日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 夫の入院 2日目・・ *

2008年05月14日 | 雑感




いびき・・どうだったんだろう、誰も何も言わないけれど。
みんなカーテンをひいているので、TV(要イヤホン)を見ているのか寝ているのか・・、
時々来る看護師さんとの会話しか聞こえない。 みんな面会者もないし、肩が凝りそうだ。
夜中ずっと雷もだし、毎日飲むビールも飲んでいないし、気にもなるのか何度も目が覚めたらしい。
昨日の看護師さんも交代で変わっているし、多分受け継ぎにも無かっただろうと思われる。
まいっか・・、その時はその時。
今日、夫の犠牲者が1人増えて4人になった、バドミントンで肩をやられて明日手術と言う若い人。

9時家族同伴で担当医による夫の症状と手術の方法や手術に伴う問題点など分かり易く説明があった。
写真を見ると腰部の椎間板がもうなくなっていて骨同士がクッションなく重なるように重なり、
当たった部分は骨折状態、磨耗していて神経に障ったりしているのだ。 
腰の痛みから来る足のしびれ・・長年のそれらの関連性がはっきりとMRIや説明で分かる。 
10年前から腰痛は訴えていたが、持続した痛みでない訳で、普通に治療しながら我慢の限界まで・・。
こんな骨の状態を見るとそこまでがんばって来た夫に、ご苦労さまと、申しわけない気がした。

姉の後押しがなければまだ手術を決意するに至らなかったかもしれない、何人もの医者にかかったが、
所見は同じでも、治療に至っては異なる。 素人目にも、手術以外楽になる道はないと思えた。
2本のボルトを 入れ固定、砕けくっついた骨をはがし、あるいは骨盤の骨を削り椎間板部分に埋める。
以前ネット検索でリアルな手術写真を見ているので、聞きながら気分が悪くなりそうだった。
かなりな大手術、医者ってすごい、神業・・改めて実感。 麻酔科の先生は5年前と同じ先生だった。

長女が一緒に話を聞いてくれたので、ナツメは早朝からセイ君が始めて子守をしてくれた。
おむつ交換初めて、なのに大・・を! 六甲颪の子守唄で寝させてくれたそうだ。
パパママよりも先にしゃべった言葉が「セイさん」なのだから、全然平気だったそうだ。
午後仕事が終わった次女も乗せてみんなして面会に来てくれた。
毎日見るナツメ、1日見なかったので夫は嬉しそうだ、それにみんなの顔を見てほっとしたに違いない。

夫よ、朝一番の手術周りを気にせずしっかり睡眠をとりなさいよ。  
前回の入院は2人部屋で、明日手術と言う紳士が退院が決まったことをカーテン越しに聞いて、
夫に「ゆっくり寝たいので、申し訳ありませんが外泊してもらえませんか」と深々と頭をさげたそうだ。
後世に残る笑い話だが、「明日の手術の為に、今夜はゆっくり寝たいので申し訳ありませんが、
みなさん僕のいびきを一晩我慢して下さい」そう深々と頭を下げて、耳栓でも配ったら良かったねぇ。
いよいよ明日8時半戦場へと向かう。 夫が楽になる勝ちと分かっている戦場だ。 夫よがんばれ。

                   今日のお昼(5分で完食)