛の堆肥もいれるので必要が無くなった。
牛を飼っていないのでレンゲを餌にする事もなくなった。

レンゲの開花は4月下旬から5月10日くらい。
最近のコシヒカリやササニシキは4月中からり5月初めに田植えする。
4月から田起こしや代掻きをするのでレンゲを植えると邪魔だし根粒も成長していない。関東や東北ではレンゲを植える事はまずない。

私の住む所や近県は田植えが6月10日くらいでレンゲ畑は今も少しある。
レンゲやマメ科は根粒をつくる。枝豆やエンドウの根には小さな球がついている。アカシアや合歓の木やミモザのマメ科の植物には根粒がある。

窒素肥料は人間や動物のオシッコでアンモニアとして作られる。
堆肥として昔は使っていた。人間、動物の身体も化学工場である。
昔はアンモニアが作れなかったので人のオシッコから火薬の原料をつくっていた。





私の昭和鉄道遺産 山陽線の特急列車

2022年04月26日 | 私の昭和鉄道遺産
山陽線は新幹線が開通は特急列車がよく走っていた。
山陽線は直流電化である。
昭和40年以降は半導体の進化で交流電化に代わった。
伯備線や予讃線は50年代に電化したが直流電化
交流電化は電圧20,000ボルト 直流電化は 1,500ボルト
交流電化は電圧が10倍以上、高いので給電線が不要、変電所が少くできる。る。

上の写真はEF58型の牽引する寝台特急 通称ブルートレイン 直流区間走行
下の写真は485系ボンネット型特急電車 交流直流で走行可能

寝台特急は東京行きは深夜の23時頃に走るので撮れない。大阪に朝到着便だけ撮れる。岡山通過が朝6時頃
ブルトレ牽引の電気機関車はEF58のあとはEF651000番台、EF66が牽引した。
寝台特急は天体や気象の名が付いた。彗星、月光、北斗星、 あさかぜ、あかつき、



シラス丼

2022年04月25日 | 日記
この物価の上昇している時に、シラスはワンパック168円
今は最盛期、瀬戸内海でも沢山獲れるので安いのか。
燃料代が高騰しているのに、この値段で売ってくれるのは有難い。

今年の春で二回買ってきた。
ワンパックで夫婦のシラス丼は出来る。
安い夕食で手間要らずだ。
おかずはワラビ入りの厚焼き玉子。
夫婦二人の夕食は早く、安く、手間いらずだ。

シラスは片口イワシの稚魚、大きくなるとチリメンじゃこや煮干しになる。
いろんな魚の餌になるイワシはあれだけ獲って枯渇しないのか心配する。
京都の名産のチリメン山椒も朝食の友だ。
4月から9月が漁獲期間で4月と9月が漁獲が多いそうだ。



十二単 (じゅうにひとえ)

2022年04月23日 | 日記
十二単が咲いている。花が12段くらい伸び 咲くので、この名が付いたのか。
花の無い時の十二単は地を這うような草花でグランドカバーに使われる。
手間が掛からず育てやすい花だ。

花の名前は十二単のような古風な名前や動物や物に例えてついている。
いくつか挙げてみる。もっと調べれば沢山あると思うが知っている草花で

  1. 古風な名の花
紫式部、一人静(静は静御前)、都忘れ、河原撫子、吾亦紅(わもこう 源氏物語にもでる名前 ) 女郎花(おみなえし)


  1. 動物 鳥
猫ヤナギ,イヌ萩、馬酔木,ヒツジ草、サルトリイバラ,百日紅(さるすべり)、サルナシ
鹿の子百合、虎の尾,イタドリ(虎杖),熊笹


サギ草、朱鷺草、ホトトギス、カラス瓜、スズメのテッポウ、舞鶴草、つばめ草
まむし草、蛇イチゴ、蟒蛇草 (うわばみ草 山菜のミズのこと  うわばみは大蛇の事)
すずむし草 蛍ぶくろ

