日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 実は・・ *

2005年07月14日 | 雑感
五月の第二日曜日、つまり母の日娘たちから「カーネーションの鉢植えと、お茶碗と湯のみのセットが送られて来た。

その時夫は(なんであんただけやねん)って一瞬羨ましそうな顔が見えた。 お礼の電話の時、その事を話したら、笑いながら「心配せんでも、父の日お父さんにも色違いが届くようになっているから」とのことでほっと。 

お茶碗と湯飲みの糸底には名前が入っていた。 ネットだけれど色々考えるものである。 それなら使えるねと安心して、夫には内緒だったが揃うまで・・と、食器棚に飾っておいた。

六月の父の日に届いた。 「黄色のハイビスカスとお茶碗と湯飲みのセット」もちろん夫の名前入りで。 しばらくは揃えて飾っていたけれど、大安の日に初使いさせてもらった。

新しいものは気持ちがいい。 お揃いで可愛い梅の絵柄・・、まるで新婚さんみたい! 二人の食卓が一気に華やかになった。

それが・・、先日朝お茶碗を拭いていたときに手が滑って・・ガッチャン!! 朝なので大きく響いた。
わぁーどうしょう! えらいことです!

「はようメールし」「え?」「あいつにメールしいや」「なんで?」「縁起が悪いやろう、揃った茶碗が、それも名前の入ったやつが割れるって」「そう言う事・・」「出来るもんなら、もう一度作ってもろうたらええやん」「そうやね」

夫が縁起云々と言うのは意外。 せっかくの娘たちからのプレゼント・・そんな気持ちへの配慮からであろう。
嬉しく思った。 

私はまだ一ヶ月も経っていなかったし、ショックだった。 けれど私は物が割れた時には、「物が増えるんやわ・」と解釈するのだ。
そう教えてもらっていたから。 いわゆるプラス思考ってやつ。

夫に聞こえるか聞こえないように、片付けながら(物が増えるのよね・・きっといい事があるのよね・・)とぶつぶつ言っていた。


『友遠方より来る・・』ではないけれど、その出来事があって五日後、私の元へ東京に住まいする友人から届け物!

「益子に行って来て沢山買って来たのよ」と。 写真がそうである。 立派な陶器である。
私は名前は知っているけれど、我が家では益子焼はじめてであった。 大皿の二枚はお揃いだったが、もう一枚は明かに本人が焼かれたんだろうな・・と、味わい深い手ひねりの部分をいいなぁと眺めながら、そしてお皿に書かれたさり気ない絵柄を見ると嬉しくなった。 お料理きっと映える!

案の定、彼女が焼いたものであった。 釉薬がとても素朴な色合いで、土のやわらかさがとても素敵で・・。 いいのかな、こんなに沢山に・・。 彼女の気持ちがとても嬉しかった。
温かみのあるお皿・・見るたびに彼女の暖かさを、彼女の思いを感じることであろう。 

今日は来客で娘達も来たので、早速初使いさせて頂いてお披露目した。 
大きすぎず、小さ過ぎず、来客の好きな私お料理を盛るのにもう嬉しくて嬉しくて・・。

大切なせっかくの娘達からのプレゼントは割ってしまったけれど、間を置かずして友人より素敵な沢山の陶器。 もしかして・・割れたお茶わんのかけらの数?

プラス思考・・、大切よね。



 

* もうどれだけかしたら・・・ *

2005年07月11日 | 雑感
まだ梅雨も明けていないと言うのに、まだ暑い夏も来ていないと言うのに、
いつの間にかいっぱい緑色した葉をつけた銀杏並木をみていると、とても懐かしくなる。

色づく季節が遅かったけれど、色合いが少し寂しかったけれど、もうどれだけかしたら・・、
緑色が黄金の色に様変わりするのだ、私の一番いいと思う季節に。
ん?・・それよりも前には、きっときっと虎軍団のパレードが・・色づく秋を前にして・・。

な~んちゃって!
今朝は出勤の頃激しい雨が・・。 夫君に送ってもらう、みんなカッパ来て、あるいは背中やズボン
濡らしながら、傘さして自転車で走っているのを横目に・・申し訳ない、ごめんなさい。

って言う事で帰り、迎えに来てくれて一緒に夕食の買い物。 二人で献立決めるから有難い。
いつもは帰宅が、わずかに夫君と違うのでこそこそっとPCの前に座ったりするけれど、今日はお礼に
(当然やん!)いそいそと夕食の準備。 夫君は冷たいウーロン茶一杯で「うまいな~」と感動
(今日は集金日、お疲れさん)
「悪いですけど、包丁研いでもらえないかな~切れ味悪いし」「よっしゃ」(素直やなぁ・・えらい!)

夫君が裸で(もちろん上半身)何本もの包丁研いでくれている間、お魚炊いて、ひじき炊いて、しし唐焼いて、
絹揚げ豆腐焼きながら・・、こそっとアイスコーヒー飲んだ。(悪いやっちゃ!) 

昔は縦のものでも横にしなかった夫君、(そりゃぁ私は専業主婦やし、仕方ない)
今は、同じ時間働いている、だからか要求すればたいていは「ええよ」と言う、言ってくれる。
私は、全部が全部すぐには「ええよ」と言わなかったり「後で」とか言うのに。

一生懸命に包丁研ぎをしてる夫君を思いながら、私も心を込めて材料も丁寧に切る、いつもよりは。

たった、たったそれだけの事なのになぜか、小さな幸せ感じる瞬間。

あと何ヶ月かしたら金色に色づく御堂筋(まだまだやん!) それまでにはどんな日々が綴られるであろうか・・。 
そこで我歌を詠みて・・等と言ってみたいな・・と頭に描いて見た今日の私。                
                                           
                                                       「北御堂」にて

* 夫が来るのを待ちながら・・ *

2005年07月10日 | 花や木
先日、仕事が終わり夫が迎えに来てくれるのを待ちながら、会社の前の団地の花畑でカシャ!
と言っても金網の外にこぼれている様に咲く花たちである。
ウォーキングしている人が何人通ろうとも、団地の方がお水をまいていても声をかけて
デジカメで写真を撮る事が大分平気になって来た(と言うより厚かましくなったのだろうか)

私は、仕事が終わってほっとしていたんだけれど、この花に止まった「あぶ」の君は忙しそうなので
声もかけずに撮らせてもらったよ、お疲れさま~!