日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 還暦記念旅行 ・・(その1)*

2009年10月15日 | 風景・お出かけ

10月10日は結婚36周年だった。 当時は体育の日で祝日で覚えやすいと思ったが今はなんの意味もない。
長女夫婦から思いがけず、2人還暦なので花と赤いベストをプレゼントされた。
もう還暦記念は一ヶ月前の夫の誕生日で、みんなからカメラをもらっていたのに。
この花が還暦のお祝いにふさわしい花だったなんて、花言葉を調べなかったら知らずにいたと思う。

◆グロリオサ 花言葉:華麗・見事な・栄光  言葉のように、ささやかでもそんな時が過ごせたらね、努力努力!

もう二ヶ月も前だったろうか、息子が「11日還暦旅行って休みをもらったから、何処かへ行ってくれないと困る」
10月11、12日だと言う。 勝手に決めて~とかみんなで言ったけれど、内心嬉しかった。
家族全員一泊旅行くらいしたくても、調理師の息子の仕事上日、月の連休、日曜は仕事なので不可能だった。
お盆も仕事だし、お正月も31日と1日しか休みがないので、みんなで帰省したことは無いし出来ない。
いつも私の中にはそのことがあって、息子は口では言わないが結婚記念日、還暦等と言いながら機会を作り、
みんなで泊れて楽しめて・・そんな発想で休みをとってくれたのだと勝手に解釈している。
お店は結局2日間休みになった。 息子は心配することなく旅行が楽しめる、お店の配慮にも感謝であった。

夕日が綺麗だった夕日ヶ浦温泉でも? 息子が子供が遊べるところがいいと言っていたので考えていた。
長女、ひろとママと3人で始めたばかりのCOOPのパンフレットに、『レイクフォレストリゾート』のプランが目とまった。
コテージもあり、岩盤浴と遊び放題のパック、これいい! 何しろ連休、申し込みセーフ!
COOPに入ったばかりなのに、そんな探し物があったなんて出来過ぎ、不思議な偶然と思った。



まるで修学旅行みたいに、場所や施設や事前に確認しておく為に長女が三軒分しおりを作成してくれた。
長女らしい配慮で、気分が少しづつのって来るし「楽しみやね~」ってわくわくしていた。

11日10時出発。 セイ君、長女と、夫を含め9名の2台の車に分乗。 奈良公園あたりははや人出が・・。
目的地は京都の山奥、昼食は戸外でお弁当に限る・・と、早起きしてみんなの分を作った、るんるんで。
どんどんと山間部へ・・黄金色の稲穂・・田園の中、検索の達人長女が、見つけて降り立ち訪ねた、
奈良市青少年野外活動センター 』「お弁当くらいならいいですよ」と、快く場所を提供して下さった。
本来なら有料(100円)だが、無料で。 この方の対応はこの施設の評価に繋がる、これって貴重、勉強になる。
自然の秋の中で、みんなが美味しいと喜んでいっぱい食べてくれた。 珈琲もホットで入れていた。
かずまママにもらった、喜入珈琲。 「これがおくら珈琲よ」とみんなにふるまった。
キャッチボール、孫たちは走り回り、シャボン玉・・気持ちが良く、幸先のいい1時間の昼食タイム。

大阪から1時間半、パンフレットの通り12時半目的地へ着いた。
何しろ136万坪の広大な、ゴルフ場の中である、入り口からホテル本館までかなりな距離であった。

3時のチェックインまで、遊び放題の施設で・・。
卓球・バドミントン・ボーリング・・おなかの大きなひろとママもひろともなつめもみんなで楽しんだ。
かんたを抱きながら、ボーリングしているみんなの楽しげな様子を見ていたら涙でうるうるしてきた。
家族全員が揃って過ごしている後姿を眺めているとき・・私はこんな時一番幸せを感じる、いつも。
息子のお陰で家族全員の初めての一泊旅行、まだ楽しみはこれからなのに私は感激でいっぱい。

3時過ぎチェックイン。 「今からコテージへ移動!」 こう言うことに万全な長女の機転や采配には感心する。
池の向こうはゴルフのプレー中、コテージには色んなタイプがあり、私たちは二階建ての一棟、入り口は別。
青空に筋雲・・逆さ虹が出ていた。 虹を見るといいことありそうな気になる、はい・・今がそう。

部屋は77㎡、ツインルーム1室、和室10畳、リビングルーム、シャワールーム。
私達と長女夫婦が二階、息子家族と次女家族が一階。 みんなで一階に集まって旅の気分に浸る。

再び施設へ。 夕食のバイキングまでの2時間半・・たっぷりそれぞれの時間を楽しむ。
ゲームは有料だが、ビリヤード、カラオケ、岩盤浴など当日は無料。 一般使用ならかなりな料金になる。
親も子も孫も、本当にみんなが目いっぱい楽しい時が過ごした。 「ここで良かったね~」何度も言う。

息子や展君のカラオケしたい願望を聞いていた。 かんたを抱きながらひろとや娘の歌を聞いていた。
ステージのバックは一面窓で、夕空の変化も楽しみにしていた。 みんなゲームやビリヤード、一人になった。
(私も歌っちゃえ) 息子がガラス越しに覗く。 (入ってくればいいじゃん) 長女も入ってきて「母さん歌い」
何曲も歌った、しまいにはステージまで上がって歌った。 息子がちらちら覗く。 (歌いたいんと違うの~)
来ると思って気にしながら歌っていたのに、結局息子達はカラオケに来なかった。

翌日の帰りの車の中で、「おかん、一人で歌っててん、カラオケやりたかったのに~」
「来たらええやん、ちらちら覗いていやらしい、入ったらすぐに変わってあげるやん、なんかもったいないし」
「おかん、ステージで歌っとったんやもんな」 「母さんも遊ぶやろうってかんたをとりあげたのに」次女が言う。
「空気読みいや、母さん」 「そんなこと、言えばすむ事やん(もう、子供達ったら私を馬鹿にして~)」
そんな事で車の中は笑いの渦だった。 おばかな母さん、久しぶりにワンマンショー、でもありがとさん!
なんだかんだ言っても嬉しかった。 でもね、何曲も歌ってさぁ、酸欠で頭ふら~っとしかけたのよ~。

7時からホテル本館でバイキング、 ビンゴゲーム・・10人分3000円でカード買ったのに、誰も当たらなかった。
後、温泉に入ったり、ゲームをしたり・・コテージに帰り深夜11時まで、階下の部屋で賑やかな時間。
持参の冷えたワインで乾杯! 孫達が走り回っても、大声出しても気にせずにおれる一棟貸切、実に快適。
紺碧の空、満天の星・・冷たい空気が、山奥へ来ていると言う気持ちを倍加させる。
さぁ、明日は早起きして・・写真撮ろう。