懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その103 新潟県松之山町民家

2013年12月25日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 新潟県松之山町

松之山町は棚田と茅葺き民家と温泉で写真集や雑誌で紹介されている。
棚田百選もあり棚田ファンがネットで写真を投稿している。
わたしもそんにな情報をもとに何度が松之山を訪れた。
国道405号線沿線にも茅葺き民家が点在していたが次第に数を減らしている。
天水越えの茅葺き民家はもうないだろうと思っていたら二軒まだ残っている。
民家には常時住んでいないようだ。夏場や休日には野菜作りをしているようだ。
豪雪地帯で冬場は除雪せず通行止めになる。
この国道で津南町へ下った事があるが細い道でカープの連続、走りたくない道のひとつだ。
しかし、この国道沿いに素晴らしい棚田がある。みんなここで撮影していたのかと眺めながら走った。新潟県の棚田地帯は硬い石がなく海底の堆積物が固まったもので脆いし削りやすい。我々の常識では棚田は石積みとおもっていたが堆積岩を削って棚田を造っている。どの田もカープが丸く円形の田もある。
これは輪島の千枚田も同じで幾重にも重なった曲線的棚田になっている。
日本列島には海底が隆起して硬い岩のない場所もあるものだ。

いま松之山から津南町に下るには国道305号線の道路がよくなり一気に下れるようになった。



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