朝目覚めて机に向かうとき、なんとなく温度計に目をやるのが日常になっている。
たいては23度や24度。 昨朝は14度、今朝は16度。
ご近所さんに会えば「寒いね~」 昨日札幌に降る雪をTVで見ては(もう!? 寒そう~)と肩をすくめた。
月曜は動くと蒸し暑くて、表で孫と遊んだとき孫は半袖だったし私も薄着だったのにね。
昨夜はもつ鍋にした。 材料が残り「明日も鍋しようよ!」娘たちのリクエスト、そして今夜はキムチ鍋。
ラジオで、気象予報士のお姉さんが夕方はマフラーや手袋とかあったらいいですねと言う。
一気に列島は寒気に包まれた。 それはまるで恐怖。 台風も来ているし。
紙風船の歌がかかった。 「冬が来る前に」
冬が来る前に もう一度あの人と めぐり会いたい・・
気になる色んな人の顔が浮かぶ。
異常に暑い夏がいつまでも終わらなくて やっとの思いで越えたと言う母と電話して間もないのに
秋がやっと来て ほっとした声を聞いたばかりなのに 早冬支度だなんて
夏から いつまでも鼻声がとれない母
ヘルペスで 痛く辛い日を過ごされたと言う義母
心地よい涼しさを通り越してやってきた寒さに 戸惑う母たちの声や姿が浮かぶ
老いた母たちに 急な寒さを痛々しく思う