夫の帰宅時間、車の中で待っていたが、少し残業しているようで・・車から出て外を走り回る。
「わたし じいじを待つの!」
お彼岸の20日、ぼたもち作るはずが風邪で、夕方夫と大正の丹波屋さんへ行ったけど、粒あんのぼたもちは売り切れていた。
せっかくなのでひろと、となつめんとこにみたらし団子を買って届けた。
どうしてもぼたもちが食べたくて、昨日ゆいちゃんが寝ている時あんこを炊いた。 ルクルーゼのお鍋は早く炊ける。
有難い事に鹿児島の愛ちゃんのご両親が、もち米を送ってくれていたので使いたかったからよけいに。
もち米3合と白米2合を合わせ炊いた。
「わたしもおてつだい」 ご飯をゆいちゃんがついてくれた。
あら~ゆいちゃ~ん!!
「おいし~い」 少しお塩入っているもんね。 5合で30個、我が家は大きめだから。
ゆいちゃんを送って行き愛ちゃんに、そして帰りに次女んちに届ける。 香港に持って行く訳にはいかない、まだあるのに、いっぱい。
夫は2つ食べてくれた。
今朝、連ドラの”カーネーション”で、主役の糸子おばあちゃんが、病院でファッションショーを開催することになった。
看護婦さんや患者さんがモデル。 開催2週間前、2人の子供さんを持つ若い末期癌の母親がモデルに加えて欲しいと言う。
病気になって自分の哀れな姿しか子供に見せられない。 自分も辛いが母親がそんな風になって行く子供の気持ち
を思うとたまらない。 父親に連れられて病室へ入りおびえるような顔をする子供たちが可哀そうで悲しませることしかできない。
その母親に糸子おばあちゃんが言った言葉が印象的だったので思わず書きとめた。
今88歳の糸子おばあちゃん、会えば案じ心配する子供たちの顔を見ながら、85歳になって気がついたと。
「年をとると言うことは、奇跡を見せる資格がつくということ」
母親に笑顔になりなさいと言う。 泣いていた母親が笑顔になった、素敵だった。
「末期癌患者が笑うだけで、大きな奇跡を人に見せられる。 おしゃれをしてステージを幸せそうに歩く、その姿が勇気や希望を人に与えられる、
笑うだけで奇跡の人になれる 。 今その資格、役目を持っていると言う事」だと。
心にずしんときた。 希望も湧いたような気がする。
今日は一日、雨・・お彼岸明け。