昨日の雪がうそのような青空、温かな晴天である。
日陰の屋根や土には雪が残っていて、積雪が現実だったことを再認識させる。
時折、陽射しに溶けた雪が、どさっと音をたてて落下・・その音に何度か驚かされる日曜。
有馬温泉一泊した友人の一人から、郵便が届いた。
旅行での写真やカレンダー作成や編集写真、ハンカチも添えて。
何よりも嬉しいのは便り。 彼女は昔から女性らしいやさしい文字を書く、先生らしい丁寧で達筆。
お琴や地域のボランティア活動、趣味や還暦の会の役員や色々動いているようだが、
持ち前の彼女の度量を大いに生かして、自分も楽しみながら貢献して欲しいと思う。
還暦は第二の人生のスタートなんだし。
夜に交わしたメールには、「今日は主人と小さな庭に植えている巨峰のつるの剪定をしました。
静かな日々を送っています」 そんなご夫婦の姿を想像しながら、胸が詰まるほど嬉しく思う。
2年前の教頭のときと比べると、全く平凡な日常生活になった事と思う。
老いるほどに夫婦は寄り添って、補い合いながら添い遂げられたらどんなに幸せであろうか。
時には別々の楽しみを持ち、時には共有し合い、いい距離感が保てたらどんなに新鮮だろうなぁ。
亭主元気で留守を楽しみたい時も往々にある私が、夫をブログに引っ張り込んだ作戦は成功した。
写真を撮り、文字を打つ、何よりも私が座っている間夫を一人TVの番人にしなくていいから好都合。
趣味が多く良く遊んだ若い頃、不足に思ったりしたが、言ってみればそれだけ夫の人生は、
いい友人に恵まれている。
私が先に逝くようなことがあっても、子供たちは近くに住んでいるしきっと寂しくないように思ったり。
仕事だった愛ちゃんと、阪神の沖縄キャンプレポート旅行のセイ君&長女みんな揃って夕食、
我が家へ呼んだ。 お土産、話、愛ちゃんの妹さんからのお土産、狭いながら一気ににぎやかに。
しかしひろとやなつめの、少しづつ増えてくる主語述語の会話が一番場を盛り上げる、いつも。
累計180本の具材、私今夜は串カツ屋さんのおばちゃん。
揚げたて・・「じゃんじゃん横丁より、メッチャ美味しい!」評判のようだ。
息子の夕食も持ち帰り、見送ったときあといつも母を思う。
「家族の和」子供の頃から耳にたこが出来るくらい、聞かされて育ったし、母はそれを努めていた。
そんな母の人生。 私は子供に何を残しているだろうか。 母にはほんと頭があがらない。