ただいま 沖縄関連楽曲の楽譜作りの真っ最中です。
少し前に音楽仲間はるさんの唄を聞いてから 私も俄然やる気がムクムクと湧いております。
最近は 半ば義務的にやってた楽譜作りの一連の作業。
久しぶりに 自分の意思で楽しみながら取り組めてます。
やっぱり刺激を与えてくれる音楽仲間の存在って大切だなぁ と改めて実感してます。
ところで。
沖縄音楽の楽譜を作るときに たまに困ることが2つあって…。
ひとつは歌詞の問題。
今私が取り組んでる曲は 全国的には無名の沖縄唄者の方が歌ってる唄。
曲の構成やコードは YouTubeから拾えるんで何の問題もないんだけど…。
困ったことに 歌詞が…。
ウチナーグチの言葉が…何を言ってるのか どうもよく分からない。
それでも 大体は 言葉を想像したりしながら何とかなってるんだけど。
何箇所かは どうしても分からない。
何度曲をリピートしても どうしても分からない。
そのうえ 無名の唄者 無名の楽曲のため ネットに歌詞も無く…。
でも…。
マイナーな曲をやってると こういうことってよくあるんですよね。
そしてこういうときの対処法は ズバリ聞こえたままに歌う! これしかないのですね。
例えば沖縄の民謡に「汗水節」という唄があります。
歌の意味は みんな汗水流して働きましょう! という労働賛歌です。
でも この唄 ウチナーグチだと「アシミズブシ」と発音するんですよね。
これ 私たち本土の者が聞くと「足 水虫」と聞こえるんですよね?!
初めて聞いたときは 笑ってしまった記憶があります。
でも 何回も唄ってると いつの間にか「アシミズブシ」の発音に何の違和感もなくなってくるんですよね。
こんな風に 最初は多少の違和感はあっても耳に聞こえたままに唄う。
そうやってると段々言葉にも馴染んでくるのかもしれませんね。
また 意外とそんなやり方の方がウチナンチュの方には素直に伝わるのかもしれません。
なので 今回も意味は分からないけど とりあえず聞こえたままに唄うことにしました。
それに 唄ってると 突然 ハッ! と理解する時もあるんですよね。
その時を楽しみに待ちながら…。
さてさて。
あとひとつの困りごとは また次回に書くことにします。
さあ!
楽譜作り あともう少し頑張るぞーっ!