日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 雑感・・ *

2014年07月16日 | 雑感


京都が祇園祭 コンチキチン・・明日は先祭り・・賑やかそうだ。
三年前、京都在住の夫の友人が案内して下さると言う事で夫と一泊で京都入り・・祇園祭の前夜を目いっぱい楽しんだ。
今回も嬉しいお誘いがあったが、残念ながら次回へ。

明日、病院を転々としていた神戸の夫人が四ヶ月の入院生活から退院する。 今のところ入れる施設がなくて、在宅介護となった。
家の掃除や洗濯、食事の用意三食など、日常全般をヘルパーさんのお世話になることになった。

昨年まで存在をしらなかったが、私たちと同世代の甥っ子さんが今回、お気の毒にも入院のあれこれをゆだねられお世話されている。
と言っても、仕事をしておられるうえに、今まで年に一度くらいしか顔を見せてなかったようで、大変な思いをされておられる。
自分の母親も施設に入っているので、時々は顔をだしておられるようだし、おばさんのお世話まで、本当に大変。

しかし私たちがいくら日頃からお世話していようとも、大事なことには早々に口をはさむ何の権限もない。
四ヶ月の間、郵便物や必要なものを取りに何度か家に行ったりしたが、四ヶ月あけた家、それも介護となる家・・心配である。

明日朝甥っ子さんが車椅子を用意し、迎えに来てくれ一緒に病院へ行くことになっている。
帰宅後、お昼前に地域のお年寄りの担当のお世話下さる方や、ケアマネさんやヘルパーさん たちが来て、今後の介護の行程を聞くことになっている。

三食医師看護士の付いた安心な病院生活から、自宅生活となると様々な不安がある。 誰よりも本人が一番。
足も今まで以上におぼつかなく、今までのようには家事もお風呂も自分ではできない。
嫌がって行かなかったデーサービスも週二回、ヘルパーさんの手を借りて必然的に行くように決められたらしい。 
そこでお風呂に入れてもらうようになるので、せめてもの安心である。

「退院のときに来て欲しい」心細そうに言われた。
当然ながら夫人には着替えのことから帰宅後のことも不安でたまらないようで、当日は夜泊まりますよと言ってあった。
本当なら夫は土曜からお姉さんと次女、なつめとかんたを連れ、新幹線で帰省し施設にいる母親を見舞うことになっていた。
が、兄夫婦に予定が出来て帰省は急きょ中止になった。

なので、夫人の家に二泊することにした。 
今後少しでも暮らしやすいように、部屋の中、物の整理も出来ればやってあげたいと思っている。
「正直こう言ったことは僕には無理、助かります」と、甥っ子さんは喜んでくれている。
退院後たちまちお昼ご飯の用意がいるので、お祝いにせめてもと朝からバラ寿司を作って三人で食べようと思っている。

夫は今まで私が二日も家をあけ、その間一人過ごしたことがない。 言わば初体験。 
何も出来ない人だが、今の時代お弁当でもなんでもスーパーやコンビニに行けばある。 
洗濯も出来ないだろうが、とりあえず金魚のエサ、花やゴーヤの水やりを第一にやってもらうことを頼んだ。

三枚の紙に三日間してもらうこと、出勤時鍵をかけることまでマジックで分かりやすく細かく書いた。
この時期水やりは一回怠っても葉っぱはシュンとなる。 やすやすと家も空けられないのだ。
一番大事な水やりを昨日からやってもらいリハーサル。 冷蔵庫の中にも色々準備もした。
たいそうに・・子供じゃないんだからと思うが。 娘に来てもらうほどのこともないだろう。

「亭主元気で留守がいい」 
私には嬉しいくらいの夫の留守二日間だったが、夫はそんなに気楽な気持ちでは過ごせないだろう。
三日間家を空けるが、土曜の午後夫人に会いつつ私を迎えに来てもらうことにしている。

「他人さんやのに色々大変やね」私の足を気遣いながらお隣さんは言う。
義母も実家の母も、兄夫婦が手厚くお世話下さっている。 ご苦労をほんの少しなりとも感じられるかなと言う思いもある。
なので、母の言葉を借りて言うならば・・
「やってもらえる人も幸せじゃけど、人にしてあげられるあんたも幸せなことよ」 そう思っている。