昨日とうって変わって、暖かくて穏やかな一日であった。
家事に一段落した午後、愛ちゃんは今日は来そうにないし、「こんなにお天気がいいと家にいるのはもったいないね」と次女。 「まだそんなに咲いてはいないと思うけれどさくら通りまで歩こうか」と買い物方々カメラ持参で出かけた。
磯路三丁目にあるさくら通りは、関西ウォーカー等でも桜の時期には、取り上げられることがある。
地元の有志の方が４００メートルあまりの通りに、１９６８年大阪万博の前に咲いたらと、市の反対を押して１２０本のソメイヨシのと八重桜を植樹されたそうである。 夜には３００個のぼんぼりに灯りがともり夜空に浮かび上がった桜は、また昼間とは違う美しさをかもしだす。
満開の通りにはまだ早かったが、咲き急ぐ桜の花ゆえこの暖かさに一気にまた開花するに違いない。
きれい・・ほんときれい・・・と、次女は桜の花にやさしく笑顔いっぱいで目を細めていた。
まるでおなかの子供にも伝えているかのように・・。
風はすっかり春の風、ちっとも冷たくなくって歩くと少し汗ばむほど、とてもゆったりとした心をもらえた。
桜の花、花びらをみると思わず顔が緩むし、やさしい気持ちになってくるから不思議。
こんな笑顔で、こんな心でいつも人に接することが出来たらいいな・・。
