懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家 旧落合町の茅葺民家

2016年04月10日 | 茅葺き民家
旧落合町の山中を走る。
山腹に茅葺民家があった。耕作地も少ない。山腹の斜面で野菜を作り暮らしている。
林業や土木労働で収入を得ている。
都市部のように働く場所が豊富にあるわけでもない。
田舎から都市部にでてもアルバイト派遣で一生終るのなら将来の設計はたたず人生を
諦めてしまう。
現在は田舎にいても都会にいても夢の持てない社会になった。
昔は田舎に住むひとも都会に住むひともみんな貧乏で質素だった。

人間はみんなが貧しければ耐えられる。しかし 貧乏人の中から商いなでど金持ちが出ると貧乏生活には耐えられなくなる。
きつい労働で僅かの収入では農作業はやってはいけない。

こんな山間集落をひとつづつ茅葺を求めて訪ね歩いた。訪ね歩いてどうするわけでもなかった。ただひとつ生きている間は行動し生きた証を残したいと思った。
こんな写真も、撮っていてよかったと思う。10年20年経過すると写真はメッセージを発信するのだ。
親父ギャグも生きた証の作品として残そうと思っている。


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