ナギ君ママ(ワンコ友&飲み友)に誘われて夕方近く日本橋人形町にある
「日本橋社会教育会館ホール」へ落語を聴きに出掛けました。
早目の夕食を人形町のお寿司屋さんで済ませ、会場へ向かいましたが、
めったに人形町には行きませんので地理的な事がわかりません。
お寿司屋さんで“おてがるマップ”とやらを頂いてそれを見ながら行きましたら
お寿司屋さんから目と鼻の先に会館がありました。
今日の出演は九代・林家 正蔵師匠と十一代・桂 文治師匠のお二人です。
ナギ君ママも私も先日の楽落らいぶで文治師匠の落語を聴いて
すっかり師匠のファンになりましたが、二人とも林家 正蔵師匠の落語を一度も
聴いたことが無いので今日の会を楽しみにしていました。
初めてお会いした正蔵師匠はとても頭が低くて気さくで思っていたより体型がスマートでした。
最初は正蔵師匠の落語でしたが、素人の私が感じたことは、古典落語をきちんと型通りに
噺している感じを受けましたが、「もう少し声が大きくて型破り的なところがあっては良いのでは?
育ちが良くて性格が真面目なの?とか、正直、チョット期待外れだわ」なんて、勝手に思いました。
師匠ゴメンナサイ!!きっと正統派の落語なのでしょうね。
ところが文治師匠は正蔵師匠 とは全て反対で、身体全体を使って大きな声での
ダイナミックな噺し方、特に顔の表情が独特で面白くて、観ている我々も全身で
1年分くらい大笑いしました。特に文治師匠の「幽霊の辻」は何度聴いても面白くて堪りません。
全く違う芸風のお二人の落語を2時間余り愉しみ、地元駅に着いた時は夜の10時近くになっていました。