懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家  棕櫚の木

2011年10月05日 | 茅葺き民家
棕櫚のある風景を入れて見ました。なんとも田舎の風景ですきです。
昔は棕櫚は道端に植えてありました。
繊維状の皮を剥いでロープを編んでいました。繊維をほぐしてロープや蓑にするために植えていたと思われます。亀の子タワシも棕櫚の繊維が原料です。
並べて植えてあるところでは柱代わりにして竹を縛り付けて大根や藁を干していました。葉は軸ごと切って蝿叩きにしていました。干した葉を糸で編んだ蝿叩きは売っていました。
白い実がなると木に登り取にいくのです。取ったところで何に使うわけでもないのですが木に登り取る行為が楽しかったのです。カラスが巣をして産卵すると人に威嚇をしてきます。
大人から小学高学年にカラスの巣落としの依頼がきます。
買い物かごを頭に被りカラスの卵を捕りにいくのです。カラスから攻撃を受けても巣から卵を奪う事が男の子の自慢でした。

棕櫚はうちの庭にも会社の砂利のところからも自然に生えてきます。鳥が実を食べるのでしょうね。、私は何でも一度は口に入れてみたがるのですが棕櫚の実は噛んだ事がありません。

撮影は広島県、兵庫県、静岡県です。









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