日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* ゴッホ展へ行こう・・ *

2005年07月18日 | 絵 他
・・って言っても、ゴッホ展は今日が最終日である。 

大阪中之島にある『国立国際美術館』開館を30分早めて9時30から、閉館も今日は夜8時まで。

しかし、今日の夜は『海の日』恒例の天保山の花火大会なのだ。 
娘達の住まいから目の前と言うか格好の地、居ながらにしてビールを飲みながら見られると言うベスポジ。
五年前から、夫の姉の家族を招いての花火見物。 私は午後はその料理人。 今夜は串かつパーティー、
毎年ばら寿司なんだけど。だから忙しいのだ。 休日最終日。

ゴッホを知らない人は皆無に等しいであろう。 小学校の時から教科書で必ず目にする。
「ひまわり」「自画像」や「糸杉と星の見える道」等は誰もが知っていると思う。

時々、絵画展には行くけれど絵そのものはもちろんなんだけど、その人の時代的背景や出会う人、
事柄によって作風や色合い内容が大きく変化したりする。 え、こんなに変化してと、改めて
注釈を読んだりすることがある。 そんな事柄にも大いに興味がある。

牧師の家系に生まれたゴッホがその道を目指しながら、目的半ばにして芸術家の道へ転向したのは
言うまでも無いけれど、わずか37歳で自ら命を絶つと言う彼の10年間の芸術家としての足跡、
200点余りもあると言う膨大な彼の作品を目で味わって来たい。

と言うのも昨日、以前一緒に仕事をしていた先輩が「行って来たのよ、満員だったけれど前列でしっかり見たわよ、
明日までだから是非行ってらっしゃい」と最近携帯を持たれたのでメールを。 私よりも10歳も年上である。 
しかしいつも何に対しても旺盛、心旺盛なのだ。 リンクいている稲葉さんのライヴやコンサートにご一緒することも
何度も。 先輩の近くのNHKホールでの公開録画にも当たったからと呼んで下さったり、本当に有難い。

実際のお歳よりは10歳は若く見えるのだ、誰もがそう言っていた。
心の生き生き、いつもいつもやりたいこと、好奇心いっぱいの彼女、私は彼女からいつも多くを
学ばせて頂いている。

さぁ、昨日ゴルフだった夫は今日はアッシー君、見終わるまで車でTVを見て待ってくれるらしい。
(せわしないわぁ・・自分も見ればいいのに、いつも一緒に見るのに・・写真は撮れないから迷子にはならないのに)
しかし好きな絵や感じるところが違うかも知れないし、こう言うのは一人がいいのだ。 正解。


私の背後で、さっきからくうくうと鳩の声がする。 一君、二ちゃん、三ちゃんだろうか。
何処に木があるのだろう、蝉の大合唱。

京都の祇園祭が終るとたいていは梅雨明け・・、本格的な夏、到来である。 

(ゴッホの絵と言う時に、私のスケッチでもないけれど懐かしさも込めて・・)


* お持たせ”GOKAN”のケーキ *

2005年07月17日 | 料理・その他食
結婚の決まった夫の姪っ子が娘達とやってきたとき、彼女の働く阪急梅田で買って来てくれたケーキ。

紙袋もおしゃれなら、開けてびっくり*お米の純生ルーロ* (ロールじゃないところがいかにもおしゃれ)
お米の・・と言うだけあってお米の稲穂が箱の上に飾ってある。 なぜか新鮮、おごそか・・って感じ。

”GOKAN” そうその通り、味覚、視覚、嗅覚、触覚、聴覚の五感。
その五感すべてで表現し、味わっていただきたいという思いがこめられている 。

HPを拝見した時、五感のお菓子のテーマ、私の好きそうな事柄が書かれてあったので抜粋。

       五感のお菓子・・自然と愛がテーマの心のお菓子

         火・炎 窪火の世界 ー 燃ゆる思い

         水・大自然の源 ー 鮮度・時間の流れ

         土・素材 ー 大地の恵みを生かす

         風・季節 ー 風が頬をかすめ、季節を横切る(キャー!こんな言葉大好き!)

         愛・慈愛 ー 愛とは思いやりの世界


* 老眼は読むと言う事にうとくなる・・ *

2005年07月17日 | 料理・その他食

「お!ふんわりと美味しいやんか」「うんそうやね」「味が上品やで」「ほんま上品やね」 ケーキの苦手な夫だが、
嫁っこパティシエ愛ちゃんの作ったケーキと娘や姪っ子の 買ってきたケーキには積極的に参加する。
「なんでこんなに切り口汚いんや」「切れへんのよ、ふんわりで包丁が沈むのよ、パン切り包丁でも駄目だし」
スポンジの感触と味、バニラクリームもミルクっぽいし、美味しい黒豆である。・・で。
メガネをかけて箱の上に貼ってあった口上を読んだ。(普通は食べる前に読むのだろう!)

お米の純生ルーロ ”Riz Farine" 日本人の食生活には欠かせないお米を使って独自の製法で仕立て上げた
ロールケーキです。(そっか・・)ふっくらと柔らかく炊いた丹波の黒豆を巻き上げました(やっぱりね)
卵は『平飼い自然卵』(平飼いって知らないし)牛乳は農家限定、搾りたての『美山牛乳』を使用。(ふ~ん)
 傑作ですわ、ケーキ切る時、一回一回包丁につくクリームをペーパーで拭きながら切ったんだけど。
書いてありましたわ、その口上の隣に、それも囲んで!