  1. 物に似ているから付いた名前
ぎぼうし(擬宝珠 橋や神社の階段についているネギ坊主の飾り) ウツボグサ(花が矢を入れる靭(うつぼ)に似ている事から)
ホウチャクソウ(宝鐸草  寺院の屋根の角に吊るされている風鐸に花が似ている、宝鐸ともいう) 、クマガイ草(武将の熊谷氏のいでたちが似ている)、座禅草、水芭蕉(葉がけ大きくなると芭蕉に似ている)、岩煙草(煙草の葉に似る) 、イカリソウ(花が錨に似ている) 踊子草、大文字草(花が大の字) 笹ユリ(葉が笹に似ている)
家紋に使われた寒葵(徳川家)カタバミ、ひおうぎ(檜扇 宮廷人の持つ檜扇に似ている )

しかし、植物の中には不名誉な名前のものある。
ヘクソカズラ、犬のふぐり

懐かしい物 老夫婦

2022年04月21日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県倉敷市

茅葺民家の塀沿いの道を人がくるのをひたすら待った。
この茅葺き民家の下屋は本瓦葺きである。
本瓦葺きは平互と目地は丸互を乗せたモの。
瀬戸内から大阪や兵庫で見かける。
桟瓦の地域が多い。

老夫婦がゆっくりと何か話ながら歩く。
夫婦は運命共同体 どちらが倒れたら介護する。
財産も共有 悲しみも喜びも共有
定年後、退職金を旦那が独り占めで旅行も出来ないと人生相談で読む。 

ポツンと一軒家は熊本県天草が二週続いた。
共に夫婦でくらしている。一組の奥さんは大阪から来ている.。
一日一組の田舎料理をしていたリピーターも多かったがコロナで辞めた。人の出会いが楽しい日々だった。
もう一組は山の中はカラオケで歌っても文句もこない。魚が食べたい時は海まで下り岸壁で鯵を奥さんが釣って来る。タタキやナメロウは鯵が一番だ。
山の暮らしを悲観的にとらえず逞しく生きている。
夫婦や家族の在り方を勉強させられる。



西洋からし菜と菜の花

2022年04月21日 | グルメ
西洋からし菜と菜の花


土手や河原の春の光景は西洋からし菜の黄色く咲く風景になった。
ブログの土手や河原の写真をみると各地で同じ光景がみられる。

西洋からし菜は種を潰して,マスタードにするために日本に入り野生化した。
ソーセージやホットドッグにはマスタードは欠かせない。
塩素ガスの化学兵器をマスタードガスと呼ぶのは、匂いが似ているからだ。
いつの頃から日本の春の風景になったのだろう。子供の頃には無かった風景だ。


日本辛子はからし菜の種を原料にする。日本辛子がマスタードより辛い。
からし菜は少し辛味があり竹輪や油揚げと煮つけで食べた。
からし菜の改良品種に高菜がある。九州の人は特に好む。漬物といえば高菜である。
高菜の葉で巻いたおにぎりや具に高菜が好まれる。博多ラーメンは紅ショウガでなく高菜がでてくる。三大漬け物菜は高菜、広島菜、野沢菜だそうだ。


西洋からし菜は3月初めには、どこに生えているか目立たない。
しかし、暖かくなり一気に伸び3月末には花が咲く。4月半ばは満開
畑の野菜は二月になるとトウが立ち花も咲き始める。
アブラナ科の植物は春に花を付ける。総称して菜の花と呼ばれている。
本来は菜種油をとるのが菜の花 これも野生化している地域もあるそうだ。
西洋からし菜との混雑種もあるそうだ。
花は菜の花の花びらが大きく西洋からし菜は小さい。咲くと菜の花の方が美しい。


菜の花は油脂を採るので蕾や茎葉は茹でると美味しい。脂肪が旨味なのだろう。
アブラナ科でも油脂の少ない蕾は美味しくない。大根の花は美味しくない。チンゲンサイは美味しい。千葉県が一番の産地でなばなの名称で売られている。
西洋からし菜も辛味苦味があり酒飲みは好きなのではないか。しかし採っている人は見かけた事がない。ネットには西洋からし菜のレシピもある。



田中、山本、佐々木投手

2022年04月19日 | 日記
田中将大、山本由伸、佐々木朗希投手
共にパリーグで人気はセ・リーグに比べ落ちる。

入団するときも巨人でないと行かないとか契約は一億円とか言わない。
どこの球団でも頑張る選手でないと大成しない。
この三人には応援したい。

田中将大 200勝まであと17勝 田中が200勝しないとあと10年 15年する人がいない。
2020年 2021年はコロナもあり3勝と4勝しかできなかった。
今年もチームがコロナで足踏みしている。
今年は10勝して来年には王手を掛けてほしい。高校2年生から見続けているので頑張ってほしい。

