日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* おばあちゃんと彼岸花 *

2010年10月05日 | 花や木



涼しくなって我が家で一番元気なのは、この花。 ”ペンタス” 花言葉は、鮮やかな行動・願い事

火曜は生協さん、3人集まれば配送料無料なので長女と愛ちゃんと3人で組んでいて我が家が受け取る。
冷蔵庫が二つあるので保存できるし。 夫が麻雀なので夕方次女と孫たちを連れて愛ちゃんのところへ届けに行く。

家を出たところの近所のおばあちゃんの家の前の、雑然と植えた花々の中に白い彼岸花が咲いていた。
このおばあちゃん、下の水やりを二階から洗面器でばしゃ!っとかける。 もちろん人がいないのを見てだろうが、
自転車が急に通ろうものなら、しぶきを浴びることがあるかも知れない危険がある。
旦那さんがお酒ぐせが悪く飲んだくれては喧嘩になり、時々家の前に寝ころんだ旦那さんをポリさん2人が
なだめに来る光景は、近所ならたいていは知っている。 最近旦那さんをみないので、いるのかいないのか・・。

二階でおばあちゃんの顔が見えたので「また写真撮らせて下さいね~」と自転車を止めて声をかけたら、
顔が見えなくなったので「降りてくるんと違う?」 当たり。 「すみません、わざわざ降りて来てくれはって」
「耳が遠くなってなぁ」こう言う人って笑い話ではないが、自分に不都合な話は良く聞こえたり(地獄耳?)
「去年おばちゃんに白い彼岸花もらったんですよ」「そうだったか」「今年も咲いているから撮らせてね」
嬉しそうな顔をした。 「うちは87やけど、あんたのお母さんいくつや? 」「母も87歳ですよ、同じですね!」
「うちは12年生まれ、ねずみはよう動く苦労もんや。 苦労して子育てした年なんじゃで、お母さん大事にしなさいよ」
(あれ~おばあちゃん、12年はイノシシの年やと思いますけど~?) 違うかなぁ、母はイノシシのはず。
私の肩をぽんと叩いて言ったおばあちゃん。  昨年私に彼岸花くれたことなど覚えてはいなかったけれど、
想像もつかなかったおばあちゃんの言葉にはぐっときた。 暑いから昔で言うシミーズを来て(もちろん下はスカート)
降りて来てくれたけど、人は外見ではないなぁ。 少し時間は経ったが、声をかけなければ無かった会話である。

マンションに届けたら、なつめは「ちょっとだけあがって遊ぶ~」 かんたも一緒に愛ちゃんに頼んで、香港にいる
長女夫婦の家に行く。  5分とかからない。  郵便物と花の水やり。 夏場はあまり日にちをおけないが
夏場と違って観葉植物も青々としていた。 屋上には長女がプールにいくつもの鉢をつけているが、水の減りが違う。 
秋やなぁ、ほっとする。 あっと言う間に周りは暗くなってきて・・ 秋の日はつるべ落とし・・よう言うたもんです。


次女とマンションに向かいながら、「こんなに兄弟が近くで住んでいるなんてすごいね」「ほんと有難いね」
少しの時間だったが、孫たちは楽しく過ごしたようだ。 なつめのお下がり、ゆいちゃんお似合い。
かんたもひろとのお下がり。 ほんと効率のいい我が家である。                  8日記