『ロールケーキの上手な切り方』
包丁を温かいお湯につけてから、そのままお切りいただきますと、きれいに切る事が出きます。
また何回か連続して切られる際はその都度包丁をお湯に浸けなおしてからお切りくださいませ。
(ませ・・まで書いているのに最初に読まば良かったんだけど、こんなお手間入り、来客ランクにもよるな、その夜は娘達と姪っ子だったからまいっか、夫の会社の社長さん、もしくは友人だったらちゃんと切るぞ)

しかし老眼・・言いたくないけれど眼鏡をかけないとはっきり読めなくなって、随分と見過ごしている事が多い。
読むと言う行為にうとくなる、本当に。 いちいち眼鏡を取り出してかけると言うのは面倒だから。
多分家族は大いにその犠牲をこうむっているに違いないのだ。 
良く非難を浴びる「お母さん!しっかりしょ!」リンスやシャンプーのたぐいも。 
「おい! リンス泡がいっぱいやで!」夫よ、あんたもかいな・・。
けど美味しかった、”GOKAN”のロール・・じゃなくてルーロケーキ。

* みくんちの棒棒鳥・・ *

2005年07月16日 | 料理・その他食
大好きなお皿等を頂くと、さぁこれに何をのせようかな・・とわくわくと楽しくなる、それだけで。

結婚が決まった姪っ子と娘達がやって来たので、よし懐かしき棒棒鳥と相成る。

最近特に娘達にレシピを作ってよとせがまれる。 お嫁に持って行く我が家の味・料理のレシピ。
母としては大変に嬉しい。 今なら写真入りで作るよ、任せといて!

未来の旦那様に作ってあげてね・・って気持ちで次女と一緒に作る、詳しく教えながら。
うん、包丁使いもうまくなった。 彼の為に・・との気持ちが伝わってなぜかぐっと来る。

もう子供達が小学校の頃からの一品、たれを書いたノートは変色している、うんうん歴史だね。
彩りがいいので食欲をそそる、夏には特に人気だった。

◆簡単我が家の棒棒鳥

材料は見たまま・・鶏のもも肉・茹で卵・胡瓜(半分縦割りにし斜めに小口切り)・トマト

作り方は簡単、もも肉の両面に、火が通りやすいように切り目を入れる、充分に。

フライパンに油をしき素焼き両面に火を通す。 味りん、しょう油同量の中に20分位漬け込み、1cm角位に切る。

後は写真のように盛り付けるだけ、いい感じでしょ!


そうそう肝心なたれ。

もも肉の量に対して、適当に倍の分量とかにしたらいいかなと。 写真はもも肉一枚分。

*白胡麻(大2) 酢(大)2 しょう油(大1) 砂糖(大1) 胡麻油(大1) 塩(小1/2)
 ネギと生姜のみじん切り(小1)
 量はお味をみながら我が家の好み風にアレンジしたらいいのだ。

 上記を混ぜ合わせ、盛り付けた上にかけるだけ。 この時はたれの中に少しお味噌(大1)を
 加えてみた。 濃くがあって美味しい。 取り皿に鳥や卵、胡瓜トマト・・
 これを混ぜ合わせて食べるのがベスト。

後の料理は、かぼちゃのミンチあんかけ(かぼちゃの煮具合、あんかけの味最高と夫のお褒めあり)
 牛肉とごぼうのきんぴら(適宜な美味しさで抜群だったそうで)

 なぜか全てにGoodな出来、きっと手伝った次女の気持ちがプラスなんだよね。

 
 そろそろ梅雨明けかな・・、暑そうだけれど今日も一日言い日でありますように・・。

* きっと三角関係とにらんでいる・ *

2005年07月15日 | 風景・お出かけ
朝、三階の部屋のブラインドを開ける。

視野に入るのは、明るくなり始めた空とそして三階建ての駐車場。 
それが建つまでは、ゴルフ練習場のネットが見えていて、そのネット方向に朝日が昇る、
その景色を見るのが大好きだった。
夜に四階の部屋の窓からは、ずっと遠くに通天閣のネオンも見えていたのに。

スレートの屋根(今話題の・・)の上を時々眺める。 ハトのドライブイン。
長い屋根には七、八羽はたいてい止まっている。 
中でもこの三人・・じゃなかったこの三羽、面白い。名札がついている訳ではないけれど、
たいていひっつきもっつきしているのはこの三羽と思う。 のような気がしている。

一羽が雄(名前一君)二羽が雌(二ちゃんと三ちゃん)・・のような気がする、多分そう。
二ちゃんと三ちゃんが一君を取りあっている。 一君が二人から離れると、私が先よと言わんばかりに
さっと飛ん行く。 一君の所に飛んで行く。 
時には一君が三ちゃんとくっついていると、二ちゃんが一君に意志表示。 クルルクルル・・。
羽を広げる(孔雀じゃないんだから・・) みんな同じ洋服じゃない。

また時には、まるで私は関係ないわ・・って三ちゃん、無関心を装って二ちゃんを安心させ、二ちゃんがひるんだ隙にさっと一君に詰め寄るの。 すごいわ。

私は、時々朝日に輝きながら明るくなる空に浮き立つ鳩のなりゆきを眺め笑いながら、穏やかな気分になって、
さぁ今日も一日いい日にしよう・・と密かに心の中で誓うのである。