山本由伸  ドラフト4位入団だが日本のエースである。年越しで20連勝は過去に3人 田中将大や稲尾和久など 山本には可能性あり あと1勝で到達
岡山県出身なので頑張ってほしい。

佐々木朗希
スマホに佐々木朗希投手 完全試合の記事を見て驚いた。
まだ4勝しか、していないし完投もないし一試合に2個も3個も四死球をだすのにまさかと思った。
しかも、13人連続三振 新記録、19奪三振タイには驚いた。
若い松川捕手だったから出来たのであろう。ウエストボールや遊び球もなく三球勝負には驚いた。次の試合も8回までパーフェクトで降板した。
得点を取っていなかったので仕方無い.昔,西崎が9回完全試合をしていたが無得点で10回に打たれ負けた試合がある。

パーフェクトゲームは投手チーム全員の結晶である。勝っている事 安打四死球エラー無しでないとできない。
投手として一番名誉な勲章
どんな投手も完全試合をめざす。つぎはノーヒットノーランをめざす。次は完封試合を目指し 駄目なら完投, それも駄目なら勝利投手を目指す。

槇原投手の完全試合もyoutubeで見た。球ははしっていた。落合がⅠ塁手
三塁手が長嶋一茂 ここが危ない所と落合はいっていた。
過去の完全試合を見ると三振が1の人もいる。

今は分業制で9回投げる気持ちで登板していない。
人工芝で打球も速い。土だと減速する。パリーグは投手の打順でひと休できない。完全試合は28年も出来なかった。

野球の解説者がネットで解説や見解を発信しているのが面白い。






茅葺民家 空という地名

2022年04月19日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県旧落合町 小字空

小字に空という地名があった。
興味があり訪れてみた。
山道を上ると頂上に近い土地に暮らしている。
水田をするには高い山もなく水があるだろうか
飲料水は井戸を掘るか山にトンネルを掘り横穴水を生活用水に使う。
斜面を登り集落を撮影する。棕櫚の木がある皮を棕櫚縄に編んでいた。
亀の子タワシの原料になる。

地図を見ていると空という地名が何か所かある。
漠然と500メートルくらいの山の頂上付近の集落かと思う。
私は四国の出身だが親があの人は空の方の出だと話していた。
山奧の段々畑の斜面の集落を想像していた。

地名から日当たりの良さを表す所がある。
一日太陽の当たる土地は日名,日向と呼び日影の土地を陰地、隠地(おんじ)
山陰や日本海側の言葉は陰気臭さいし暗いイメージがあるので止めようという話もあった。
ゴルファーや芸能人に日向子や日名子がいる。
日向ぼっこはひなたぼっこと読む。

タケノコ、ワラビご飯

2022年04月15日 | グルメ
タケノコを何回かいただいた。2回は小さくタケノコご飯。
雨がないので大きくならないという。

家内がワラビをレジ袋に一袋取って来たのでタケノコとわらびの炊き込みご飯
多めに炊いておにぎりにして冷凍、昼ご飯用にした。

私は人との付き合いがなくタケノコを貰う事はない。
家内は職場、ランニング仲間、友達、近所からもらう。
人付き合いが軽薄だと人からもらっりあげたりも軽薄である。
タケノコなど買えばいいものだが。

介護施設でタケノコご飯が出るが人参の微塵切りのようなタケノコしか出ない。
年寄りだから喉に詰めないないようにの、配慮かもしれないが余り食材を小さくする、、食感がなく美味しくない。

家内も歳を取ると男のように山菜採りに山に入る。山にランニングに行ったついでに採って帰る。私も元気な時は山菜採りや魚釣りによく行っていた。
我々のとこはワラビかタラの芽くらいしかない。
ワラビは浸透圧の関係で煮すぎるとヤセてしまう。卵焼きに入れたり天ぷらだと食感が残る。

ワラビもタラの芽も同じ場所で採れる。ワラビは親(昨年の枯れ枝葉)が残っているところしか出ない。
ワラビはどこにでも生えるが土地がヤセたところのは駄目。
畑の跡や牧場跡は土が柔らかく肥料も残っている。
ワラビもキノコも探す時は上から見るのではなく斜面の下から覗く。